自然と風を感じて…

BMW F650GS&R1200RTでのツーリングや季節の移り変わりなどを話題に、愛知・三河地方周辺を紹介しています。

ジネズミ

2009-07-09 05:00:36 | 自然

  

  
 6月23日(火)は、午前中お休みをいただいて、知多半島のとある小学校の自然観察の授業に協力してきました。
 
 このあたりはまだまだ自然が残る場所で、この小学校の周辺には田んぼや畑がたくさんります。隣には神社と寺社林もあり恵まれた環境の小学校です。
 
 
 学校の周辺を歩いていると、ちょうどカワラヒワの群れが近くに来てくれたので、
「あの小鳥よーく見てごごらん。スズメのようだけどちょっと違うよね。」
「翼のところの黄色いきれいな羽根が見えるかな?尾羽はエビフライのしっぽしていないかな?」
 子供たちは、エビフライのしっぽに敏感に反応してくれます。(笑)
 「小鳥たちもしっかり観てあげると、いろんな小鳥たちに会えるからね…。」
 
 自然観察会というと一生懸命説明を仕様とする人もいますが…。一番大切なのは「興味を持ってもらうこと」だと思っています。
 特に子供たちは、興味の本を与えると目の色が変わってきます。
 実際、その瞬間が楽しいのですが…。
 
 しばらく田んぼのあぜ道を歩いていると、子供たちが小さなほ乳類の死体を見つけてくれました。
 
 「なんだろう?ネズミでも、モグラでもないよね…。」といいながら、みんなでしっかり観察しました。
  
 形状からひょっとして「トガリネズミ」を想像しましたが、こんなところにいるはずはないし…。
 子供たちには種名を言わずに「調べておくね。」とお茶を濁し…。
 
 後からほ乳類の研究者に電話したところ、発見場所や形状から「ジネズミ」ではないかとのこと。ふくれあがったお腹は、どうも腐敗が進んだのが原因のようです。
 
 まだまだ、修行がたりませんね。(^_^;)
 
 P.S.実はこのジネズミ、職場のフリーザーで3重にパッキングされ、冷凍保存されているのはここだけの秘密です。臭いもきつかったから、ばれたら、怒られるだろうなぁ(-_-;) 

 

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