BGMは、
キース・ジャレットの“ザ・メロディ・アット・ナイト,ウィズ・ユー”
美しいメロディを聴いていると何気に秋の気分。
部屋を一歩外にでるとム~ッとした熱気に襲われるが、
心地よいエアコンの冷気に暑さを忘れる。
こんな静かな夜はシットリ気分でバラードでもと先程まで、
フランクの“バイオリン・ソナタ:イ長調”
を鑑賞しながら友人のブログを確認したりコメントを入れたり、
メールを確認したり返信したり。
中学時代の同窓会が終わり2週間あまり経過するのに余韻が残る。
集合写真の「この人誰?」は携帯版ホームページで名簿を公開。
個人情報保護のため苗字だけの公開だがみんな分かるよね。
便利な時代だと思う。
同窓会の集合写真はメールで送信したりカラー・コピーしたりして、
来ていなかった(来れなかった)同窓生の手に渡っているらしい。
そんな中。
先日話題にした横浜に住む同窓生(女性)に友人を介して写真を送ろうとしたら、
「首都圏の高校では本人の許可のない写真を勝手に転送してはいけないと、
学校側から強く指導されているので親の立場として受け取る事はできません。」
との返事。
さらにメールのやり取りの中で、
「仮に法律上は個人使用で差障りがないとしても“それはマナーの問題”。
子供に“してはいけない”と言いいながら自分がするわけにはいかない。」
彼女らしい言葉だった。
“法律は許されても、それはモラルの問題”
民主党の代表選に出馬を表明した、
著名代議士に贈る言葉として、
これほど適した言葉はないだろう。
僅か3ヶ月前に幹事長職を辞した責任。
参院選での民主党敗北の原因となった張本人が、
再び政治の表舞台に立とうとしている。
それは、
政治の世界では何の問題もない事なのだろう。
しかし、
庶民感情としての“モラルの問題”が置き去りにされている。
不起訴になった事件よりも私が重要視するのは数億円にも上るタンス預金。
これは本人自らの口から出た言葉(自宅に保管)なので言い訳はできない。
“タンス預金”は法律上は違法ではない。
ただし流動すべき通貨を個人の住宅に保管する事は、
指導的立場にある人間としてのマナーの問題。
保管された資産(現金)が約5億円であるのか?それ以上であったのか?
タンス預金はブラック・ボックスのようなもので本人の自己申告が本当か嘘か?
さらに、
法的義務としての国会議員の資産公開。
金銭に関連する法律上の時効期間は約5年間。
タンス預金の事実が10年以上前の話としても、
著名代議士は法律に基いた資産公開を行っていたのか?
それに、
現段階でのタンス預金(不明資産)が全くないと証明できるのか?
“法律は許されても、それはモラルの問題”
法的にはクリアしても多くの疑惑がもたれる著名代議士周辺。
(民主党代表選挙)立候補される事には何の問題もない。
ただし、
著名代議士の周りの空気の澱みは否定しがたく、
推薦する方々はそれなりの覚悟を持って推薦して欲しい。
2009年8月の自民党の大敗北。
総選挙から約1年。
それ以上の“国民の反発を覚悟”の上で、
勝負に出て御輿を担いだ議員群。
何か尋常でない不思議なモノを見ている感覚に襲われる。
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