身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

"乳がん"初心者のあれこれ、その2「限度額適用認定証」

2016-05-15 21:19:54 | 独り言
「健康保険限度額適用認定証」。

私にとっての魔法のカードです。

このカードのおかげで、手術後の支払いも、放射線の治療費も心配せずに済みました。

心配ないと言っても、勿論、支払いがなくなるわけではありません。

ただ、支払額の上限が決まっているので、事前に準備できるのです。

簡単に説明しますと、入院や手術、また放射線治療など、医療費の支払いが高額になる場合、保険証と「健康保険限度額適用認定証」を提示することで、一定額以上窓口で支払わなくもよくなる制度です。

ただし、保険適用については、と但し書きが付きます。

入院時の食費や個室などの部屋代、保険適用外の治療費は別途加算されます。

私の場合保険適用外の治療はなく、部屋も大部屋(4人部屋)だったので、プラスは食費とパジャマのレンタル料くらいで、ほぼ計算通りの支払額でした。

この「健康保険限度額適用認定証」は、2007年から導入された制度だそうです。

今までにも、入院や外科手術を受けたことがあるので、「高額療養費」の制度は知っていましたし、申請したこともあります。

しかし「高額療養費」は、自己負担額が一定額を越えた部分を払い戻される制度なので、支払額を予め計算することはできません。

なので、いくらの支払になるか不安ですし、間違いなく高額出費になります。

更に、請求書のコピーなどの必要書類を揃えて申請してから、払い戻されるまで3ヶ月~4ヶ月くらいかかります。

また確か、1ヶ月毎の申請だったと思います。

その点、「健康保険限度額適用認定証」は、事前申請なので必要書類は保険証のコピーだけです。

また、入院や手術だけでなく、通院にも適用され、有効期限も最長で1年あります。

この「健康保険限度額適用認定証」の限度額は、所得によって5区分に分かれています。

2017.1に、それまでの3区分から5区分に変わり、高額所得者の負担額が増え、中間所得者の負担額が少し減ったようです。

私には、ありがたい改正でしたね。(^^)

この「健康保険限度額適用認定証」の申請は、お持ちの保険証の発行元にお問い合わせ下さい。

国保の方は市町村ですし、私は"全国健康保険協会"でした。

それ以外にも保険組合がある業界は、その保険組合で、発行してもらえるようです。

私は、"全国健康保険協会"のホームページから申請書類をダウンロードして郵送しました。

1週間ほどで手元にきたと思います。

「健康保険限度額適用認定証」がなければ、退院時の支払と放射線の治療費で首が回らなくなっていたかもしれません。

生命保険の医療費申請も放射線治療終了後にしか受け付けてくれなくて、その申請に必要な診断書作成に更に1ヶ月近くかかったので、本当にありがたい魔法のカードでした。

もし、これから入院や手術の予定がある方がいらっしゃいましたら、申請されることをおすすめします。

と、偉そうに書いて、スミマセン。m(__)m

知ってる方も多いとは思ったのですが、本当にありがたかったというのが実感で、これを書きたくてこの"乳がん初心者"を書き始めました。

ただ、毎日早出残業の日々で中々書けなくて、遅くまってしまったんですが、、、(--;)

このシリーズもボチボチ書いていこうと思っていますので、よろしくお願いいたします。(^^)

お読み頂いて、ありがとうございました。(^^)

では、また。(^-^)
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