さて これから長~い長いおはなし にお付き合いいただきますのでお時間のある時にどうぞ (注釈付きです)
ある夜 mimosaはショパンソナタ第2番1楽章という雄大なお山の写真集を見ているうちに(実際にはCDを聴いていた)
「私 どうしてもこの山に登ってみたいワ!」と思いつきました。小学校の時 遠足で登ったソナチネ山も 中学校の時登ったベートーヴェン悲愴山も 難無く楽勝で登れたので(←何言ってんだか!ふもとをチョッと歩いただけだろーが!1合目までも行ってないぞ~!)
「私が本気出して 一生けんめい登ったらきっと あの綺麗な頂上に行けるはずよきゃ~ワクワクする~」
次の朝目覚めると なんとパジャマにスリッパ姿のまま いきなり山を目指したのです。(←よーするに必要なテクニックゼロってこってす。正直、ソナチネもまともに弾けなかったような気がします)
この山は非常に嶮しく 熟練した登山家が完全な装備で(それ相当のテクニックを身に着けてからってことですね~)登るのが常識だなんて 全く考えもせずお気楽なmimosaさん 怖いもの知らずというのか ノーテンキというのかやる気満々ですよ・・・(呆
さて、このお山 ふもとからいきなり断崖絶壁!!なんですぅ 思い切ってパッと崖に飛びついたはいいけど ず~っとそのままの体勢 次の岩に手を伸ばすことも 次の石に足を引っ掛けることもできず・・・かと言って諦めて手を離して降りることもせず・・・
「キャ~っ何なの~?これは一体~??身動きがとれないじゃないよ~」と 必死で崖にへばり付いていました。
そんな姉の姿に呆れた のりまきが見るに見かねて魔女(センセ)のところへ連れて行ってくれました。 魔女はこんな無謀な冒険に 決していい顔はしませんでしたが 羅針盤と大まかな登山ルートの地図をくれました。 こうして 怖いもの知らず 掟破りの大冒険が始まりました~
亀さんの足どころかカタツムリの足(←足ってほどのものがあるんかい?)の歩みで ゆ~っくりゆ~っくり 登ってるのか下ってるのか自分でもわからんと思いながらもガンバリ続けます。
不屈の精神があるのか?はたまた単に思い込みが激しいだけ?なのか定かではありませんが諦めようとはしません それでも長~く断崖にへばり付いていた間に 少しずつ筋力が付いたのかやっと崖の上まで 何とかよじ登ることができました そこからがまた ひどいデコボコ道 足をとられて転んで何日も歩けなかったり(手を壊しそうになったコトあります)行き先がすっぽり霧に包まれ 自分の居るところがわからなくて心細くなったり それでもmimosaは根性と気合だけで旅を続けます 「せっかくここまで来たのに今さら引き返せないわ!」(←おいおい まだ何処にも来ちゃいないよ~ ず~っと同じ所にいるじゃん)
そんなmimosaが昨年4月に携帯をgetしました (自分のサイトを持ったことを意味します)これで 山登りの達人にメールしてアドバイスもらったり他の山に登山中の人達と交信できるようになりました
そんな時でしたね イタコン山に登山中のトミ子さんにお声をかけていただいたのも・・・アリスさん・・・まろーねさん、りかさんからメールいただいたり 私からSUZUさんマーシャさんに話しかけたり (突然 登場していただいた皆様ご勘弁をm(_ _)m)
単独登山で孤独だったmimosaは こうしてお友達と交信できるようになって 最近はすっかり足取りも軽~くなりました~
今 やっと辿り着いた山の中腹の景色を 動画で皆さんに見ていただこうと思っています
五合目くらいに来たかな?と思ったのは大早とちりで まだ4合目にも到達してないかも・・ なので大した眺めではありませんがご容赦を
全てご覧になるとお疲れでしょうから所々でも見ていただけると光栄です。
この曲は 右手より左手の方が倍くらい(私には)難しかったのでそちらに注目していただけると嬉しいです。いつかポリーニのように左手の音を一音一音くっきりと出して弾けるようになるのが目標です。
ショパン ソナタ第2番1楽章 by mimosa