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パラグアイ

2010年06月28日 | スポーツ
中学三年生、最後の総体は勝ち続けた
 
俊足巧打の1・2番
長打力のあるクリーンナップ
曲者揃いの下位打線
 
右のエースと本格派の左腕の二枚看板
戦前の予想を裏切って、
快進撃を続けた
 
もともと“谷間の世代”と言われ、
逸材は、ひとつ上と、ひとつ下の
左腕が中心となるチームが期待されていた
しかし、地区大会の何試合目かに
劇的な逆転勝利を挙げてから、
チームの雰囲気は一転した
 
すべてに自信が漲り、その自信が
すべてのプレーを強力にした
県大会に進む頃になると
 
「負ける気がせえへんわぁ!」
 
豪快に言い放つ奴がいたが、周りもそう思っていた
まったく負ける気がしないし、
負ける姿が浮かんでこなかった
 
が、
 
負ける時はやってきた
県大会準決勝にしては派手なやられ方で撃沈
負ける時はこんなにもあっさりなんだ!と
しみじみ思った中学三年の初夏の事だった
 
 
最近、この昔話を思い出したのは
今の心境が、W杯を戦っている代表チームに
だぶるから
 
正直僕も始まるまでは、勝つ姿が想像出来なかったが、
今では、しばらくは負けないんじゃないか?と
それほど、楽しみなチームになっている
 
ベスト8をかけた一戦は、いよいよ明日に迫った
なんとか勝ってくれ!と願うよりも先に
負ける気がしない
それが素人なりの、今の心境だ
 
ちなみに、この中学三年のとき、
僕は補欠でもなく、当然ベンチにも居なかった
しかし、この快進撃の中で、
新聞には写真付で掲載され、僕もその中に写っていた
 
スタンドに陣取り、
先輩を応援する後輩部員として
 
 
 


コメント
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