お気に召したまんま。

美術館をさまよい、映画に涙し笑い、音楽に震え。さだまさしさんのファン歴41年目。唯一得意な家事は料理だけ。

人はパンのみにて生くるにあらず…久々に心に栄養、アーティゾン美術館

2021-01-23 | お気に召した美術展
琳派と印象派、
雨の中ですが行ってきました。

入り口の検温で、
いつものことなんですけど
体温が低すぎておでこで検知されなくて
手首でもすぐに体温が測れなくて
別の意味で止められました…

館内はそれなりに人がいて
土曜日だけあって、
赤ちゃん連れや
小さなお子さん連れの
若い人も多かったです。

アーティゾン美術館は
作品との距離がとても近いんです。
ライティングも…
もうちょっとだけ明るいと、と思うけれど
日本画は色が飛んでしまうから仕方ないですね。

尾形光琳や酒井抱一の作品を
じっくりゆっくり観られて大満足しました。


後半は印象派の作品群。

これもまた足元に規制線もなく
予約制で人が少ないため
近くでじっくり、
離れて全体を、
存分に楽しめました。

今回特に良かったのがモネの睡蓮のうちコレ

夕暮れの池の水面が揺れそうな…



一方ピカソや



マティスや



カンディンスキーも観て

最後に大好物のモネに戻ります。
「黄昏ヴェネツィア」


この絵は何分その前にいても飽きない。


あんまり大きな美術館ではないのですが
とても充実しています。

ゆっくりじっくりしていたら
見切れない作品もありましたので
また予約して来たいと思います。

久しぶりに美術館でのんびりして
心が満たされました。

ここは銀座の真ん中で
隣に日本橋高島屋の灯りも賑やかです。
でもほんの少し離れた美術館の中は
とても静かです。