La chambre de la Rose

好きなことを好きなように書いてます

オレリー 『睡眠-Sleep-』

2014-08-24 22:35:45 | バレエ
ネットで多くの方が絶賛しているこの公演ですが、正直私にはよく理解できませんでした。
勅使河原氏の他の作品は一切見たことはないのですが、
この作品に関して言えば

「ああ、やっぱりこんな感じの振付なんだな。」

と最初から予想出来てしまっていた、そのままのもので
くるみの曲をアレンジして振りつけた部分が唯一、興味を引く箇所でした。
蛇女のように舞台上を這いずって出てくるダンサーに目が釘付けで(笑)
この作品の中で、私が思う「睡眠」を一生懸命感じ取ろうとしたのですが、なかなか見つけられないその中で
私が「睡眠」を感じたのがこのパートだけだったのです。

舞台セットは正方形、長方形に作られた透明なアクリル板数枚と、やはりアクリルで作られた椅子が天井からぶら下がる、シンプルなもの。
照明に当たった瞬間、きらきらしてきれい、と言う風に評されていた方もいたので期待していたのですが
私の目には傷跡やよごれ?のようなものが見えて、拭き掃除をしたくなる気持でいっぱいになりながら見ていました。
やっぱりどうしてもアクリルは傷がつきやすいですもんね、、、

振付の方は、それが勅使河原スタイルなのかは分かりませんが、下半身は動かさず、上半身を大きく動かすものが多く、
ほとんど1時間半、その振付のみという印象が私には強く、飽きちゃいました。
勅使河原氏の細かな、そして妙な?足捌きは見ていて面白かったし、もう結構なお年だろうと思うのに、よく動くもんだなあ、
凄いなあと感心していたのですが。
(調べて見たら1953年生まれでした。やっぱり凄い!!)

楽しみにしていたオレリーは主役と言うよりは勅使河原氏の周りにいるダンサーの一人と言う感じで、
果たしてあの役をオレリーが踊る意味がどこにあったのかと、、、
これ、当初はニコラが踊る予定だったと思うのですが、もしニコラが踊っていてもオレリーと同じパートを踊っていたのでしょうか?
気になります。

ただKARASのダンサーと並んで踊ると、オレリーのフランススタイルのバレエがはっきりと分かって、そこは面白かったです。
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8/9 上海

2014-08-12 20:31:53 | マニュエル・ルグリ(Manuel Legris)
8/9上海の監督とゲランの様子です。





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