死に行く日々を生きるのは
どうなんだろう・・・
生きる先に死がある。
それはみんな平等だけど
死ぬ日を私達は知らない。
癌の末期で、あと数日後に必ず死ぬのを知って
生きる日々を私は予想だに出来ない。
もともと痩せて42キロ位しかなかった
彼女は今34キロになったと言う。
・・・・・
私はいま彼女に会う事は出来ない。
14歳からの多感な時期を彼女と一緒に
生きた仲良しさんだった。
私の母親が入院し、その病名は肺結核と
知らされていた。
疑問に思っていて父親の日記を盗み見る
事にした。(父親は長年日記を付けていた)
その時横に居たのは彼女。
母親の葬儀の時も・・・
彼女が結婚して幼い子供を連れて家を
出た時・・・探したのは私。
苦しい時、悲しい時
必ずお互いが側にいた。
それが・・・「友達」なのかもしれない。
楽しい時や嬉しい時には必要なかったのかも
知れない。
よく泊りがけで勉強をしたね。
モルヒネを使ってる様だから
痛みは無いよね・・・
死の恐怖もぼやけてる?
どうか安らかな時であります様に
みな・・・いずれ逝くよ。