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石垣市の住民訴訟

2022-05-29 17:50:54 | ニュースいろいろ
2022年5月17日(火)に那覇地方裁判所での判決。

石垣市の住民たちが、石垣市長が教育再生首長会議に公金を使って参加したのは、
違法な公金の支出だと訴えた住民訴訟で福渡裕貴裁判長は訴えを退けた。


福渡裁判長は今年の4月から那覇地裁の裁判官となった裁判官である。
そして、私の訴訟に於いて、一審の判決書を書いた裁判官でもある。
足掛け4年に及ぶ裁判で前任の平山裁判官から引き継いだので、3回しか会ってない。
実を言うと、マスク無しで会ったことがないので顔は思い出せないが、
言われたこと、話したことはしっかり思い出せる。

形式的に、弁論を更新して、判決を書くのは大変だと思う。
内容がチグハグな感がする。長い年月は何だっただろうと思うほどだ。
それで、控訴せざるを得なかった。

住民訴訟でも、弁論の更新によって、福渡裁判長が引き継ぎ担当になったと思う。

住民訴訟を起こすには、前提として、監査請求(地方自治法242)をしなければならない。
監査請求をした者だけが原告になれる。(地方自治法242の2)

監査請求では、公金の支出の、違法性、妥当性を主張できるが、
住民訴訟では、違法性のみが裁判の対象となる。

報道を読む限りにおいて、市長が自ら選んで、参加した会合を違法というのは無理があると思う。

市長の権限は大きいし、個人的な事でもないし、参加した団体が反社の認定受けているわけでもないし、
違法と言うのは無理があると思う。

妥当でないと主張するなら、それは政治的に争うしかないと思う。
次の選挙で。

自分で裁判すると、いろいろ見えて面白い。

裁判官も人。裁判所も単なる場所。こんな気持ちになるにはそれなりの時間は必要だったけどね。

裁判官も裁判所も私たちのために存在することを気にとめることが大事だと思う。

与那国町の馬

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