mimi-fuku通信

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『NHK総合:矢沢永吉63歳のメッセージ』:矢沢語録(名言)を読み解く。

2012-12-20 23:55:55 | J-POP

『矢沢永吉・63歳のメッセージ』
~NHK総合:2012年12月22日(土)午後16:00〜16:59 (再放送)

以前にもブログで記事にした『矢沢永吉:63歳のメッセージ』。
前回は有働由美子アナウンサーと番組編成をテーマに置いた。
今回のテーマは再放送される番組内で語られた矢沢語録。
強く心に響くメッセージも矢沢永吉さん独特の言い回しは感覚的。
私なりに番組をナビゲートする意味で矢沢語録を読み解いてみたい。
*余談だが2012年年末の紅白歌合戦に
“特別出演歌手”として出場。
2009年のサプライズ・ゲスト以来3年ぶりの紅白は嬉しいニュースだ。

*****

風呂敷広げてみろよ。
畳まなきゃなんねえぞ。
畳まなかったら言われるぞ。
袋叩き、袋にされるぞ。
“あいつは口ばっかりだ”って。
袋にされたくないから皆が風呂敷広げない。
風呂敷広がないから安全圏に居れるよね。
それじゃ物事が前に進まない。
☆矢沢永吉

“大風呂敷を広げる”
1980年に放送された『若い広場』。
モハメド・アリを例に挙げて有言実行。
大風呂敷=大法螺(出来そうにない夢・目標)。
無謀な挑戦を言葉にすることで到達目標。
つまり、
やりたいことは言葉に出せよ。
言葉に出した以上は実行しなきゃいけないぞ。
実行しなかったら他人からボロクソに言われるぞ。
“あいつは口ばっかりだ”って。
ボロクソに言われるのが怖いから誰も言葉にしない。
言葉にしないから他人に文句を言われることもない(安全圏)。
それじゃ物事(自分がやりたいこと)が前に進まない。


仕事って同じことの繰り返しだよ。
そう自分に言い聞かせながら戦ってきた。
繰り返しの中で工夫・改良を心がけた。
“それでも(毎日が)同じことばっかり”
と自分に問いかけながらも今年もイイ感じだった。
そんな感じで40年がアッと言う間に過ぎたよ。
☆矢沢永吉

レコード作って、プロモして、ステージに立って。
毎年、毎年、同じサイクル通りに時は運ぶ。

“それが自分が選んだ仕事だから(=覚悟)”
と自分に言い聞かせながら。
仕事では色々な変化をつけたり新しいものを取り入れたり、
アメリカやイギリスでのレコーディングや、
ライブ・ハウス、ジャズ・クラブ、東京ドームやスタジアム。
“それでも毎日は同じこと(=歌手としての行動範囲)ばかり”
と自分に問いかけながら40年以上の月日が経ってしまった。
“今年はどうだった?”と自分に問うと“イイ感じだったんじゃない?”
そんな感じ(工夫や改良=変化・進化)でアッという間に過ぎましたよ。

俺はロックで上にいって絶対金持ちになってやる。
そう言った時の業界の反発は物凄かった。
(業界が)反発すればするほど俺は腹が立った。
言ってやりましたよ。
「お前ら裏でどんだけ金かすめてんだコラッ!
そのかすめた金はお前らの金じゃないんだ。
俺たちアーティストの利権なんだ」。
ってことをさんざん言ってきた。
☆矢沢永吉

著書:『成りあがり』の中でも強く印象に残る矢沢流の言い回し。
成りあがりではピンクレディを例に出して業界に疑問を投げかけた。
*近年ではAKBと秋元商法について同様の疑問が同例として浮かぶ。


またキャロル時代の契約問題と不履行による違約金の話。

「ロックで絶対金持ちになってやる(=大風呂敷)」。
自分が言ったことに対して自分の力で“落とし前(=責任)”をつける。
当時のロック歌手の生活は女性に養って貰いながら夢を追いかける。
ロックンローラーが金儲けを言うことには否定的な時代でもあった。
なによりも芸能界(=ショービジネス)はプロモーション。
テレビやラジオ(宣伝媒体)も大手芸能プロが牛耳り、
組織(芸能プロ)に属さない個人が成功できない仕組み。
*指摘できる投資としての“売り込みと回収”に組織の論理も理解。
投資した商品(芸能人)が必ずしも売れるわけではないリスクも考慮。


その中で、
1970年代後半にはテレビに出ない歌手たちが次々と表舞台に登場。

1980年前後のTBS:ザ・ベストテン全盛期に出演しない大物歌手。
視聴者(多くの若者)は直感的に組織に属さない歌手たちに注目し憧れ始める。
その多くはライブ(=ファンとの直接的交流)を主体とした本物のパフォーマンス。
ザ・ベストテンは組織と組織の対立や組織に属さない個の存在を明らかにした。
*全盛期を誇った年末のレコード大賞の権威も1980年代中頃には凋落。
大賞を巡る組織(派閥)の論理が浮き彫りにされ本物達は授賞に背を向けた。

矢沢さんが中小・零細企業経営者の星と言われる所以は組織に属さない言動。

本物のステージ(生き方)を見せればファンは黙ってもついてきてくれる。
YAZAWAとファンとの契約は“仕事って同じことの繰り返しだよ”に通じる。
支えてくれるファンの期待と応えるべき自分の仕事(基本的にライブ活動)。
その意志を表す言葉が前出の、
「仕事って同じことの繰り返しだよ。そう自分に言い聞かせながら戦ってきた。
繰り返しの中で工夫・改良を心がけた。“それでも(毎日が)同じことばっかり”
に通じる。

上がりたいの気持ちだけじゃあがれない。
だったら仕組みはどうなっているのか?
権利関係はどうなっているのか?
もッと勉強しようと思った。
☆矢沢永吉

「成りあがり」で語られる矢沢少年(高校1年生)の愛読書は、
“デール・カーネギーの『人を動かす』(著名な啓発書)”

将来は板金会社の社長になることを夢見た矢沢少年。
祖母と二人で暮らした貧乏だった子供時代。
両親がいないことで将来は自分の力だけで食う現実(覚悟)。
お金のためには大人との交流があるバイト・バイトの毎日。
矢沢永吉さんの商才は少年時代の経験と悔しさ(屈辱感)。
色々な仕事を経験することで知る社会の仕組みとお金。
*大工になる、音楽家になる、レーサーになる、
野球の選手になる、プロレスラー、ボクシング…。
これは今の文部省のカリキュラムでは、
教えてくれない科目なんだ。
☆矢沢永吉(成りあがりから引用)

学問としての仕組みと世の中のからくり。
果たして青年なった矢沢永吉さんは、
日本では喰えないロックの世界に疑問を持った。
海の向こうでビートルズは大金持ちになっている。
日本では何かが違う。
疑問を持てば自分で調べる。
矢沢永吉さんがE.YAZAWAになる道程と苦い生活。
この話は長くなるので止めよう。

*****

<35億円の詐欺事件>
名前があるゆえにマスコミも世間もおちょくる。
俺は被害者なのに何故俺が馬鹿にされるの?
ザマ~ミロ的な発言に(内心は)ムカムカする。
ならばどうする?
“金を返せばイイ”
頑張って35億円返せばいいんだよ。
そうしたムカついた気持ちが、
エネルギーのもとになる。
☆矢沢永吉

矢沢永吉さんのオーストラリア詐欺事件。
この事件については著書「アー・ユー・ハッピー?」が詳しい。
キャロルの契約、マネージャーの搾取、そしてオーストラリア。
ビジネスにおいて最悪事態を想定しての契約条項の確認。
矢沢商店のトップとしての慎重さと事業担保の有無。
騙されるという事実は矢沢さんに全く落ち度がないわけでもないだろう。
しかし、
矢沢さんの発言は裏切られた傷心(愚痴)に向かずマスコミに向けられた。

矢沢さんとマスコミについて一番印象的な事件が山中湖事件。
写真集「19490914」の中の一文は心が痛む。
「雑誌社が“矢沢永吉の豪邸発見”と記事にした途端(便乗報道)に、
毎日毎夜を通して車(暴走族)が20台、30台と我家にやってきて、
夜中の1時、2時でもクラクション鳴らして大きな声で永ちゃんコール。
子供は怯えて女房(当時の)はノイローゼで入院一歩手前。
俺たちは我家を捨てて逃げるようにアパートで暮らした。
無人になったアパートにもファンは押し寄せ落書きや無法侵入。
俺が建てた初めての城は間もなく取り壊すしか手がなかった。
(そんなことがあっても)マスコミは何の責任も取らないんだ。
俺はあの事件以来マスコミと敵対するようになった」。

YAZAWAと言う名前があるが故にマスコミも世間も俺をおちゃくる。
矢沢さん自身は“有名税”と言う言葉で自分の立場を慰める。
しかし“どうしても許せないこと”がある時に矢沢さんは、
怒りの矛先を仕事に向けることができる性質を持っているようだ。
女房に“なんでいつも怒っているの”と聞かれ、
“そうしなければ生きて来れなかった”
と答える20代の矢沢さんの青春時代。

悔しい思いをして学んで。

次のステップで“へま”をして、
また悔しい思いをしてまた学んで。
その繰り返しですよ。
カッコ悪い矢沢もいっぱいある。
でも、
カッコ悪いって背中合わせなんだよ。
カッコ悪い様(ざま)の自分って、
次に抜け出るための背中合わせ。
逆に、
カッコ悪い部分を見せなかったり、
カッコ悪い部分を伏せたりすること。
その方が危ないと思うよ。
☆矢沢永吉

矢沢さんが抱く悔しさは直接的な屈辱もあれば、
知識があるばっかりに“悩む”悔しさもあるのだろう。
ピンクレディの例に挙げられる知らなければ嬉しい事。
契約にせよ法律にせよ既得権が蔓延る組織の論理。
一匹狼を決め込んだ矢沢永吉のハングリーこそエネルギー。
ポッと出る言葉の中に秘められた過去の生い立ちや挑戦。
“悔しい思いをして学ぶ”

昭和の時代の美徳も平成に入り、
楽しいばかりが人生(バブル)さ。

「カッコ悪い部分を見せなかったり、

カッコ悪い部分を伏せたりすること。
その方が危ないと思うよ」。
この言葉は総てのエリート意識に通ずる金言。
*自分は間違ってないと自己を正当化する危険な兆候。

矢沢ファンは“どうしようもない矢沢”に安心感をも覚える。
落ちこぼれ達のヒーローは“逃げずに落とし前”をつける。
そうして35億円もの大金を全額返済した。
ふと思うことは1000兆の借金を恥じることなく更なる…。
*これはテーマとは反する(笑)。

トレンディが流行った時代。
矢沢みたいにムキになるのはダサいと言われた。
ガツガツしないのがお洒落な時代だよ。
でも、
モード(流行)ってのは回ってるのね。
回りまわって“矢沢も居る”よね。
40年もやってると見えるのね。
☆矢沢永吉

この言葉の捉え方は難しい。
モードは回る? or 時代のニーズ?
昔、流行ったミニスカートが再び流行。
昔、流行った歌がリバイバルヒット。
一見するとそう聞こえる発言に感じる。
ただ矢沢永吉さんとリバイバル。
その意味付けは不当なように思う。

少し難しい話になるが音楽と流行。
1960年代の日本はロカビリーからGSへの流行。
GS(グループサウンズ)の流行は短くフォークへと移行。
私はこの時代をリアルタイムに体験していないので断言できないが、
SP時代のアメリカの匂いを運んできたロカビリー・ブーム。
ビートルズ、モンキーズ等のアイドル人気時代と遅れてやってきたGSブーム。
アイドルを捨てたビートルズや詩人:ディランの活動とベトナム戦争への突入。
短いGSブームは去り反戦や安保と絡み激動の1968年(世界が混乱)。
若者達は音楽に強いメッセージ色を求めた反戦フォークと学生運動。
時代は1970年代に入りユーミンに代表されるニューサウンド。
そんな時代(1972年)にキャロルは衝撃のデビューを果たした。

ふと思うのは2008年9月15日のリーマンショック。
矢沢永吉さん59歳の誕生日の翌日の出来事だ。
世界が混沌とする時代に突入するのと平行するように2009年。
1年間の充電期間を終えた矢沢さんの活動は激しさを取り戻した。
“モードとは人々の心に宿るものと同化する”
音楽の流行を見渡せばバブル時代の華やかさとソビエト連邦
の崩壊。
民主主義先進国は米ソの冷戦からの開放と新しい波への希望。
しかしリーマンショック以後はどうだろうか?
新しい勢力としての新興国の台頭と中国による諸外国への圧力。

暴走族のカリスマだったキャロルと荒れる学校の象徴としての尾崎豊。
人は時代々々の中で自分たちの代弁者を探すことで安心感を求める。
「トレンディが流行った時代。
矢沢みたいにムキになるのはダサいと言われた」。
“晴天の時代と暗雲の時代”
音楽は時代を映す鏡だと感じる事例(ディスコブーム等)は多くみられ、
矢沢さんが言葉にするモードは流行ではなく時代ではないかと感じる。
*勿論ジャニーズ×AKB×韓流に群がる若者達の心の動き。
アイコン(象徴)×アイドル(偶像)に求める人々の心の動き。
年代や性別によって求めるモノは様々なのだが…。


*****

1等賞を決めない運動会とか。
僕には理解できないし意味が分からない。
そうしたい人はその人の考えで、
僕はその間に黙って上に行きますよ。
☆矢沢永吉

1等賞を決めない運動会とか皆が主役の学芸会とか。
競争心こそが差別の根源だとする一部の人達の考えと現代教育。
矢沢永吉さんをE.YAZAWAにした原動力こそ過剰な競争心。
“悔しい思いをして学ぶ”
とは相反する悔しさを封じ込めた現代の風潮と世間の考え。
長屋の空気、長屋の酸素!
俺には何もかもが耐えられなく、
意味もなく(自分も含め)怒っていた。
「銭じゃ買えないものがあります」。
ふざけるな!この野郎。
お前にそう言える背景があったのか?
だいたい中流家庭に育った御坊ちゃま。
俺には奴らのやってることは堪んないよ。
☆矢沢永吉(成りあがりから引用編集)
時代や家庭環境の中の貧困と少年の悔しさ。
恐らく矢沢少年が感じていた社会差別と敵対心。
“いつかお前らを土下座させてやる”
そのハングリーこそが矢沢永吉をE.YAZAWAにした。
<1等賞を決めない運動会とか皆が主役の学芸会>
上に行きたいと言う人間の本性を幼児期から封じ込める教育。
時代は新たな格差社会が生まれようとする21世紀の世界の潮流。
“いつか必ず見返してやる”
子供だけでなく大人も同様な心理を持つ者は確実に増えている。
矢沢さんの語る、
モード(流行)ってのは回ってるのね、回りまわって“矢沢も居る”よね。
に秘められる“いつか必ず見返してやる”の心の動き。
キャロルを支持した若者の多くは“どうしようもない怒り”を暴走に求めた。
そして矢沢永吉と出会い“自分達でもできること”を本気で捜し懸命に生きてきた。
組織に属さず中小・零細企業の星(スター)と言われる所以は、
彼ら(不良と呼ばれながらも起業したファン)の生き方にも通じるのだろう。
差別を作らないために競争心を植え付けない教育制度が本当に正しいのか?
“悔しさをバネに!”
の観点から競争心とは何だろうと考えてみることも必要に思う。


2回めに来た時はポルシェに乗ってきました。
☆矢沢永吉

今回の番組中のハイライトとも言える野毛山公園での一言。
広島から歌手になることを夢見て片道切符で東京行。
途中下車した横浜の地で独り暮らしを始めた時の思い出。
野毛山の展望台に上り、
「寒いなぁ、怖いなぁ、俺、この先どうなっちゃうんだろう?」
との不安にかられたMCの場を有働アナウンサーと再訪。
とぼとぼと歩いて行った野毛山に2度目に来たときはポルシェに乗って。
その山から街並を見下ろしながら“おセンチ”になった当時の心境。
「俺、この先どうなっちゃんだろう?」
の不安は、
行方不明者にならずにE.YAZAWAとしての実績と証明。

矢沢さんが言葉にする高級車の数々。
キャディラック、ベンツ、ロールスロイス、ポルシェ。
当時の社会では自動車は階級を表すステータスでもあった。
ベンツに乗るのはお医者さんかヤクザ屋さん。
土建業者の社長の車は決まってクラウンかセドリック。
庶民の手にはカローラが手に入ることの喜び。

1960年以前に生まれた男性の感覚は車=ステータス。
矢沢さんが言葉にする“ポルシェ”の響きは成功の証なのだろう。
1等賞を決めない運動会では誰も皆がカローラで満足しろの感覚。
いつも1等賞を目指して戦い抜いた矢沢永吉さんの発言。
「僕はその間に黙って上に行きますよ」。
それは少しでも上の生活(高級)を目指す努力に繋がるのだろう。
*必ずしもステータスだけでなくメカニックへの憧れも指摘できる。

*****

やりたいことをやり続けるには、
基礎体力をキープすることが必要だよね。

☆矢沢永吉
病気と上手く付き合う。
☆矢沢永吉

1975年7月10日に発行されたキャロル『暴力青春』。
何年振りかで読み返し“YAZAWAのルーツ”とも言える文書を見つけた。
自分の芸に自信があればそれ相応の金(かね)を客から貰うのは当たり前だ。
それが本当の芸人と客との関係だと俺は思っている。
いくら自画自賛しても客がそれを喜ばなければ金は手に入らないよ。
プロと言うのは少なくとも客が払った入場料の分だけは必ず満足させる奴のことだ。
(中略)
横浜で下積みのバンド生活をしていた頃から俺はずっとプロ根性だけは持ってたつもりだ。
だから、
メンバーが少しでもステージでトチるとそいつをブッ飛ばしていたからな。
客が見ていようが、そんなことおかまいなしにだ。
それだけ自分の仕事に真剣でプライドを持っていた。
それはキャロルも同じだ。

矢沢さんが言いたいことは客が喜ぶクオリティの担保。
クオリティを保つために重要なことは健康と体力。
コンサートが近付くにつれて走り込みや筋トレをする姿。
映画『YAZAWA ROCK』の中では厳しいトレーニングが映し出された。
私の記憶が正しければタバコは40歳前後で止めているはずだ。
コンサート中は風邪をひいている者は自分に近づけない。
徹底した健康管理の理由はクオリティ(品質=客の満足)の堅持。
それはミック・ジャガーもマドンナ同じことでストイックな姿勢は超一流の証明(あかし)。
63歳になって尚も走り続ける矢沢さんの姿勢を真似することは常人には困難。
それこそが矢沢永吉がE.YAZAWAたる所以なのだろう。
*激しい文面は自分にも他人にも厳しく攻撃的な資質が垣間見える。

なんで俺は矢沢なんだ。

☆矢沢永吉

矢沢さんの有名な言葉に、
“俺(矢沢)はイイけどYAZAWAはどうかな?”
エルヴィス・プレスリーでさえも、
「みんながイメージするボクと本当の僕はちがうんだよ」。
著名人・有名人が必ず迷い込む迷路=虚像と実像。
素の矢沢永吉がE.YAZAWAを保つ辛さ、苦しさ。
*みんながイメージするボクを僕は目指してるんだ(=覚悟)。

“金もできたし歳だし逃げ出してもイイじゃない”
でも、
“逃げ出してしまったら生きていけないんだろうね”
63歳のメッセージで語られたやり続けることの真実。

☆なんで俺はYAZAWAなんだ。
♪きつい旅だぜ、お前に分かるかい?



<ブログ内の関連記事>

『NHK総合:矢沢永吉×有働由美子』番組の印象。
http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20121002

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1 コメント

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Unknown (トニー)
2019-08-29 15:17:58
なんか矢沢ってダサいよ♫
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