『雪の鉄樹』 遠田潤子 読了
~祖父と父が日々女を連れ込む、通称・たらしの家で育った庭師の雅雪は、
二十歳の頃から十三年間、両親のいない少年・遼平の面倒を見続けている。
遼平の祖母から屈辱的な扱いを受けつつも、その傍に居るのは、
ある事件の贖罪のためだった。雅雪の隠してきた過去に気づいた遼平は、
雅雪を怨むようになるが…。
愛と憎しみの連鎖の果てに、人間の再生を描く衝撃作。~
なんて苦しい本なんだろう
誰かのためだけに生きるなんて出来るんだろうか
自分のためじゃない 誰かのため
誰かのため だけに
雅雪は不幸?とんでもない
ワタシはその生き方に限りなく嫉妬している
未来なんて描けなくても構わない
今 生きる意味があるのなら
この1冊はハッピーエンドのはずなのに
7月7日のその後を思い考えて
なぜかまた苦しくなってしまうんだ
~祖父と父が日々女を連れ込む、通称・たらしの家で育った庭師の雅雪は、
二十歳の頃から十三年間、両親のいない少年・遼平の面倒を見続けている。
遼平の祖母から屈辱的な扱いを受けつつも、その傍に居るのは、
ある事件の贖罪のためだった。雅雪の隠してきた過去に気づいた遼平は、
雅雪を怨むようになるが…。
愛と憎しみの連鎖の果てに、人間の再生を描く衝撃作。~
なんて苦しい本なんだろう
誰かのためだけに生きるなんて出来るんだろうか
自分のためじゃない 誰かのため
誰かのため だけに
雅雪は不幸?とんでもない
ワタシはその生き方に限りなく嫉妬している
未来なんて描けなくても構わない
今 生きる意味があるのなら
この1冊はハッピーエンドのはずなのに
7月7日のその後を思い考えて
なぜかまた苦しくなってしまうんだ