水面に映る光景

日常感じたことなど。

死すること

2019-12-13 04:56:50 | 宮古島の母
名のある人の死が報道されるたびに、母の死が思い出される。

医師中村哲さん、昨日の俳優梅宮辰夫さんの死は大きく取り上げられて
多くの人がその死を、悼み、悲しみや寂しさ無念さを語っている。

無名の人の死であっても、その死は同じように悲しみ寂しさ無念さが
語られていいはずだ。

母は懸命に生きたのに、なぜ、母はそうならなかったのか。
母は私の知らないところで、何かしたのだろうか。

母は苦労依存症にかかっていたと思う。
苦労して頑張っていなければ、
生きている実感がつかめなかったのだと思う。
母は死ぬまで苦労することを、母自ら選んだ。
私は、そう自らを納得させている。

誰かの死に接する度に、私は、私の死が来るまで、
母の死を思い続けるだろう。

母が眠る実家のお墓
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