ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

花の罪ほろぼし

2015年05月17日 22時54分00秒 | 花・自然
わたしは花が好きなので
ベランダで咲かせているけれど
毎朝水をやって花がらを摘む時
胸の奥が、チクリと痛む。

(2年前にもらったガーベラは今、満開)

種を作ってしまうと花が減るから
人は「花がら」と呼んで摘むけれど
花にとっては、大切な種のもと。
せっかく花を咲かせたあげくに
人の都合で摘まれてしまうなんて
花にはきっと、むごい仕打ち。

だからせめて、盛りが過ぎて
花の色が褪せ、寂しくなっても
植え替えせずに世話をするつもり。
最後の花が、咲き終えるまで。
それが冬から春にかけて
私の暮らしを彩ってくれた花への
せめてもの感謝と、罪ほろぼし。
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