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mimi-fuku通信

このブログを通して読み手の皆様のmimiにfukuが届けられることを願っています。

今週(2010年5月第3週)の四方山話。

2010-05-16 21:40:00 | 日記・雑記・独り言


 今週も色々と忙しく。
 10日(月曜日)には仕事で東京。
 何を思いついたかお昼頃に30分だけ原宿駅で下車。
 丹下健三さんが設計した代々木の国立競技場の周りをお散歩。
 代々木と言っても下車する駅は原宿か明治神宮前。
 明治神宮の正門から渋谷方向に立地する、
 代々木国立競技場には2つの体育館があって、
 第一競技場は東京オリンピックの競泳会場として建設され、
 第二競技場は同バスケット会場として使用されました。
 戦後日本を代表する建築物で永久保存が望まれます。
 空を見上げると飛行船が…。
 名探偵コナンの劇場版の宣伝。
 記念に写真をパチリ。
 10日の仕事は意外と順調で話し込む時間も長くなり、
 ホテルの到着が夜8時30分。
 そのまま隣接するレストランで軽く食事を取りバタン・キュー。

 11日もお昼頃の空き時間を利用して、
 東京国立博物館:『細川家の名宝展』を鑑賞。
 駆け足での鑑賞でしたが特別展としては館内は空いていて、
 色々な発見や考えさせられることが多く楽しい展示でした。
 ~秋には京都、来年の新春には福岡の国立博物館で開催。
   お薦め『菱田春草の名作:落葉』は5月18日からの展示(東京)。

 常設展会場で東博の建造物について館内の方に色々と、
 建築に関する面白い話を矢継ぎ早に教えていただいき興味津々。
 滞在時間は予定を越えて1時間30分。
 お昼は御徒町で例の如くの“立食い蕎麦”は5分で完了(笑)。

 夜8時頃に帰宅してお風呂に入った後にいつもの居酒屋へ直行。
 マスター(店主)が先週の土曜日に“急なめまい”が襲い病院へと独白。
 症状は身体を横にすると目がクルクル回り激しい吐き気!
 メニエール?って聞くと、
 良性発作性頭位めまい症 (BPPV)と言う症状だそうです。
 結果は先週の土曜日の1日だけ休んで薬で治まったみたい。
 経験のない状態(症状)に重病を予感したとのこと。
 結果的には大事に至らず一安心。
 居酒屋での会話は働く者の清涼剤。
 まだまだ働いて貰わねば…。

 12日~14日は通常勤務。

 14日の夜には同窓会の打ち合わせ
 現在テレビ朝日では、
 <同窓会~ラブ・アゲイン症候群>
 と言うドラマを放送しているらしく話題に。
 「あんなシチュエーションないよね。」と笑いながらも、
 楽しそうに話す想像力豊かな女性は流石です。
 会合が済んだ後。
 気の合う男4人でスナック・バーへ
 海外から日本に永住した女性と自動車の国際免許の話。
 結婚前は1年に一度自国に帰って更新(有効期間1年)したけど、
 結婚してこちらで日本の自動車免許を取得。
 話題の中で興味を持ったのがペーパーテストで英語を選択できるそうで、
 英語問題と日本語問題が併せて書いてあるらしいのです。
 でも、
 「英語の問題の文法に不可解な点があるらしく迷った。」
 って。
 日本に暮らす英語圏の方は言語の選択ができるとして、
 国内人口が増えている中国系とか朝鮮系の人はどうなんだろう?
 と素朴な疑問。
 さらに、
 日本で問題になっているインドネシアから受け入れている(来て貰っている)、
 看護師、介護福祉士達が日本語での国家試験をパスできないことで、
 3年間で帰国させられるとの無情のニュースも頭を過ぎります。
 言語による差別も英語圏優遇の国策が取られているのかな?
 と感じる話題に真実はどうなのか?
 ~ご回答やご意見があれば嬉しいです。

 昨日(15日)は見事な快晴。
 新緑の若葉が眩しくウキウキ気分で福井県勝山市~白峰村方面へドライブ。
 毎年GWに恒例のコースですが今年は寒さが残り昨日に。
 白峰村ではまだ八重桜が満開で町の風景としての薇(ぜんまい)干し。
 山村部の生活を感じます。
 白峰温泉(石川県白山市)に浸かり“輝く白山の山頂”の雪景を観てご満悦。
 2時過ぎに一度家に帰り家人を降ろしてから、
 柴潟(石川県加賀市片山津温泉)付近へ白山の眺望を散策。
 午前ほどの絶景とは言えないものの“まずまずの景観”でした。
 例によってポッケにカメラを持って何枚も撮影。
 ~紹介できるかな?

 16日も好天が続き午前は
 白山市吉野~鶴来~松任へと白山市内をドライブ。
 吉岡園地の藤棚が5月も中旬なのに疎らながら見頃の箇所も多く、
 何よりも、
 黄門橋から見下ろす手取渓谷の満開の藤が素敵でした。
 ~近々に紹介したいと思ってます。

 午後は母親の叔父さんのお見舞い。
 思ったよりも元気で一安心。
 今週も大きな不安のない心地のよい1週間でした。

 余談ですが明日(17日)深夜にBSハイビジョンで放送される、
 歌劇『連隊の娘』
 受信できる方は録画を忘れないでくださいね。
 誰もが楽しめる楽しい演出のオペラになっています。

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2010年4月25日:晴れ晴れとした日曜日のお出かけ。

2010-04-25 22:43:00 | 日記・雑記・独り言


 2010年4月25日(晴天)。
 午前は先週に続き鶴来(石川県白山市)の、
 “石川県林業試験場樹木公園”にお出かけ。
 目的は“鬱金の桜”を見に行くため(見頃でした)。
  http://www.pref.ishikawa.jp/ringyo/sakura/data/ukon.htm

 月曜日(19日)の造幣局での桜見物では“鬱金の桜”は終わり間近。
 白っぽい黄緑色の桜花は貴重品種として人気の高い桜です。

 林業試験場では先週の“染井吉野”の散り初めから今日は既に葉桜。
 でも林業試験場は今の時期がお楽しみ。
 試験場の発表では130種類の品種の桜を植木。
 今年は寒かった影響もあって5月10日頃まで桜を楽しめそうです。
 ~ただし樹木が若く疎らなので愛好者(マニア)向き。

 月曜日(19日)の造幣局での桜見物では“鬱金の桜”は終わり間近。
 白っぽい黄緑色の桜花は貴重品種として人気の高い桜です。

 で今日は大阪の造幣局でも見ることのできない、
 “山桜”“火打谷菊桜”“御車返し”が見事な花を咲かせていました。
 また造幣局でも御馴染の、
 “閑山”“松月”“楊貴妃”も存在感を示していました。
 写真も20枚枚程撮ってきましたが別の機会に?

 山間部の鶴来~海沿いの北陸自動車道:美川ICに向かい高速道路にのって、
 徳光PA(海を見ながらの男性手洗いがユーモラス)で簡単なお食事。
  http://www.c-exis.co.jp/sapa/detail_4/062430616.html

 金沢東ICで下りて能登海浜道(有料道路)へ。
 定番の千里浜をドライブして一路七尾市内へ。
 市内店で能登を代表する銘菓“竹内のみそまんじゅう”を購入。
 http://misoman.com/
 ~甘苦い感じは他では味わえない美味。

 小丸山公園のほぼ葉桜の桜並木を横目に市内を車でブラブラしていたら、
 青柏祭(せいはくさい)の“でか山”の準備を見かけました。
 5月3日~5日に開催されます(私はいったことがありませんが…)。
  http://www3.city.nanao.lg.jp/event-topics/svTopiDtl.aspx?servno=2029

 そして七尾を足早に過ぎ去り今日のお目当ての、
 “能登立山シーサイドライン”
  http://www.nt-seaside.net/

 運が良ければ“海の上に浮かぶ立山連峰”が満喫できる最高のドライブコース。
 コツとしては立山に残雪が残る4月中旬~5月が狙い目?
 10月では雪が少ないし、
 11月中旬~3月中旬は北陸では晴れる日が少なく、
 春先は晴れていても花粉や黄砂で視界が塞がれる可能性も…。
 でも、
 地元の人の話では空気の澄んだ真冬の立山は眼前に迫るとの事。
 ~そんなラッキーな日は一冬に10日もないです。
 あと温度が上がると海から水蒸気が立ち上がり立山は霞むとの事。
 ~すべて地元で声を掛けて仕入れた情報です。
 蛇足ですが七尾方面から高岡方面に向かうルートが立山眺望ルートです。

 と言うことで今日の立山は雲ひとつない快晴ながら視界は65点位かな?
 家人にブツブツ言われながらも写真も50枚以上撮ったのだけど、
 アップは別の機会に。
 ・・・何時?

 てことで午後4時40分頃に氷見北ICにのって一路帰宅。
 6時前に帰宅するも家人が“御飯用意はしたくな~い”と一言。
 近くの中華屋さんで出前を頼んで一日を無事終えました。

 とっても素敵な日曜日でした。

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『大雪?の朝』:安全を守るための様々な働きと日本人の意識。

2010-01-14 21:00:00 | 日記・雑記・独り言


昨晩予想した通り、
朝起きてみたらまとまった雪。
家の隣の駐車場で撮った写真に見る、
自動車の様子が1晩の雪の量。

一見すると、
自動車の屋根の上に目をやれば大量の雪に見えますが、
 タイヤの下の部分に注目すればお分かりと思いますが、
バンパーの下の位置に積雪の頂点があるために
実際の所、
4WDや前輪駆動の車ならば難なく脱出できる雪の量。
 写真の積雪量は、
およそ25cm位の新雪です。 

 一晩での雪の量が40cmを超えてくると、
積雪の頂点がバンパーを上回り自力で脱出することは困難。
それが山間部では一晩で50cm以上とか1m以上の積雪。
ご苦労の程が分かります。

早朝の4時30分には家の前を除雪車が走り、
5時前には平素と同じく新聞が配達されました。
除雪作業員は一般に土建業の方と、
市役所や県土木事務所などの除雪担当の方々。

雪が降る前の日には事務所待機になる場合と、
思いの外の大雪で緊急招集がかかる場合があるそうで、
最近では大雪も少なく会社待機になることは少ないようです。
でもその場合は、
轍(わだち)のない真夜中の道を、
自宅から事業所まで自力で進まなければならないので、
運転に怖さを覚える事もあると聞きます。

平素私達は何の気なしに毎日を送っていますが、
人のご苦労の上に安全が成り立ち、
人のご苦労の上に毎日を豊かに過ごすことができる。
自分の身に不都合が起きた時に、
そんなことを感じます。

さらに多くの方々が早起きをして、
自宅の前の雪かきに精を出す。
自分の自動車を道路に出す作業が主ですが、
その実、
歩行者の歩行の安全を守るためには欠かせない行動です。

特に戦前~戦中生まれの方々は、
街をキレイにしようと思う意識が高く、
一生懸命汗をかく姿は、
当時の教育の現われなのでしょう。

人と人が助け合う社会には、
其々の自覚と協調性が重んじられ、
 否定されることが多い戦前~戦中の教育ではありますが、
困った時に助け合う社会の鏡としての、
アメリカ・ナイズされる前の日本人の意識。

既に高齢になられた方々の声に耳を傾ければ、
現代の生活のあり方を見直す機会になるのかも知れない。
そんなことも考えさせられた、
寒波襲来の3日間でした。

上の写真は、
車の上の雪を退けようとした所、
偶然トンネルができたので、
携帯電話でパチリ。
雪の上にはうっすらと青空も。
別に何のことはない写真です。

今夜も寒い夜が続きます。
明日の朝も路面の凍結には注意。

週明けには暖かさを感じる、
穏やかな冬の空になりそうです。

おやすみなさい。

 

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『冬の強い暴風に瓦が落ちる』:屋根の上のお仕事に感謝。

2010-01-13 21:30:00 | 日記・雑記・独り言


 昨晩眠る頃にはまだ強い風は吹いていなかったけど、
 未明から明け方にかけ暴風が吹き荒れ別宅の瓦が一枚落下。
 
 西向きの2階の屋根瓦の一枚が道路に落ち、
 一枚が辛うじて屋根の上に宙ぶらりの状態。
 風にあおられ地上に落下して通行人に当たると危険なので、
 以前に仕事をしてもらった瓦屋さんに朝一番に電話した所、
 息子は留守だけどワシが見に行くとの嬉しい返事。
 ありがたかったです。

 家人の話では午前中の晴れ間を見て、
 屋根の上に登ってくれたらしいのですが、
 時折吹き付ける暴風が激しく、
 20分くらいの応急処置で降りられたとの事。
 でも見た目はすっかり元通り。

 雨で屋根が漏れることは絶対ないけど、
 春先には釘を打ち直したほうが良いとの事。
 古い亜鉛製の釘が腐って瓦が乗っているだけの状態なので、
 風当りの強い軒だけはステンレスの釘を打っておいたからと…。

 瓦屋さんは60歳代後半だと思うのだけど極めて元気で現役。
 でも北陸の瓦屋さんは冬の殆どの時期で仕事にならず、
 昔は屋根雪下ろしの仕事があり彼方此方に駆り出されたけど、
 最近は温暖化で(雪下ろしの)仕事もないよって。

 でも、
 夜自室に入り何事もなかったかのように心穏やかなのは、
 危険な中でも応急処置に屋根に登ってくれた職人さんの優しさ。
 屋根瓦が朝のままの状態ならば心穏やかではいられない。
 
 平素どんなに生意気に踏ん反り返っている物知り顔の人でも、
 屋根の上で仕事しろと言われれば誰もが尻込みするはず。
 誰にでもできる仕事じゃない、
 電気屋さんのアンテナ工事や鳶職のご苦労。

 ローマ法王:ヨハネ・パウロ2世が、
 初来日したのと同じ頃、
 真冬の暴風でアンテナが倒れた折に、
 テレビがなければ寂しいだろうと、
 降雪で危なくて屋根に登れない代わりに、
 応急処置で軒先にアンテナを設置してくれた、
 年老いた電気屋さん。
 ~そう言えばあの時も長崎に雪が降り、
   今日も長崎には雪が降ったとのこと。
  
 
 大好きだった電気屋さんは、
 25年程前に店を閉め20年も前に亡くなっているけど、
 街の商店街の暖かさは、
 子供心に嬉しい思い出が数々残る。

 “人が人のために生きた時代”と感じる戦後:昭和の成長期。
 その実問題も多々あったのだと思うけれど蘇る昭和へのノスタルジー。

 デジタル時代にどっぷりと浸かりながらも、
 古い時代を懐かしむ。

 歳をとったのかな? 

 
 石川では暴風は落ち着いたものの、
 今夜(13日)から明後日(15日)の朝にかけて、
 平野部でも大雪の可能性。

 明日も通勤通学の時間は混乱が予想されるので、
 早めにお休みください。
 静かな夜にシンシンと。
 平野部での大雪の条件が整いつつあります。

 

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2009年11月29日の日記。

2009-11-29 19:43:43 | 日記・雑記・独り言


 今日のテレビの最大のイベントは、
 内藤大助選手 vs 亀田興毅選手の、
 WBC世界フライ級タイトルマッチ。
 ボクの予想は、
 早いラウンドなら亀田選手。
 試合が長引けば内藤選手。
 では平凡すぎますよね。
 たぶん、
 若い亀田選手の圧勝のような気がします。
 平素ボクシングを見なくなりましたが、
 歴史の残る名勝負になればと思います。
 
 夜のニュースではサウジアラビアで洪水被害。
 ???の自然異変。
 何が起きているのでしょうか?

 今夜はテレビが面白い。
 ボクシングの後にテレビ・ドラマ『仁=JIN』
 TBSでは久しぶりの大ヒットドラマです。
 NHKでは、スペシャル・ドラマ『坂の上の雲』
 JINが終わってからBS2を録画して見ようかと。
 BS朝日では7時から、BBC地球伝説『シリーズ:世界・建築遺産の旅』
 NHK教育での10時から、ETV特集『秀吉の朝鮮侵略』
 深夜の『ハイドンの天地創造』は滅多に聴く事ができない曲なのでチェック。
 今朝録画した日曜美術館『セバスチャン・サルガド』もまだ観てないし。
 どうしよう?
 HDDのストックが増えるばかりです。
 ちなみにNHK総合で、
 明日の深夜から3夜連続でNスペ:『永田町・権力の興亡』の再放送。
 見応え充分の裏話も多くご覧になっていない方は是非ご覧ください。

 昨晩の就寝が遅かったために、
 今日は朝9時まで寝てしまいました。
 で金沢行きは中止して味覚を求めて近場をドライブ。
 川北温泉でかき餅とパックの餅を買い、
 美川の“フグのあら予”さんで大根寿司を買い、
 根上農協で丸いもを買ってきました。
 ~根上町は、ヤンキース:松井選手と森元総理が生まれた町です。
 
 街を走れば至る所に赤や黄色やオレンジの色彩。
 特に今年は0m~200m地帯の低地の山の色づきが美しく、
 今頃の嵐山(京都)は絶景なのかな?などと想像しました。
 と今日はここまで。
 
 昨晩に続き軽い文書で…。  

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今上天皇と美智子皇后:即位20年 ~2009年11月12日の日記。

2009-11-12 22:40:00 | 日記・雑記・独り言


 今日は早くPCを閉じて貯まっている録画した番組を観ようと思っていた。
 予定通り8時40分にはPCを閉じたのだが観た番組に感じる所があり、
 再びPCを起動。

 11月8日の夜に放送された『日曜美術館:第61回正倉院展』。
 番組中、光明(こうみょう)皇后の話題になった。
 ゲストの安達祐美さんが奈良の法華寺(ほっけじ)を尋ねた。
 かつての光明皇后の住まいがあったとされる当寺院には、
 光明皇后をモデルにしたと言われる国宝:十一面観音立像が安置されている。
 光明皇后は701年に生まれ760年に没するまで、
 夫である聖武(しょうむ)天皇をささえ、
 我国の歴史上最も大きな事業のひとつであった、
 東大寺大仏を建立(こんりゅう)した天平(てんぴょう)時代の皇后である。
 聖武天皇の時代。
 疫病(天然痘)や飢饉に世は混沌としていた。
 時代を憂えた光明皇后は仏教に国の未来を託し、
 大仏建立を聖武天皇に懇願したとされる。

 番組中紹介された法華寺の浴室(から風呂)。
 薬草を焚き浴室に蒸気を送る事で疫病から病を癒した。
 東大寺縁起絵巻でもそのシーンは描写されており、
 光明皇后が率先して病人の身体を洗う(さする)場面が描かれている。

 後の光明皇后の逸話(伝説)として有名な、
 ハンセン病患者の身体の膿(うみ)を口で吸い出されたところ、
 患者は仏となって姿を変え皇后の前に現れた。

 1300年も前の時代に生きた光明皇后の熟慮と行動は、
 日本に於ける社会福祉思想の原点とも言われる。

 今日2009年11月12日は今上(きんじょう)天皇即位20年の記念すべき日だ。
 正田美智子さんが民間人として初めて皇室の直系に嫁ぎ過ごした日々。
 皇后美智子として歩んだ20年の月日。
 美智子皇后の生誕年:昭和9年(1934年)は私の母と同じ年齢になり、
 母の世代の心には美智子さまと同じ時代を歩んだと言う自負があるようだ。

 皇族と言う窮屈な立場の中で社会福祉に捧げた美智子皇后の半生。
 そして皇后の意志を最大限に尊重した今上天皇:明仁(あきひと)様。
 お2人の歩みは日本国憲法に定められた象徴としての天皇家の立場を、
 立派にお努めになられていることは世の万人が認める所だろう。

 戦後の皇室の立場は、
 自衛隊同様に日本国憲法上、
 最も曖昧な存在とされている。

 天皇(昭和)の戦争責任と軍部独裁が導いたとされる戦争への反省は、
 皇室と自衛隊を曖昧な存在として位置付けることで今日を迎えた。
 そのことに本文で言及するつもりはない。

 ただし法律に基く存在位置の曖昧が齎す、
 窮屈さや利用価値。

 憲法で示されている、
 ・人間天皇の人間としての自我の否定。
 ・人間天皇(及び天皇家)の行動の自由や言論の自由への抑圧。
 
 日本国憲法に基く大原則である基本的人権の皇室への適用の是非。
 庶民には耐え難い苦悩を私達は天皇家に求めてはいないか?
 皇室に係わる省庁は皇室を利用し自分達の利便を追求してはいないか?
 即位20年の日。
 かねてから思い描いている個人的な意見を文字にしてみる。


 *天皇陛下のお言葉全文。
 ~47NEWS:2009年11月12日~
  http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009111201000528.html

 <天皇陛下のお言葉全文:47NEWS記事転載
 
 即位20年に当たり政府ならびに国の内外の多くの人々から、
 寄せられた祝意に対し深く感謝します。
 今年は平成生まれの人が成人に達した年でスポーツその他の分野でも、
 既に平成生まれの人々の活躍が見られるようになりました。
 20年という時の流れを思い深い感慨を覚えます。
 ここに即位以来の日々を顧み私どもを支え続けてくれた、
 国民に心から謝意を表します。

 この20年さまざまなことがありました。
 とりわけ平成7年の阪神・淡路大震災をはじめとし、
 地震やそれに伴う津波、噴火、豪雨など、
 自然災害が幾度にもわたりわが国を襲い、
 多くの人命が失われたことを忘れることはできません。

 あらためて犠牲者を追悼し被災した人々の苦労を思い、
 復興のために尽力してきた地域の人々、
 それを全国各地より支援した人々の労をねぎらいたく思います。

 即位以来国内各地を訪問することに努め、
 15年ですべての都道府県を訪れることができました。
 国と国民の姿を知り国民と気持ちを分かち合うことを、
 大切なことであると考えてきました。
 それぞれの地域で高齢化をはじめとしてさまざまな課題に、
 対応を迫られていることが察せられましたが、
 訪れた地域はいずれもそれぞれに美しく、
 容易でない状況の中でも人々が助け合い、
 自分たちの住む地域を少しでも向上させようと努力している姿を、
 頼もしく見てきました。
 これからも皇后と共に各地に住む人々の生活に、
 心を寄せていくつもりです。

 先の戦争が終わって64年がたち、
 昨今は国民の4人に3人が戦後生まれの人となりました。
 この戦争においては、
 310万人の日本人の命が失われ、
 また外国人の命も多く失われました。
 
 その後の日本の復興は、
 戦後を支えた人々の計り知れぬ苦労により成し遂げられたものです。
 今日の日本がこのような大きな犠牲の上に築かれたことを忘れることなく、
 これを戦後生まれの人々に正しく伝えていくことが、
 これからの国の歩みにとり大切なことではないかと考えます。

 この20年間に国外で起こったこととして忘れられないのは、
 ベルリンの壁の崩壊です。
 即位の年に起こったこの事件に連なる一連の動きにより、
 ソビエト連邦からロシアを含む15カ国が独立し、
 それまでは外部からうかがい知ることのできなかった、
 これらの地域の実情や歴史的事実が明らかになりました。
 より透明な世界が築かれていくことに、
 深い喜びを持ったことが思い起こされます。
 しかし、
 その後の世界は人々の待ち望んだような平和なものとはならず、
 今も各地域で紛争が絶えず多くの人命が失われているのは、
 誠に残念なことです。
 世界の人々が共に平和と繁栄を享受できるようになることを目指して、
 すべての国が協力して努力を積み重ねることが大切であると思います。

 今日わが国はさまざまな課題に直面しています。
 このような中で人々が互いにきずなを大切にし、
 叡智を結集し相携えて努力することにより、
 忍耐強く困難を克服していけるよう切に願っています。

 平成2年の即位礼の日は穏やかな天候に恵まれ、
 式後、赤坂御所に戻るころ午後の日差しが、
 国会議事堂を美しくあかね色に染めていた光景を思い出します。
 あの日沿道で受けた国民の祝福は、
 この長い年月、常に私どもの支えでした。
 即位20年に当たりこれまで多くの人々から寄せられたさまざまな善意を顧み、
 あらためて自分の在り方と務めに思いを致します。

 ここに今日の式典をこのように催されたことに対し、
 厚く感謝の意を表し国の繁栄と国民の幸せを祈ります。

 

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2009年11月3日:文化の日の日記。

2009-11-03 21:13:00 | 日記・雑記・独り言


 季節はずれの寒気の南下に全国的に寒い一日。
 でも石川県南部では午前こそは時雨れたものの午後から快晴に…。
 11月1日の日曜日の逆の天気状況にお天気の気まぐれを感じます。

 午前は録り貯めた番組を見ながらゴロゴロと過ごし、
 午後は歩いて10分の近くの本屋さんへ遠回りをして1時間の散歩。
 50分位物色したあげくキネマ旬報社から出版された、
 『松田優作:キネマ旬報全記録(CD付き:2000円)を購入。
 記事によると今年の11月6日が松田優作さんの没後20年のメモリアルで、
 映画「SOUL RED 松田優作」を公開。
 *公式サイト→ http://www.yusaku-movie.com/

 優作さんが亡くなって早くも20年。
 実は亡くなった当日(1989年11月6日)日本武道館で開催された、
 <リンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンド>を体感。
 その翌日に偶然買った夕刊紙:東スポで優作さんの死を知りました。
 懐かしい思い出です。
 
 3時半頃に歩いて家に帰って近くの日帰り温泉施設に車でGo!
 5時半頃に帰宅したら東の空に見事な満月。
 空気が澄んでいる事を実感しました。

 自分の部屋に入ってテレビをつけたら
 
『原信夫とシャープス&フラッツ:グランドファイナルコンサート』
 を放送中。
 ビッグ・バンドのバリバリしたブラスサウンドは平素あまり聴かないのですが、
 豪華ゲストが次々に出演し音量高めで番組に集中。
 見れないと思っていたので録画してあったため、
 最初に戻して見てない部分を確認。
 知ってる曲ばかりで堪能しました。
 美空ひばりさんの『真っ赤な太陽』の作曲が原さんとは知りませんでした。
 再放送があれば紹介します。

 7時に夕食を食べて8時に再び部屋に入室。
 この時間テレビでは、
 『日本シリーズ:巨人vs日本ハム』と、
 『巨匠たちの肖像:運慶』と、
 『手塚治虫さんのメモリアル特番』。
 を放送


 手塚さんを録画しつつ、
 テレビ画面が運慶で、
 日本シリーズを音だけ。

 それで記事を文字にしているので、
 頭の中があっちに行ったりこっちに行ったり。
 8回裏:巨人の攻撃で5対4の場面。
 満塁で阿部のヒット!
 7対4になりました。
 ~チャンネル・チェンジ。

 てなことで今日はおしまい。
 また明日ね!

 と思ったら報告。
 先日亡くなった『三遊亭円楽さんの追悼特番』が、
 日本テレビでは、
 11月8日(日)放送の「笑点」は定時の時間。
 NHK総合では、
 11月8日:午後1時35分(45分)に特別番組「三遊亭円楽さんをしのんで」。
 教育テレビでは、
 11月10日(火):午後2時からの日本の話芸『落語「厩(うまや)火事』を放送。
 落語に興味のある方は、お見逃しなく。

 9時11分クルーンが中田選手から三振を奪って試合終了。
 7対4で巨人が日本シリーズ:通産100勝を記録しました。

 

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想いのこと:断片。

2009-10-02 00:30:10 | 日記・雑記・独り言

 グラス片手にのんびりと東京JAZZ2009を見ていて青くなりました。
 記事で井上陽水さんが出演と記述して、
 出演されたのはベーシストの井上陽介さん。
 反省してます。


 今週は色々な事が同時に起きて慌てて記事にして何箇所も誤りがあって。
 文字にしたいことが文字にできずイライラしてます。
 
 台風16号の記事でもベトナムへの到達時間を見誤ったようで…。
 台風といえば17号、18号と連続して発生し日本への影響も懸念される状況。
 2つの台風とも凶暴な勢力にまで発達しそうで目が離せません。

 台風16号の死者は総数で300名を超え大変な被害を出しました。
 さらに9月30日にはサモア沖とスマトラ沖で2つの巨大地震が発生。
 特にサモアでの津波の恐ろしさに恐怖を覚えます。
 
 話し変わって明日(今日?)は2016年のオリンピック開催地が決まる金曜日。
 2008年の北京(アジア)。
 2012年のロンドン(ヨーロッパ)。
 2016年はアメリカ大陸が有力なような?
 さらに、
 2004年がアテネ(ヨーロッパ)。
 2000年がシドニー(オセアニア)。
 その前が、
 1996年がアトランタ(アメリカ)。
 1992年がバルセロナ(ヨーロッパ)。
 1988年がソウル(アジア)。
 1984年がロサンゼルス(社会主義国がボイコット)。
 1980年がモスクワ(アメリカに同調する諸国がボイコット)。

 東京は2020年に立候補すべきだったかな?
 そんな感じがします。
 個人的には北京での成功を目の当たりにして、
 リオデジャネイロが一歩有利なような…。
 でも最終的には自力で勝るシカゴの追い込みも?
 本命:リオデジャネイロ。
 対抗:シカゴ。
 そんな感じでしょうか?

 亀井金融大臣の『借り入れ返済期日猶予法案』。
 混迷しそうです。
 現実にこの法案がどのような仕組みになるのか誰1人理解している人がいない?
 そんな感じがします。
 返済期日を延長(一定期間の返済猶予=元金+金利)するよりも、
 返済できる受注増や雇用体形を生み出す努力。
 金融パニックが緩和されつつある今後の状況下で競争力が足りずに
 助けるべきでない企業も現実的には多く生まれてくるだろうし…。
 そうした企業を返済期間の猶予で助けることで、
 更なる雪達磨式に借用が増す企業も必ず現れるだろうし。
 町々の事情や地方の事情は法案で括れるほど簡単じゃないです。
 亀井大臣の思いやりの気持ちは理解できるんだけど…。
 基礎体力のない地方銀行や信用金庫の負担が増えるだけの法案になるなら、
 取り返しのつかない事態(地方銀行の衰退)に巻き込まれるかも?
 でもまだまだ思案段階の法案に想像で具体例を挙げるのも大人気ないし。
 今暫く静観すべきかと思います。

 藤井財務大臣も大丈夫?
 今のマーケットは個人VS個人の思惑の争い。
 ファンド・マネーが復活しつつあるマネーの暴走に、
 日銀総裁の思惑を排除してまで財務大臣に権限を委任してもいいの?
 グリーンスパン議長でさえ見誤ったデジタル時代のマネーゲーム。
 今回の財務大臣の急激な円高と市場介入への姿勢を見るとハラハラどきどき。
 輸出産業が日本経済の生命線である現段階で発せられた、
 国内需要を改善する円高容認策?
 何の経済対策も雇用対策も打ち出していない今の状況での
 円高容認は???
 
 なんだろう。
 各閣僚が手柄を立てるための先走りは見ていた楽しいのだけど、
 性急過ぎる感は否めない。
 底辺が足に付いてない状況でのフワフワした理想論。
 みんながバラバラな方向に飛んでいかなければイイのだけど。

 現在ルー・ドナルドソンのソロ。
 そろそろ番組も終了するし記事もこの辺で。

 夫婦別姓や新型インフルエンザ。
 ~火曜日のプロフェショナル:興味深く見ました。
 広島での画期的な景観判決。
 頭の中で思い巡らす断片の数々。
 時間が足りない。
 でも今週の度重なるミスの数々。
 反省!
  

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土曜日のアフタヌーンの独り言。

2009-09-26 15:21:21 | 日記・雑記・独り言

 今晩は友人達との楽しい飲み会。
 早くとも午前様になるのは明白なのでこんな時間に。

 午前10時15分位に金沢の老舗百貨店に到着。
 8階にあるプレイガイド(チケット売り場)で今日発売の、
 矢沢永吉:金沢公演のチケットを買うつもりだったのですが…。
 売り切れ。
 「あっ、そう」って感じ。
 チケット争奪戦になっているんですね。
 ちょっと認識が甘かったけれど行こうか行くまいか迷ってたので結論が出てホッ。
 この話はいずれまた。

 9月23日放送の日本テレビ『働くゴン!』は面白かったです。
 篠原涼子さんの演技スタイルが良い形で出てました。
 子供を出産されたことで番組とリンクし名作として記憶に残りました。
 連続ドラマになればいいな。

 テレビと言えば9月20日に放送されたNHKスペシャル『ONの時代①』
 文字に起こそうかと思えるほどの保存版番組になっていました。
 明日27日夜は『ONの時代②』が放送されます。
 監督として活躍された時代の2人の心情が切々と語られるはずです。

 心情といえば今日の夜8時30分からの、
 NHKハイビジョン『女優:森光子:大いなる旅路』
 既に24日午前に放送された、
 NHKハイビジョン『女優:杉村春子への手紙』
 もっともNHKらしい番組作りになっていると感じます。

 チケットが手に入らず百貨店の7階:紀伊国屋書店で本を物色。
 Number(ナンバー)増刊の『プロレスに殉じた男:三沢光晴』を購入。
 ~スポーツ専門誌:Numberが綴った硬派な三沢光晴の世界。
 さらに『月刊テレビタロウ』を購入。
 
~10月のテレビも興味深い番組目白押し。

 政治の世界は亀井大臣が暴走気味。
 就任直後から鳩山内閣の時限爆弾的な存在になるとは思っていたけど。
 でも鳩山内閣ではこれまでの内閣とは違い個性的な大臣発言も容認できそう。
 党の総意がなければ発言できなかった自民党内閣は官僚政治の代弁者。
 でもそれぞれが個性的に持論を提案する姿勢は新鮮にもうつります。
 亀井金融大臣が政策案を法案にかけると言っても、
 民主との総意があるわけではないし今は静観。
 何よりも評判の高い鳩山総理大臣の外交デビュー:鳩山イニシアチブも、
 冷静に考えれば国民の総意ではないはず。
 色々な意見は国民の政治意識を高めますし、
 先の見えた自民党政治よりも新鮮!
 それにしても自民党総裁選は影がうすい。
 
 今週何よりも興味深いニュースが、
 ホンダが開発したパーソナル・モビリティ試作機『U3-X』
 早くも今世紀最高の発明品のひとつかも?
 パーソナル・モビリティについては別に記事にしたいと思ってます。
 そう言えば今年は東京モーターショーの年。
 鳩山イニシアチブを達成するのは政治力ではなく、
 科学技術の進歩と国民のエコ意識(新たな思想行動)。

 未来に夢を!
 2020年までの約10年間。
 日本人にとって挑戦の10年が始まりそうです。

コメント (8)
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昨晩は従姉妹が来て、今日はテレビが来た。~今週はご休憩!

2009-09-21 23:19:19 | 日記・雑記・独り言
 昨晩は、
 従姉妹が来ていてお寿司などを食べに行きブログをお休み。
 いつもは家族とデリバリーなので久々のカウンターは喋り捲り。
 ~カツオのお刺身と天然ウナギの焙りは美味しかったです。
 でも配達と比較すると高価になるので滅多に行きませんけど。

 今日は、
 予約していたデジタル・テレビが届いたのでさっきまで設定していて、
 ~デジタル・テレビは撮影された映像の状態を選り好みします。
 9時頃から映画『未知との遭遇』を思わず最後まで見てしまいました。
 えっ?こんなだったっけ。

 今は部屋に入ってデジタル・ビデオを通してアナログ・テレビを見てます。
 ~デジタルを通したアナログ画面が思いのほかキレイです。
 スマップ・スマップの道端三姉妹を最後まで観てて、
 BS2のマリエ(トップモデルの素顔)にチャンネル・チェンジ。
 ミック・ジャガーにボブ・ディランにカメラ三昧。
 マリエさんのライフワークは以外にも写真撮影。
 モノを見る眼は審美眼を養います。
 ~バラエティの世界とまるで違う顔を魅せています。

 『おくりびと』は、映画館で観たのでパスしました。
 
 明日の夜は友人と飲みに行く約束あるし、
 今週の土曜日の夜は同級生仲間と飲み会。
 話すことが尽きないです。

 で今週のブログはお休みが増えそうです。
 たまにはイイですよね。
 
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