逃亡派

『逃亡派』　オルガ・トカルチュク　読了

～身体という乗り物に乗り、
まだ見ぬ世界をめざす。
＜旅＞と＜移動＞をめぐる
116の断章。～

まいった
これはまいった

コンセプトにくすぐられ
めずらしく購入した単行本

その大きさゆえ通勤のお供とはならず
ベッド脇に置いて寝る前にちょこっと読む

そんなだから全然進まないし
（だってすぐ眠くなるんだもん）

おかげで購入してからすでに1年以上経過
この度やっと読了

まいった
これはまいった

なんていう小説なんだ
思考はどんどん広がるのに理解にたどり着けない

ジグソーパズルを完成させたのに
そこには何も現れなかったような

ただこの本を読んでいる瞬間は
確かに旅をしていたと思う

あぁ、、、もっともっと自分の内側を言葉で表現出来たなら