わたしは花が好きなので
ベランダで咲かせているけれど
毎朝水をやって花がらを摘む時
胸の奥が、チクリと痛む。
種を作ってしまうと花が減るから
人は「花がら」と呼んで摘むけれど
花にとっては、大切な種のもと。
せっかく花を咲かせたあげくに
人の都合で摘まれてしまうなんて
花にはきっと、むごい仕打ち。
だからせめて、盛りが過ぎて
花の色が褪せ、寂しくなっても
植え替えせずに世話をするつもり。
最後の花が、咲き終えるまで。
それが冬から春にかけて
私の暮らしを彩ってくれた花への
せめてもの感謝と、罪ほろぼし。
ベランダで咲かせているけれど
毎朝水をやって花がらを摘む時
胸の奥が、チクリと痛む。
(2年前にもらったガーベラは今、満開)
種を作ってしまうと花が減るから
人は「花がら」と呼んで摘むけれど
花にとっては、大切な種のもと。
せっかく花を咲かせたあげくに
人の都合で摘まれてしまうなんて
花にはきっと、むごい仕打ち。
だからせめて、盛りが過ぎて
花の色が褪せ、寂しくなっても
植え替えせずに世話をするつもり。
最後の花が、咲き終えるまで。
それが冬から春にかけて
私の暮らしを彩ってくれた花への
せめてもの感謝と、罪ほろぼし。
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