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2011年08月03日 | テレビ番組
プロ野球人気の凋落が叫ばれて久しい
 
思えばもっともな事だ
これまで、お茶の間の娯楽と言えば
その中心にはテレビがあって、
チャンネル権をまだ父親が握っていた頃には、
野球中継は、まさに王道だっただろう
 
しかし、時代が移り変わっていくなかで、
チャンネル権はすでに父親の手を離れ、
バラエティーやらクイズ番組など、
テレビの中だけでも、その趨勢は変わり果てていく
 
僕自身もそうだ
 
Jリーグが発足するまでは、ワールドカップと言えば
バレーボールの大会に決まっていた
中国チームの綺麗なお姉さんに憧れたのは
思春期真っ只中の中学生時代だった
 
その他にも、様々な番組やら
スポーツ中継が増えていき、
野球を観ることが、晩酌の肴にはならなくなっていった
 
テレビ自体の問題だけではない
 
あらゆる娯楽は発達し、
街に出れば、眠らない街はどこにでも顔を現し、
遊ぶことには事欠かなくなっていき、
ネットの普及と発達で、
最早、テレビはBGMの機械に成り果てた 
 

 
世間が、いや、マスコミが言うように
プロ野球人気は無くなったのか?
 
僕自身、プロ野球が好きだから認めたくないのかも
知れないが、
プロ野球自体の人気が無くなったとは思えないし、
思いたくも無い
 
私見を言わせて頂けるのなら、
偏に“プロ野球中継の人気”に翳りが出たのではないだろうか?
 
大袈裟な大声での実況がすべてのアナウンサー
ベンチの采配批判しかしない解説者
自分の現役時代と比較して、今の選手を嘆き、
その解説者の現役時代を知らないであろう若手の
アナウンサーは、必死に過去の業績を崇め奉る
 
野球に魅力が無くなったわけではなく、
稚拙な演出が、視聴者の興味の外に出てしまったんだろうと・・・
 
ことさら、若いアナウンサーは酷い
中には、野球のルールを知らないんじゃないの?と
訝しく思ってしまう人さえいる
 
余計な演出はいらない
変な場所にカメラをつけて、突飛なアングルは不必要
せめて、スポーツ中継だけは
ありのままを写せばいいと思う
 
薄っぺらなアナウンサーの、太鼓持ちのような喋りと、
保身だけを考える自己満足の解説者こそ、
人気の翳りの要因だ
 
 
 


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