ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

歌舞伎デビュー

2012年09月22日 22時25分00秒 | 趣味
この年にしてついに、歌舞伎デビュー。
玉三郎とかは好きでDVDも持っているし、
歌舞伎関係のドキュメンタリーなどは
結構観てきたから、そこそこ知識はあるものの
お値段と敷居の高さとで、今まで踏み切れず。

でもなぜかふと、急に行ってみたくなり、
ぎりぎりにネットで割安なチケットを入手し
六代目中村勘九郎襲名披露公演を観に
松竹座の九月大歌舞伎に行ってきました。



演目は「女暫」「雨乞狐」「雁のたより」。
出演するのは新中村勘九郎、七之助のほか、
坂東玉三郎や中村橋之助など豪華な顔ぶれ。
玉三郎は人間国宝に選ばれて最初の舞台で
休演中の勘三郎の代りに口上の口火を切る役も。

(番付(プログラム)のページから、新勘九郎)

お席は中央ブロック最前列だったため
役者さんたちの表情や衣装もすぐ目の前。
幕が開いたら、その舞台の華やかなこと。
色とりどりの贅を尽くした美しい衣装、
様式美にあふれた、美しい所作や舞の数々。

歌舞伎の十八番「暫」の女性バージョンの
玉三郎演じる巴御前は、凛々しくも優美。
ずらりと役者が並ぶ「口上」は圧巻だし、
勘九郎が一人で6役を演じる「雨乞狐」は
先代勘九郎もびっくりの見事な早代わり。
「雁のたより」は情緒豊かな上方狂言。
壱太郎演じる愛妾・司(つかさ)が美しくて。

それにアドリブで笑わせる場面もあって
初めてでも存分に楽しめました。
ミュージカルもコンサートもいいけれど
ついに歌舞伎にも、はまっちゃったかも。
幸い関西では年間何度も興行があるから
これは機会を作ってまた行きたいなあ。
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