6月23日(火)は、午前中お休みをいただいて、知多半島のとある小学校の自然観察の授業に協力してきました。
このあたりはまだまだ自然が残る場所で、この小学校の周辺には田んぼや畑がたくさんります。隣には神社と寺社林もあり恵まれた環境の小学校です。
学校の周辺を歩いていると、ちょうどカワラヒワの群れが近くに来てくれたので、
「あの小鳥よーく見てごごらん。スズメのようだけどちょっと違うよね。」
「翼のところの黄色いきれいな羽根が見えるかな?尾羽はエビフライのしっぽしていないかな?」
子供たちは、エビフライのしっぽに敏感に反応してくれます。(笑)
「小鳥たちもしっかり観てあげると、いろんな小鳥たちに会えるからね…。」
自然観察会というと一生懸命説明を仕様とする人もいますが…。一番大切なのは「興味を持ってもらうこと」だと思っています。
特に子供たちは、興味の本を与えると目の色が変わってきます。
実際、その瞬間が楽しいのですが…。
しばらく田んぼのあぜ道を歩いていると、子供たちが小さなほ乳類の死体を見つけてくれました。
「なんだろう?ネズミでも、モグラでもないよね…。」といいながら、みんなでしっかり観察しました。
形状からひょっとして「トガリネズミ」を想像しましたが、こんなところにいるはずはないし…。
子供たちには種名を言わずに「調べておくね。」とお茶を濁し…。
後からほ乳類の研究者に電話したところ、発見場所や形状から「ジネズミ」ではないかとのこと。ふくれあがったお腹は、どうも腐敗が進んだのが原因のようです。
まだまだ、修行がたりませんね。(^_^;)
P.S.実はこのジネズミ、職場のフリーザーで3重にパッキングされ、冷凍保存されているのはここだけの秘密です。臭いもきつかったから、ばれたら、怒られるだろうなぁ(-_-;)