「Nobody Is Right」
(I Love You , 答えてくれ 2007)
「earth music&ecology」のCMで、宮崎あおいさんが歌われています。
この曲のことを書きたいと、ずっと思っていたのに、上手くまとまらなくて、放置していたら、CMで使われることになって、とても驚きました。
CM決定のニュースを見て、
「今、この曲を持ってくるか!」って。
前にも書いたように、そのセンスが凄いと。
ただ、どういう見せ方、聞かせかたをするんだろうという、不安もありました。
ネットニュースで、"草原で、宮崎あおいさんと300人の女の子が、歌う"とありましたが、その通りのシンプルさで、驚きました。
そのシンプルさには、好感が持てましたが、ラストの涙は余計だと思います。
(私には、涙が流れているのかよくわからなかったんが、先のネットニュースに、"ラストで流す涙"とあったので)
そのCMを、やっとテレビで見ました。
15秒バージョンだったので、あっという間に終わった感じです。
それでも、流れた瞬間、ドキッとさせられました。
アカペラの女性コーラスの歌声は、ずっと音楽が鳴ってるテレビでは、かえって注意を引くような気がしました。
ただ、この曲を知らない人が聞いたらどうなんでしょうね?
「earth music&ecology」のホームページでは、1分バージョンと30秒バージョンも見れます。
たぶん、フルコーラス歌っているんじゃないかと、思うのですが、最長の1分バージョンで流れるのは、
『♪争う人は正しさを説く 正しさゆえの争いを説く
その正しさは気分がいいか
正しさの勝利が気分いいんじゃないのか
~
正しさと正しさとが 相容れないのはいったい何故なんだ
Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right, 正しさは』
『♪ Nobody Is Right, 道具じゃない』
まで入らないのが、とても残念です。
このフレーズ、好きなんですよ。
ある意味、この曲の肝とも思えるんですがね。
最短の15秒バージョンでは、
『♪その正しさは気分がいいか』
まで、流れていました。
使われた部分を見て、やっぱりなと思いました。
今の時世を考えると、一番インパクトのある部分ですね。
TOUR 2010~2011で、
『♪争う人は正しさを説く 正しさゆえの戦争を説く』
と、歌って話題になりましたしね。
このCMが、どれだけ話題になるか、少しだけ気になります。
こんな凄い曲もあるんだぞ、という気もあります。
ただ、今の時世に、あまりにもハマり過ぎるから、一方的なイメージが広がらないか心配です。
先に書いた、
『♪ Nobody Is Right, 道具じゃない』
まで聴いて欲しいなと思います。
まあ、15秒じゃ無理ですけどね。
少なくても、私が、この曲で一番好きなと言うか、一番惹かれるフレーズの
『♪つらいだろうね その1日は
嫌いな人しか 出会えない
寒いだろうね その1生は
軽蔑だけしか いだけない』
まで流れて欲しいけど、30秒でも無理ですもんね。
1番、2番ともに歌われるこのフレーズに、この曲の凄さを感じるんですよ。
最初は、向こうにいる人(正しいと主張する人)のことまで、思い至ってることが、強く印象に残ったんです。
そこまで、想像しているところが。
自分を絶体正しいと信じられる人には、この想像力がないんだと思うんですよね。
このフレーズを皮肉や揶揄と受けとる人もいると思いますが。
私は、何回も聴いているうちに、正しさを主張しようとする自分にもむけられてると思うようになりました。
みゆきさんの曲って、糾弾するだけではなく、自分にもかえってくると、私は感じるんです。
自分の負の部分も糾弾している気がします。
そこが、深いと。
「PAIN」(月-WINGS 1999) の
『♪荒野の中 誰の声も聞かぬ1日
荒野の中 誰の声も聞かぬ一生
誰からも傷つけられず
身を守るため傷つけた』
も同じように響きます。
最近では、
「ベッドルーム」(常夜灯 2012)
も。
『♪誰にも見られていないベッドルームは
あなたにあなたが見えるベッドルームだ
あなたが鎧戸を固く閉めきる闇は
あなたがあなたの中の鎧戸を開け放ってしまう闇だ
寝心地は最低 居心地は最高
心の中のベッドルーム』
これ以外にも、紹介したい曲があるのですが、長くなるので、またの機会にします。
月イチに備えなくては、いけないですしね♪
お読み頂いて、ありがとうございました。(^^)
では、また(^-^)
(I Love You , 答えてくれ 2007)
新しく全歌詞掲載の記事をUPしました。
"みゆきさんの言葉選び、その26「Nobody Is Right」 再び"
また、以下の記事に補足としてUPした記事が、
"みゆきさんの言葉選び、その21「Nobody Is Right」"補足と蛇足(2015.9.25)
です。
以下は、2015年当時の記事になります。
それでも、よろしければ。
「earth music&ecology」のCMで、宮崎あおいさんが歌われています。
この曲のことを書きたいと、ずっと思っていたのに、上手くまとまらなくて、放置していたら、CMで使われることになって、とても驚きました。
CM決定のニュースを見て、
「今、この曲を持ってくるか!」って。
前にも書いたように、そのセンスが凄いと。
ただ、どういう見せ方、聞かせかたをするんだろうという、不安もありました。
ネットニュースで、"草原で、宮崎あおいさんと300人の女の子が、歌う"とありましたが、その通りのシンプルさで、驚きました。
そのシンプルさには、好感が持てましたが、ラストの涙は余計だと思います。
(私には、涙が流れているのかよくわからなかったんが、先のネットニュースに、"ラストで流す涙"とあったので)
そのCMを、やっとテレビで見ました。
15秒バージョンだったので、あっという間に終わった感じです。
それでも、流れた瞬間、ドキッとさせられました。
アカペラの女性コーラスの歌声は、ずっと音楽が鳴ってるテレビでは、かえって注意を引くような気がしました。
ただ、この曲を知らない人が聞いたらどうなんでしょうね?
「earth music&ecology」のホームページでは、1分バージョンと30秒バージョンも見れます。
たぶん、フルコーラス歌っているんじゃないかと、思うのですが、最長の1分バージョンで流れるのは、
『♪争う人は正しさを説く 正しさゆえの争いを説く
その正しさは気分がいいか
正しさの勝利が気分いいんじゃないのか
~
正しさと正しさとが 相容れないのはいったい何故なんだ
Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right, 正しさは』
『♪ Nobody Is Right, 道具じゃない』
まで入らないのが、とても残念です。
このフレーズ、好きなんですよ。
ある意味、この曲の肝とも思えるんですがね。
最短の15秒バージョンでは、
『♪その正しさは気分がいいか』
まで、流れていました。
使われた部分を見て、やっぱりなと思いました。
今の時世を考えると、一番インパクトのある部分ですね。
TOUR 2010~2011で、
『♪争う人は正しさを説く 正しさゆえの戦争を説く』
と、歌って話題になりましたしね。
このCMが、どれだけ話題になるか、少しだけ気になります。
こんな凄い曲もあるんだぞ、という気もあります。
ただ、今の時世に、あまりにもハマり過ぎるから、一方的なイメージが広がらないか心配です。
先に書いた、
『♪ Nobody Is Right, 道具じゃない』
まで聴いて欲しいなと思います。
まあ、15秒じゃ無理ですけどね。
少なくても、私が、この曲で一番好きなと言うか、一番惹かれるフレーズの
『♪つらいだろうね その1日は
嫌いな人しか 出会えない
寒いだろうね その1生は
軽蔑だけしか いだけない』
まで流れて欲しいけど、30秒でも無理ですもんね。
1番、2番ともに歌われるこのフレーズに、この曲の凄さを感じるんですよ。
最初は、向こうにいる人(正しいと主張する人)のことまで、思い至ってることが、強く印象に残ったんです。
そこまで、想像しているところが。
自分を絶体正しいと信じられる人には、この想像力がないんだと思うんですよね。
このフレーズを皮肉や揶揄と受けとる人もいると思いますが。
私は、何回も聴いているうちに、正しさを主張しようとする自分にもむけられてると思うようになりました。
みゆきさんの曲って、糾弾するだけではなく、自分にもかえってくると、私は感じるんです。
自分の負の部分も糾弾している気がします。
そこが、深いと。
「PAIN」(月-WINGS 1999) の
『♪荒野の中 誰の声も聞かぬ1日
荒野の中 誰の声も聞かぬ一生
誰からも傷つけられず
身を守るため傷つけた』
も同じように響きます。
最近では、
「ベッドルーム」(常夜灯 2012)
も。
『♪誰にも見られていないベッドルームは
あなたにあなたが見えるベッドルームだ
あなたが鎧戸を固く閉めきる闇は
あなたがあなたの中の鎧戸を開け放ってしまう闇だ
寝心地は最低 居心地は最高
心の中のベッドルーム』
これ以外にも、紹介したい曲があるのですが、長くなるので、またの機会にします。
月イチに備えなくては、いけないですしね♪
お読み頂いて、ありがとうございました。(^^)
では、また(^-^)