エデン

『エデン』　近藤史恵　読了

～あれから三年――。白石誓は唯一の日本人選手として世界最高峰の舞台、
ツール・ド・フランスに挑む。しかし、スポンサー獲得を巡る駆け引きで
監督と対立。競合チームの若きエースにまつわる黒い噂に動揺を隠せない。
そして、友情が新たな惨劇を招く……。目指すゴールは「楽園」なのか？
前作『サクリファイス』を上回る興奮と感動、熱い想いが疾走する
3000kmの人間ドラマ！～

前作のサクリファイスが面白くて、読もう読もうと思っていたのに
気が付いたらずいぶんと月日が経っておりました。
（前作を読んだのはなんと2012年の1月！）

当然ながらどんな話だったかは全く覚えておらず。。。
とにかく「ロードレース」ってものが面白そうだなって。
あと、その中の「アシスト」って役割に魅力を感じたっけ。

同じ登場人物がいて、時々前作の内容をにおわせてはいますが
単独の小説としても十分楽しめました。
（いや、前作を覚えていたらもうちょっと面白かったか？）

近藤さんの自転車小説を読むと
ホント生でロードレースを見たくなるんだなー。

実力もさることながら、チーム力・コース・時の運・天候・体調。。。
いろんなものが全部上手くかみ合って初めて勝利を手にすることができる。
そこが競技として興味がわくポイントなのかも。

主人公の心の動きにとても共感できて、「日本人だな」って。



日曜のデートの約束が延期になっちゃったおかげで
読みたかった本を一気読み。
前回読んでいた本を読み終えたのが８月２０日。
で、今日が８月３０日だから、ワタシにしたらかなりのハイペースでした。

27 August

～I overheard my seven-year-old son telling his five-year-old
brother, "It's really scary when you make a woman mad."
"Yeah," his brother said, nodding deeply. "I know."
Just what did the two of you do?!～

Hobonichi Planner ８月２７日の言葉より

いやー　面白いね、子供って。
そんな年でもう「女子のコワさ」がわかるなんて！

それにしても　ホント、何しでかしたのかしら？

ダブルヘッダー

さぁ、今年の秋はなんだか忙しくなりそうですよ。
10月にはなんと本番が3本！
吹奏楽、ジャズストに謎の団体。

本番が立て込んでいる、イコール練習も立て込んでまいりマス。
ということで、今シーズン初の練習ダブルヘッダー。

吹奏楽からのBig Band。
しかも、吹奏楽は初見大会となりました。

楽譜に集中して演奏しているときは
いつもイヤなこともツライこともぜーんぶ忘れて
曲にのめりこみます。
あー、こうなればいいのにとか、次はこう吹こうとか。
だから、時間なんてあっという間に過ぎていくのです。

Armenian Dances (Part 1)
バリサクで吹くのは初めてね、確か。
リードの曲はいつやってもゾクゾクします。

バリサクに与えられる役割は少ないのですが
当たり前のようにバスーンの小譜もイタダキマスよ

告知はまた後日！

まとい大名

『まとい大名』　山本一力　読了

～おとっつあんは、みんなのために命を懸けて火事を退治しに行くんだ…。
おのれの命とひきかえに町を守った深川・南組三之組の火消し頭徳太郎。
幼いときからその背中を見て育った息子の銑太郎は、やがて一人前の火消しへと成長していく。
炎の恐怖と闘い、火消しに体を張る男たちの誇り高い姿を描いた、山本一力の真骨頂。～

仕事をする以上、誰かのためになりたいと毎日思っとります。
本気で。
あ、でもそんな大げさなことじゃなくて。
たった一人でいいのよ。
「アナタでよかった」って思ってもらえる、そんな仕事っぷり。

命を懸ける！そこまでは至らなくとも
誰かのため、何かのため。

一力さんの本は、いつも勇気を元気をもらいます。
よし、負けずに頑張って働こうってね。

ということで！
明日からのための景気づけの一杯

真夏のサイクリングデート

「鹿寄せが見たい」
その一言で真夏のデート目的地が決定
朝の9時に奈良着？！！
世のサラリーマン達は家族のリクエストにこたえるべく
こうやって週末の早起きに奮闘してるんだろうなー

ええ、ワタシだって可愛いK君のためなら
二日酔いの体に鞭打って早起きしますよ

ということで、8：40近鉄奈良着でデートがStart

まずは最大の目的の鹿寄せ
たった1本のナチュラルホルンを「ホーン」と奏でると
どっからともなく鹿がやってくるのです
みんな必死でかけてくるのよー、ホントすごい勢いで

で、お兄さんが一人でドングリをほいなほいなとばらまくのです

奈良と言えば鹿ですが
この駆け寄りっぷりはなかなか見ごたえがありました

次はこれまた王道の大仏さま

朝早いのもあってこれまでになくゆっくりお会いできました
変わらずやわらかいお顔で

ここからは、鉄チャンの本領発揮
リクエストがマニアすぎて。。。
「田原本と西田原本を乗り継いでみたい」とか
「近鉄線と中央線がつながっている長田駅を通りたい」とか
やっぱり中学生ともなると鉄チャン具合も高度になってきますな

さすがに電車に乗るだけじゃなくて
どっかへ行きませうということで、次は飛鳥で「石」めぐりサイクリング

飛鳥駅～猿石～鬼の雪隠・鬼の俎～亀石～橘寺（二面石）
～石舞台古墳～酒船石～飛鳥寺～橿原神宮前駅

真夏のサイクリングは結構きつかったけれど
それでも日陰は涼を楽しめるほど

帰路ではリクエストにあった「田原本と西田原本」の乗り継ぎをして
王寺経由天王寺からの梅田と電車もしこたま乗って
本日のデートを満喫したのであります

さて、いつまで遊んでくれるかしら