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daily mikissimo

吹奏楽団ウィンドバーズ 第12回定期演奏会

2024-06-25 21:17:51 | 音楽
吹奏楽団ウィンドバーズ 第12回定期演奏会
2024年6月22日(土)@宝塚ベガ・ホール

光栄なことに今年もトラにて参加させていただきました
いつも大好きな曲ばかりですが
今年は特に好きな曲揃いで
練習やリハで泣きながら吹いていたのは内緒です

【第1部】
◆行進曲「ブルーインパルス」
ブルーインパルス自体が好きってのもあるかもしれないけど
最初に耳にした時からそのブルーっぷりにくびったけ
こういう行進曲系は木低楽器は四分音符を刻みがち
若かりし頃はそういった刻みの面白さを実感できなかったな
今ではマーチでの刻みの存在に心躍るのです
◆A QUIET MOMENT
第一印象は「ちっともおもしろくなーい!」
ところが合奏をするたびにしみてきて
本番を迎える頃には一二を争う好み曲に
曲の半分(前半)はずーっと休みでついつい聴き入っちゃう
変拍子を意識して演奏出来たら曲の良さがさらに増す気がする
◆SEA OF WISDOM
これは文句なく今回の曲の中で一番好き
特に途中の旋律の美しさに、そしてその中にいる自分が幸せ過ぎて
何回演奏しても泣けてくる
おかげで口元のしまりが悪くなるのが難点だけど
これぞ「ザ・吹奏楽」ってくらいガッツリ吹奏楽の曲
練習時はパーカッションがいなくてイメージわきづらい部分もあったけど
逆にパーカッションが入った時の迫力と言ったら
サイコーにカッコイイです

【第2部】
◆リトル・マーメイド・メドレー
こういう耳なじみのある曲は純粋に楽しめる
個人的には小学生兄弟(Alto Sax姉・Trumpet弟)がそれぞれ
ソロを吹いたのが印象的だった
その頑張って吹いている姿を見るだけでウルウルするんだから
(どんだけ!)
◆HIGHLIGHTS FROM 'ANNIE'
こういうメドレー曲は場面転換が難しい
ごろっと場面が変わるのがかっこいいこともあれば
じわーと次の曲へつながっていく転換方法も好き
Bssnの小譜をバスクラと吹いてそれがきれいに重なった時は
かなりの快感でした
◆スピリティッド・アウェイ《千と千尋の神隠し》より
ジブリ映画を見たことがない身としては
どこまで楽しめるんだろうと思っていたけどなんのなんの
なんて壮大でドラマチックなんだ!!
心地よいハーモニーも不気味な和音も
草原や洞窟、荒れた海、広がる空、深い森、などなど
色んな景色を想像させてくれる
◆鉄腕アトム
言わずと知れた鉄腕アトム
今年は宝塚市市制70周年ということで宝塚市にゆかりのある
手塚治虫氏の作品から
昔の曲は耳心地がいいよねって言ってる時点で年齢が?!

【第3部】
◆美しく青きドナウ
こういう曲のホルンの存在感と言ったら、もう
毎年ワルツが1曲入ってて演奏するたびに吹きながら踊ってます
(心の中で)
1,2,3と均等に規則正しく吹くわけでなく
紐をぶんとまわすように遠心力を感じながら吹く
ウィンドバーズで教えていただいたことの一つです
◆Vocalise
これは難曲でした、本当に!
出だしの高音も難しければそのテンポ感も激ムズ
奏者としては最後まで苦手意識をぬぐえなかったけど
途中のソプラノサックスの美しさに救われた曲
◆バレエ音楽『コッペリア』より
去年の最後の曲が♭だらけだったのに対して
今年の最後の曲は♯だらけ!最大7つ!(全部やん!!)
こうなるともう脳トレの域だね
ドリーブって作曲家が34歳という若さで
この曲をつくったっていうから驚き
どこを切り取ってもちゃんと身が詰まっている、そんな印象

【アンコール】
◆ポルカ「クラプフェンの森にて」
カッコウといい水笛といいなんとも可愛らしい
早いポルカもいいけれど
こののんびりした陽だまりを感じるような曲調は
聴いてる人も笑顔にしてくれそう
◆星条旗よ永遠なれ
ほぼ暗譜してます、さすがにね!

演奏会が終わってすでに3日目
この曲たちをもう吹かないのかと思うと淋しい
けど
それはこんなステキな曲たちに出会えたからだもんね!
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