今回のウィーンでは4公演観るんですけど、まずひとつめ。
ジゼルにイオアンナ・アブラム、
アルブレヒトにはすっかり日本でもお馴染みになったデニス・チェリビチコ、
ヒラリオンはアレクサンドル・トカチェンコ、
ミルタにオクサーナ・キヤネンコ、
ドゥ・ウィリはスヴェヴァ・ガジューロ、アニータ・マノロヴァ
ペザントには我らが芝本梨花子さんとレオナルド・バジリオ
イオアンナは先日に来日公演の海賊初日のマチネでズルメアを踊った子です。
ちょっと顔が濃くてきつめな感じなので、ジゼルの第1幕は違和感あるかな?って思っていましたが
見事なほどに少女の顔になっていて、この子演技派なんだなーと感心させられました。
技術的にもジゼルにぴったりな軽やかな踊りで素晴らしかったです。
ジゼルの楽しみは何と言ってもダンサーがどんな解釈を持ってその役を踊るかと言うところなんですけど
イオアンナのジゼルは狂乱の場ではそれまでの表情が一変、焦燥感がすごく、それまでのジゼルとは別人でこんな狂気をはらんでいる女と付き合っちゃったアルブレヒトが気の毒な感じ。
デニスのアルブレヒトはワガママいっぱいに育てられた貴族アルブレヒトという感じで
ジゼルのことはほんの火遊び程度にしか考えていない様子。
ジゼルが真実を知る狂乱の場では、激しく動揺し、ジゼルが死んでしまうと
おい!ジゼル!目を覚ましてくれ!死んでなんかいないよな?おい!
と激しくジゼルに訴える。
お付きのウィルフリードがアルブレヒトを連れて行こうとしますが、その手を振り払い
なおもジゼルに叫び続けなかなかその場から立ち去ろうとしない。
ようやく立ち去るも何とか必死で立ち去ったと言う感じ。
自分の過ちに恐れおののいているようでした。
対するヒラリオンですが、とってもノーブルで森番には見えないかも?(笑)
こんな紳士的なヒラリオンならジゼルもこっちで良かったんじゃ?とまで思ってしまう。
私個人としては、とってもタイプなヒラリオン
ウィーンのペザントは男女のペア1組とラストの部分だけジゼルとアルブレヒト4人で踊る形ですが
芝本さんのなんて可憐なこと💕
踊りは繊細で美しく見とれてしまいます。
対するレオナルドは、彼はあがり症なのかな?
何だかいつも緊張しているように見える。
容姿に恵まれているし、落ち着いて踊ればきっと素晴らしいのに、観ていると大丈夫かな?と
心配になってしまう。
アルブレヒトのVaではデニスがプリンシパルの力を発揮。
若手との差を見せつけました。
第2幕ではイオアンナの軽やかな踊りが冴えました。
デニスも多分苦手なPDDも美しくサポート。
なかなかのコンビネーション♥️
ミルタはオクサーナに合ってる感じ。
でもそれに従うドゥ・ウィリ がちょっと弱い。
スヴェヴァもアニータもこの役をもらえたのがきっと嬉しいんだろうな。
ドゥ・ウィリ なのに幸福感が出ちゃってて😅
きっとこの2人にはアルブレヒトは殺せない。
イオアンナジゼルはアルブレヒトを助けたのにも関わらず、悲しそう。
個人的にはここは聖母のような微笑みでアルブレヒトを包み込んで欲しいので
そこは違和感。
助けたはいいけど別れの時が来て悲しかったのかな?
アルブレヒトに渡したのはたくさんの百合の花。
舞台奥に下がって行くアルブレヒトの手からはパラパラと百合の花がこぼれ落ち、
一輪の花だけが手に残る。
ジゼルの真実の愛にようやく気付いたアルブレヒトがそこにいたのでした。
意外、というと失礼なんだけど、デニスのアルブレヒトが良くて。
もう一度見たいです😊
ありがとう、デニス❤️❤️❤️
ジゼルにイオアンナ・アブラム、
アルブレヒトにはすっかり日本でもお馴染みになったデニス・チェリビチコ、
ヒラリオンはアレクサンドル・トカチェンコ、
ミルタにオクサーナ・キヤネンコ、
ドゥ・ウィリはスヴェヴァ・ガジューロ、アニータ・マノロヴァ
ペザントには我らが芝本梨花子さんとレオナルド・バジリオ
イオアンナは先日に来日公演の海賊初日のマチネでズルメアを踊った子です。
ちょっと顔が濃くてきつめな感じなので、ジゼルの第1幕は違和感あるかな?って思っていましたが
見事なほどに少女の顔になっていて、この子演技派なんだなーと感心させられました。
技術的にもジゼルにぴったりな軽やかな踊りで素晴らしかったです。
ジゼルの楽しみは何と言ってもダンサーがどんな解釈を持ってその役を踊るかと言うところなんですけど
イオアンナのジゼルは狂乱の場ではそれまでの表情が一変、焦燥感がすごく、それまでのジゼルとは別人でこんな狂気をはらんでいる女と付き合っちゃったアルブレヒトが気の毒な感じ。
デニスのアルブレヒトはワガママいっぱいに育てられた貴族アルブレヒトという感じで
ジゼルのことはほんの火遊び程度にしか考えていない様子。
ジゼルが真実を知る狂乱の場では、激しく動揺し、ジゼルが死んでしまうと
おい!ジゼル!目を覚ましてくれ!死んでなんかいないよな?おい!
と激しくジゼルに訴える。
お付きのウィルフリードがアルブレヒトを連れて行こうとしますが、その手を振り払い
なおもジゼルに叫び続けなかなかその場から立ち去ろうとしない。
ようやく立ち去るも何とか必死で立ち去ったと言う感じ。
自分の過ちに恐れおののいているようでした。
対するヒラリオンですが、とってもノーブルで森番には見えないかも?(笑)
こんな紳士的なヒラリオンならジゼルもこっちで良かったんじゃ?とまで思ってしまう。
私個人としては、とってもタイプなヒラリオン
ウィーンのペザントは男女のペア1組とラストの部分だけジゼルとアルブレヒト4人で踊る形ですが
芝本さんのなんて可憐なこと💕
踊りは繊細で美しく見とれてしまいます。
対するレオナルドは、彼はあがり症なのかな?
何だかいつも緊張しているように見える。
容姿に恵まれているし、落ち着いて踊ればきっと素晴らしいのに、観ていると大丈夫かな?と
心配になってしまう。
アルブレヒトのVaではデニスがプリンシパルの力を発揮。
若手との差を見せつけました。
第2幕ではイオアンナの軽やかな踊りが冴えました。
デニスも多分苦手なPDDも美しくサポート。
なかなかのコンビネーション♥️
ミルタはオクサーナに合ってる感じ。
でもそれに従うドゥ・ウィリ がちょっと弱い。
スヴェヴァもアニータもこの役をもらえたのがきっと嬉しいんだろうな。
ドゥ・ウィリ なのに幸福感が出ちゃってて😅
きっとこの2人にはアルブレヒトは殺せない。
イオアンナジゼルはアルブレヒトを助けたのにも関わらず、悲しそう。
個人的にはここは聖母のような微笑みでアルブレヒトを包み込んで欲しいので
そこは違和感。
助けたはいいけど別れの時が来て悲しかったのかな?
アルブレヒトに渡したのはたくさんの百合の花。
舞台奥に下がって行くアルブレヒトの手からはパラパラと百合の花がこぼれ落ち、
一輪の花だけが手に残る。
ジゼルの真実の愛にようやく気付いたアルブレヒトがそこにいたのでした。
意外、というと失礼なんだけど、デニスのアルブレヒトが良くて。
もう一度見たいです😊
ありがとう、デニス❤️❤️❤️
ジゼルって、、、ダンサーによってこんなにも表現が違うのですね。
バレエの奥の深さをしみじみと感じます。
デニスもとてもよかったんですよ、本当に。
でも彼は最近、とんでもないゲストと対決?させられているから大変ですよね{/face_ase2/