写真は国立西洋美術館で開催された美術展で
来場者が人気作品の顔部分に入って
記念写真を撮れるスポットです。
首を突っ込んでポーズを取っているのは
4年前の次男、10歳の頃…
そういう割と地味目の展覧会でも
この絵はクラーナハという画家の描いた、
ユディトという女性です。
旧約聖書に出てくるのですが、
街を救うために敵国の王の元に着飾って訪れ、
酔って油断して眠った王の首を切り落とした
その場面を描いています。
そういう割と地味目の展覧会でも
かつてはよく付き合ってくれて
帰りに2人でアイスクリームを食べたり
スパゲティを食べて帰ったりしたものです。
だんだんと「家で待ってるよ」が多くなり
中学生になってからは
年に1〜2度しか付き合ってくれません。
それも夕食に好きなものを食べてもいいとか
条件付きでのお供です。
女の子だったら違うんだろうな〜
一緒に美容院行ったり出来るんだろうな〜
無いものをねだっても仕方ありませんが
時々こんなふうに古い写真が出てくると
かわいらしかった頃を懐かしく思います。
それでも土日の買い物は
重いものを持ってくれるし
学校での出来事はだいたい話すし
コミュニケーションは取れている方なのかも。
「うちは何にも話してくれない」って
嘆く同級生のお母さんもいますからね…
(あまりにも会話がなくて学校のことが分からず
わたしにLINEしてくるのです)
今日はこれから調理実習で
「鮭のホイル焼き」を作りますが
手出し口出しをしすぎないよう
いい機会だと思って会話をしてみようと思います。