20240110
『いのちの停車場』 南杏子 読了
~東京の救命救急センターで働いていた、六十二歳の
医師・咲和子は、故郷の金沢に戻り「まほろば診療所」で
訪問診療医になる。命を送る現場は戸惑う事ばかりだが、
老老介護、四肢麻痺のIT社長、小児癌の少女……
様々な涙や喜びを通して在宅医療を学んでいく。
一方、家庭では、脳卒中後疼痛に苦しむ父親から
積極的安楽死を強く望まれ……。~
生き方は選べるけど死に方は選べない
生きることと死ぬことはつながっているのに
尊厳死は悪なのか
いのちという難しいテーマではあるけれど
物語の核となっているのは
人の優しさとか暖かさ それに弱さと強さ
映画化されているのね
身近な大切な人と観てみたいと思えた作品