『
僕とおじさんの朝ごはん』 桂望実 読了
~ケータリング業者の水島健一は何事にも無気力な四十四歳。
病死に見せかけ楽に死ねる「薬」の都市伝説に翻弄される人々を横目に、
手抜き調理で依頼をこなす日々だ。しかし、生意気な少年・英樹との
出会いが健一の料理を変えていく。それと同時に「薬」の噂とも
向き合うようになるが…。真摯に生きることを拒んできた大人と、
生死をまっすぐに見つめる少年の交流が胸をうつ感動長篇。~
実際こんな感じの無気力な大人っていっぱいいると思う
私も含めて
ただ毎日をやり過ごしているような
そんな感じ
これじゃダメだとか思っても
確固たる目標を見出せなかったり
守るべきものがなかったりしたら
そりゃ無理だよ
そんなに人間強くないもん
それでもやっぱり一所懸命生きてるわけで
僕とおじさんの話がもうちょっと早く始まってもよかったな
自分のやったことで誰かが笑顔になるって
単純にうれしいもんだよね
明日もそんな仕事ができるよう頑張りますか