ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

ちゃんと抱えて

2021年10月22日 20時06分00秒 | 生活
かつて5年日記をつけていたけど
年々怠けものになってしまって
今ではより書く欄の少ない
10年日記をつけています。
しかも毎日ではなく、時たま。

10月は特にページを開くのがつらい。
去年の今ごろのつらく苦しい日々が
嫌でも目に入ってきてしまうから。
思い出すたびにつらくなって、
つい日記を書く手が止まってしまう。
1年経っても私はまだまだ情けない。



情けないことは、ほかにもいっぱい。
若い頃は、50代、60代になったら
悩みや迷いなんかなくなって
肝っ玉母さんになるのかと思ってた。
でもいざその年齢になってみると
悩み、苦しみ、迷うことばかり。

若い頃は自分のことでいっぱいで
悩みや苦しみもそればかりだったけど
みいみや家族のことのように
今は自分だけじゃなくなったから
悩み苦しみはむしろ深くなったかも。
自分ではどうしようもないことで
胸を痛めたり、苦しんだりして。
体だって若い頃のようにはいかない。

それでもそれなりの成長はあるのかな。
若い頃には受け止めきれなかったことを
今はどうにか受け止められているから。
苦しみながら、もがきながらでも
こうして毎日生きているんだから。

60代、70代になったらなったで
またそれなりの苦しみはあるだろうけど
ちゃんと抱えながら生きられますように。
そして笑顔になっていられますように。
そのためには、今は今の苦しみと喜びを
ちゃんと抱えて生きなきゃね。
コメント
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