La chambre de la Rose

好きなことを好きなように書いてます

DELF A1

2011-01-29 07:13:11 | フランス語
色んな思いから、以前書いていたブログを閉めて新たにこのブログを始めたために
その時に書いたデータはほとんど残っていないのですが、
DELFの受験の様子については、自分の覚書としてワードに書いてあったものがあります。
なにせDELFの情報はかなり少ないので(特にA1、A2については)、
今後受験される方の参考となればと思い、アップしておきます
受験したのは2009年の5月です。
ちなみにこの時の試験、私は

ECRIT
  Production         note 21.00/25
  Compréhension      note 23.00/25
ORAL
  Production         note 21.00/25
  Compréhension      note 23.00/25    
                     NOTE FINAL 88.00/100

でした。
DELFの合格点は50点、全てにおいて最低で5点が必要ですが、仏検よりは合格しやすい点数となっています。







今日、DELFに初挑戦してきました。
レベルはA1。
一番下のレベルです。

以下は試験について。
問題が抜けていたり、順番が間違っていたりするものもあるかもしれませんが。概ねこんな感じということで、参考にしていただけたら幸いです。

受験スケジュール
9:20~9:40 聴解
9:40~10:10 読解
10:10~10:50 文書作成


時間は上記のようになっていますが、実際は読解と文書作成はいっぺんに行われて区切りがないので、自分の判断で時間配分できます。
筆記試験の後は口頭試験になります。私の場合は口頭表現が受験1番手で、11:10からでした。

また、受験票に必要な持ち物として「ボールペン(氏名・受験番号記入のため必要)」と書かれてあったので、試験前にスタッフの人に「解答は鉛筆でいいのですか?」と質問したところ、「いいえ、解答もボールペンでお願いします。」という返事だったので、私は解答もすべてボールペンで書いたのですが、周りの人は概ね鉛筆で書いているようでした。結局のところ、どちらでもいいのでしょうか? これについてはよく分かりません。

試験会場には試験官が一人。 ネイティブのフランス人“美形”男性でした。受験生は私を含め7人。
解答用紙へのメモは禁止されていて、試験官から白紙のメモ用紙を渡されるので、メモはそこに。このメモ用紙も試験終了時に回収されます。
このメモ用紙は、例えば文書作成問題で時間切れとなり解答用紙に全部書けなかったとしても、採点する際にメモ用紙の内容を見て下書きが書かれていれば、それを考慮してくれる場合もあるとの説明でした。


≪聴解≫ écouter
 音読は2回ずつ。
1. 空港で出発する飛行機のスポットが変更になったという設定で、問題に見合ったスポット番号と時間にチェックをするというもの。
2. あるTV番組の内容とその番組への応募基準に見合った解答にチェックを入れる。1問のみ要記述。
3. 待ち合わせの約束の相手からのメッセージを聞き、その人にどういったトラブルが起こったか、待ち合わせの場所等を選択肢から選ぶ。
4. 5つのシチュエーションを音読。それぞれに見合った絵に番号を書き入れる。ただし、絵は6個あり。


≪読解≫ lire
1. オペラの上演について書かれたポスターを見て、下に書かれた問題に答える。
金額、場所等については記述。他に□にチェックを入れるものあり。
2. レンタルショップからの案内を読んで、下に書かれた問題に答える。
記述式、チェック式混在。
3. 問題の主人公が提示した条件に合うコメントをしている人を選択する問題。記述。
4. メッセージを読んで駅からデパートまでの道のりを印をつけるもの。待ち合わせ場所等に関する質問もあり。

≪文書作成≫ ecrire
1. カードに自分の住所、アドレス、職業、家族等を記載。 好きな音楽のジャンル、好きな映画のタイトルを書く箇所あり。
2. 自分の誕生日のパーティーに友人を招待するという設定で、メールを作成。もちろん、すべて作文。


≪口頭表現≫ parler
試験開始1~2分前に試験官(1名)のいる部屋に行くと、問題の説明があり口頭試験に関する説明が書かれたペーパー、問題2、3に使用するカードを渡される。
受験生は試験官のいる部屋に荷物を置いたまま、受験票と筆記用具を持って別の部屋へ移動。移動した部屋で10分間の準備時間が与えられるので、渡されたカードを見て、試験官にする質問等を考え、部屋に置いてあるメモ用紙にメモすることができる。
試験時間は約5~7分程度。

1. 試験官から、名前、職業、住んでいるところ等について質問があるので回答する。
2. あらかじめ試験官より渡されていたカードに書かれた単語を使い、試験官に質問する。私の場合は nom , vélo , vacances , jeudi , mercredi , date でした。
3. 渡されたカードにある場面設定が書かれているので、それに従いイマジネーションで試験官とやり取りをする。
私の場合は、食料品を買いに行った際の店員との会話でした。渡されたカードの中には、子供銀行のような紙幣、小切手、クレジットカードもるので、それを使ってお金のやり取りもします。

口頭表現の試験では、試験中、う~~ん、何を質問したらいいんだろう??と途中止まってしまったら、試験官が、例えばこんな感じ、と質問の例を出してくれたので、ああ、じゃあ、という感じで質問をした、という場面もありました(^^ ;)
  あるいは、緊張して「のどが渇いた」なんて言ったら、試験官が飲みかけのコーヒー
カップを差し出して、「ああ、でもこれはあげられないから、ごめんね。」なんていう
ことも。
割と和やかな雰囲気で試験はできたのですが、結果はさて??

試験終了後は、スタッフの人に何も申し出ることなく帰宅できます。
以上、試験はこんな感じでした。

合否についての発表は、約2ヶ月後になるのだそうです。大阪に解答を集約し、その後採点、2ヶ月後にとりあえず合否の書かれたハガキが届き、合格している場合はそれからさらに6ヶ月後くらいにようやくデプロマがもらえるそうです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ウィーンのドン・キ | トップ | 今日のアリアンス♪ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

フランス語」カテゴリの最新記事