おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

読み方

2009年01月31日 | 日記・エッセイ・コラム
昨日、テレビで20世紀少年が放映されていた
 
結構人気があるのか、それともテレビ局が一押しで
大々的に宣伝をしているお陰なのか
人気があるようだ
観た感想では、確かに面白い感じがしたし
原作を読んでみたいと思った
そう、僕はこの原作を知らないのだ
 
最近は映画に限らず、ドラマでも
漫画が原作の作品が多々ある
小説の実写化と違い、マンガはビジュアルも
必要となってくるから
作り手としては苦労があるだろう
実写化すると、その時々に
原作ファンからの失望とか絶賛とかが
繰り返される
原作を大事にしているファンならではの
感情だろうと思う
 
ただ、見た目は重要であるが
性格設定と言うか、喋り方や声質までは
原作から全てを読み取れないものもあると
思う
それは、読んでいる僕たちが勝手に
声色を使って読んでいるからだ
小説の場合はより顕著になるが
漫画がアニメになったときでも
声優の声に違和感を感じることはあるだろう
 
逆に、ハリウッド映画を最初に吹き替えで見た後
DVDを借りてきて字幕で観ると
結構な違和感を感じる時がある
灘儀武でクローズアップされたデュランも
実際の俳優の声を聞いて、がっかりしたことがあったほどだ
 
日常生活の中でも
読み方ひとつで印象が変わってしまうものがある
メールだ
短い文章で、より簡潔に伝えようとすると
余計な一文は省いたりするが
どうも、感情まで読み取れないときもある
逆に、こっちが変な感情移入をして
相手の言葉を違った角度で解釈してしまうこともある
 
“バ・ス・ゴ・ダ・ガ・マ!ってどんなオッサンやねん!”
 
低いダミ声で、一文字ずつ区切って発音して
いかにもオッサン臭を漂わせた鶴瓶師匠の言い方みたいに
読み方ひとつで
印象は変わるものだ
 
 


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