我が家から１キロは農道が続く。
その外れに団地が広がる。
農道手前を出た所で
白い柴犬の様な犬が車の前に現れた。
これで・・・・
２回目だ。
一回目は首輪を確認したので
また近所の犬が離れたのだろうにと
思った。
（この近所はまだ昔の飼い方をしている人が
いて時間になると放し飼いにする）
しかし・・・
その瘦せ方に目を疑った。
走り去る後ろ姿は・・・・
骨に皮が付いているだけ。
私は今までこんな痩せた犬を見た事が無い！
あれから何日目だろう・・・・
昨日又その犬が走って来た。
「これはおかしい」
さすがの私もそう感じた。
様々な思いが頭を巡る。
そんな時、私を邪魔した事がある。
動物の保護活動をしている方から
言われた言葉。
「保護したい動物に会った時に貴女が
どれだけ責任を持って関われるか？」
丸投げしたら困るとの事で
「じゃ、ヨレヨレの老犬が捨てられていて
責任持てんと思ったら見て見ぬふりをするの？」
と聞いた私に彼女は首を縦に振った。
それ以後私は関わるのを止めた。
未だにその事が頭を巡る。
もし・・・
その犬が何らかの状況で捨てられていたら
今の私にはどうする能力も持たない。
・・・・・
そんな事どうでもいい。
状況を確かめなきゃ始まらない。
その骨皮犬の事調べなきゃ・・・
と
逃げ込んだ辺りを探したが見つからない。
一晩中あの子の姿が頭から離れない。
今日も探しに行こう。
首輪を付けたまま車で捨てられたのかも
知れない・・・・
近所には
数件犬を飼っている家もあり野良猫に
餌をあげている家もある。
その家人の目につかないはずは無いのだけど。
・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日は栗を頂いた。
まずは・・・
栗ご飯。
美味しかった。