雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

仙人への道程は険しい。

2014-03-21 14:06:28 | works
昨日の通勤は厚手のダウンジャケットが必要だった東京は、今日も気温があまり上がらず、どんよりとした曇り空です。
昨日、人事異動の内示があって、仕方ないとはいえ何だかなと思ってしまったワタクシの心のようです。
上司も異動せず、ワタクシも異動できず、また1年あの上司と組むのかと思った途端にげんなりしてしまいました。
1年という時間はあっという間に過ぎますが、結構我慢の限界ギリギリのところでやってきたので、この1年は長いと思います。

上司は性格自体は悪い人ではないとは思いますが、とにかくKYで周囲との要らない軋轢を生んでしまうタイプです。
昨日も、ふたを開けたら悲しかったのでワタクシはご立腹でしすが、帰り際に打合せを入れられて結局夜なべ仕事になりました。
ワタクシの不機嫌の理由が自分とは露ほども思っていないので、周囲が見ればどうでもいいことに拘り、滔々と自説を述べられます。
打合せは上司の上司も一緒だったのだけど、2人が白けきっているということに全く気付かないご様子なのです。
今までは上司の上司がいらっしゃったので何とかキレずに済みましたが、エライ方の内示も週明けには出るらしい。
後任がどなたになるかにもよりますが、今の方みたいな温厚な方が来るとは限らないわけで、考えただけで頭痛がします。

結局、自分が言いたいことを言ったら気が済んだらしく、何の結論も出ないまま打合せは終了になりました。
これもお給料のうちだし、仕事があるだけありがたいと思わないといけないのは重々承知していますが、気が重いのは変わらない。
自分が異動する確率はかなり低いだろうと思っていましたが、上司は異動することを期待したのが良くなかったようです。
要らない期待をしなければ悔しい思いをすることもないわけで、やっぱり仙人への道程はまだまだ険しいようです。

西行法師ではないけれど。

2014-03-20 06:08:30 | …and so on
おはようございます。
昨日の帰り道はかなり気温が下がっていた東京は、今日は1日中雨が降り、真冬並みの寒さになるようです。
三寒四温の季節とはいえ、これだけ気温が乱高下すると体調管理が大変です。
ワタクシの自律神経はそれでなくても暴走するので、気温が定まらない時は体調もイマイチよろしくありません。
普段は頭痛とは縁がないのに、ここ数日は頭痛がするので仕事に集中できなかったりします。

昨日TVで天気予報を見ていたら、関東近辺の桜の開花予想をやっていました。
あと1週間ぐらいで開花して、満開になるのは2週間後ぐらいではないかとのことでした。
昨年までは夜桜を楽しみに夜なべ仕事をしていたのですが、西新宿の本社近辺では桜をあまり見かけません。
この調子だと、いつ桜が咲いて散ったのかも知らないまま、桜の時期が終わってしまいそうな気がします。
自宅近辺にも桜の木はあまり見かけないので、徒歩10分の都立公園まで行かないとお花見もままならないかもしれず。
植物にはあまり興味がないワタクシですが、桜だけは楽しみにしており、何とかお花見だけはしたいなと思っております。

ワタクシの定年退職後に楽しみにしていることの一つが、吉野の千本桜を見に行くことです。
仕事柄、年度末・年度初めに休暇を取るのはほぼ不可能なので、定年退職して時間に余裕ができたら見に行きたいと思います。
他にも仁和寺の桜や高遠の桜など、桜を追いかけて日本列島を縦断するというのも夢ではあります。
若い頃はこんなに桜に執着するとは思わなかったのですが、年を取るにつれて桜はいいなと思うようになりました。
西行法師ではありませんが、花の下にて春死なむ…というのが理想だと思うのは、やっぱりワタクシが日本人だからでしょうか。

やさぐれる人が続出かも。

2014-03-19 06:05:35 | …and so on
おはようございます。
東京はここ数日は暖かい日が続いていて、昨日は、平成に入って一番遅い春一番が吹きました。
ワタクシはずっとカイシャの中にいたので風の強さには気づきませんでしたが、ようやく季節が進んできたようです。
電車の中でもダウンを着ている人が減り、スプリングコートが目立ってきたように思います。
季節感があまり感じられない東京ですが、他人様が来ているもので季節を感じることも多いかもしれません。

最近はずっと業務委託のことばかりに気を取られていましたが、うちのカイシャでは来週には4月1日付人事異動の内示が出ます。
そんな時期だということを全く忘れてしまっていたので、昨日、同僚がそういう話をしていたのを聞いて気がつきました。
ワタクシは異動して1年ではありますが、個人的には上司とイマイチうまくいかないので異動したいと希望だけは出しています。
しかも、ある意味緩衝剤になってくださっていた上司の上司がほぼ異動確実なので、余計に異動したいと思っているのです。
もちろん、人の事と書いて人事なので、少なくとも下々はふたを開けて見ないと結果は分かりません。
希望的観測を込めて、自分は異動するだろうなどといっていますが、実際は内示が出ないことには何もわからないのです。

ワタクシのいる部署はいろんな意味でうまく機能しておらず、ほとんどの人間が異動希望を出しているという話です。
ただ、昨年異動してきた人間がかなりいるので、実はそれほど大規模な異動にはならないような気もしています。
ワタクシ自身も異動したいのは山々ですが、1年で動かしてもおらえるほど甘くはないだろうと思っています。
同僚が、内示が出たらやさぐれて帰ってしまう人が続出するかもと笑っていましたが、ワタクシもその中の1人かも知れず。
緩衝材がいなくなったら上司とうまく付き合っていける自信はないのですが、これもお給料のうちと諦めるしかなさそうです。

ある意味正直な方々。

2014-03-18 06:05:18 | works
おはようございます。
昨日の東京は春本番のような暖かさで、スプリングコートで通勤してもそれほど寒いと思わなかったです。
今日も気温は上がるようですが、夜には雨が降り、それから気温が下がるとの予報です。
なかなか気候が安定しないので、毎日、天気予報とにらめっこで着ていくものを決めている昨今です。

業務委託の契約期間も終了し、しばらくは平穏な日々が続くかと思っていましたが、仮の報告書がトラップだらけ。
協力会社とは綿密に打合せしたのでそれほど心配していませんが、蚊帳の外の方々が作った資料はノーチェックでした。
会議録とかの簡単な資料なので、チェックしないでも大丈夫かと思っていたら、やっぱりやらかしてくれるのです。
協力会社とつぶしている外に出てはまずい部分の打合せの議事録に、その打合せの詳細を書いて提出してくれました。
もちろん、そんな打合せの議事録を残しておくわけにはいかないのですが、彼らにはそういう認識はないらしい。
3月14日は仮納品だから…というような話を、報告書の資料として残すことに何の疑問も抱かないのかとこちらが首を傾げます。

ある意味、正直な方々ではあるのでしょうが、何のために仮納品の報告書の手直しをしているのか理解していないらしい。
報告書の内容に関しては彼らは完全に蚊帳の外でしたが、本来は3月14日には完璧なものを納品しなければならないのです。
それができないからと泣きついてきたのはご自分たちなのに、それが何を意味しているのかは全く分からないということです。
本当であれば納期に納品できなければ、債務不履行ということで契約を解除されても異議は唱えられないはずですよね。
彼らが「契約」の意味を全く理解していないのは昨年末から分かってはいましたが、それにしても…と思うことばかりなのです。

もはや壁に近い存在です。

2014-03-17 06:08:59 | works
おはようございます。
東京もようやく春らしい気候になってきて、朝、起きるのにそれほど根性を要しなくなってきました。
月曜日の朝はテンションが一番低いと思うのだけど、暖かいのはテンションの低下を少しだけ抑えてくれます。
さすがにダウンジャケットは暑いかな?と思うので、スプリングコートを引っ張り出してきました。

年度末が近付いてきて、うちのカイシャでもそれぞれの部署が最後の追い込みにかかっています。
ワタクシも例の委託以外にもいろいろやることがあるのですが、とにかく報告レポートを作成しなければなりません。
契約自体は先週の金曜日で終了しているのだけど、レポートの中身はまだ全く詰められていません。
委託先さまは蚊帳の外ではありますが、協力会社とワタクシたちはこれからが勝負という感じです。
協力会社のチーフがたたき台を作り、それにこちらの意向を取り入れた形でレポートを作成していきます。
単純な報告だけならいいのですが、今回の調査結果を踏まえたうえで、今後の戦略まで書き込まないといけません。

本来、契約上はこの部分の再委託は禁止しており、委託先がレポートを書くことになっています。
ですが、業務のほとんどすべてを協力会社に丸投げしている方々に最終レポートが書けるはずもなく。
委託先さまに自分たちの仕事という認識はないので、打合せをしていてもメモすら取っていないのです。
レポートの中身の話をしている間は、協力会社とうちのやり取りを理解しているのかいないのか、ひたすらボーっとしている。
今に始まったことではないので、彼らの存在は壁に近いのですが、大枚を払う身としてはとても虚しい気分になるのです。

余計な仕事の増やし方。

2014-03-16 14:02:39 | works
昨日までは厚手のダウンジャケットが必要だった東京なのに、さっき買い物に出る時に薄手のダウンを着ても暑いぐらいでした。
暖かくなってくれるのはありがたいとは思いつつも、1日で一気に2か月ぐらい季節が動くので体調管理も大変です。
今日は雲一つない青空の行楽日和だけど、花粉症の人は、この陽気では一気に症状が出るだろうと思います。
幸いなことにギリギリのところでアレルギーにならずに済んでいるワタクシですが、いつ症状が出てもおかしくありません。
周囲の花粉症患者からは「急に出てくるよ」と脅されていますが、気合と根性でアレルギーをブロックしています。

昨年末から頭痛のタネだった委託契約は、ついに一昨日で契約期間が満了になりました。
一昨日は委託先の担当者が(仮の)成果物を携えていらしたのですが、仮納品とはいえ報告書をホッチキス止めはないだろうと。
協力会社には製本しなくていいのかと聞かれたらしいですが、ご丁寧に仮納品だからホッチキス止めでいいと答えたとのこと。
あまりの非常識さに、こちらは上司と2人で目が点になってしまって二の句が継げなくなりました。
確かに報告レポートの中身はこれから詰めるのですが、一応、契約期間は終了するのにそれなりの納品がされないと困ります。
期間満了日までにきちんと報告書が出来上がった体で検査をするわけで、ホッチキス止めって一体何?と思うのです。

こちらがお願いしたのは会議資料ではないわけで、中身はともかく体裁だけは整えるようにと委託先に指示を出したはずでした。
それを、協力会社がわざわざ確認してきたのに、こちらの指示の「仮」という言葉だけが頭に残っていらしたらしい。
A4で200ページ近い報告書を10部、きちんと製本してから持ってきていただくようにとお願いし、そのままお持ち帰りになりました。
ようやく頭痛のタネがなくなると思って喜んでいたのですが、やっぱり、世の中それほど甘くはないようです。
協力会社はともかく委託先の皆さまとは縁を切りたいのに、明日か明後日に製本した仮納品物を持ってくるとのことです。
自分たちで余計な仕事を増やすってこういうことなんだと、ミョーに納得した金曜日でした。

この騒動も無駄じゃない。

2014-03-15 16:50:31 | …and so on
今日の東京は午前中に用があって出かけた時点では風が強くで、薄手のダウンジャケットで外に出たのを後悔しました。
いったん家に戻り、お昼過ぎにカイロプラクティックに出かける時は暖かくなりましたが、厚手のダウンで正解でした。
陽が落ちてくるに従って風が強まっていたので、天気がいいわりには体験温度は低いままだったと思います。
3月中旬だというのにダウン類はクリーニングに出すこともできず、いつになったらしまえるのか全く分かりません。

この国のマスコミの常で今に始まったことではないけれど、脚光を浴びた人に何かあると手のひらを返したように叩き始める。
先日来話題になっていたゴーストライター事件もそうだし、ここ数日はノーベル賞級の発見をしたはずの30歳女子が標的のようです。
ワタクシはその女子が所属する研究所の記者会見を、例によってネットでチラ見しただけなので詳細は分かっていません。
何分にも二次方程式が解けない人間なので、理系の方々の論文の内容などタガログ語とかヘブライ語に等しい。
昨日の記者会見で驚いたのは、その研究所のノーベル賞受賞者の理事長が冒頭に頭を下げておられた事実です。
ふと、これがノーベル賞を受賞された方の、一研究者としての良心なんだろうと思った次第。
これは一昨年にノーベル賞を受賞された山中教授にも共通する姿勢だろうなと、記者会見の中身より、その事実に感動しました。

人間というのは、誰しも仕事で成果を上げたいと思うし、結果が出ればプロセスなどどうでもいいと思いたくなるものです。
いくら結果はともあれプロセスが大事だと言ってみても、最終的には結果のほうが重視されるのもまた事実です。
それはこういう研究の場面だけではなく、ワタクシのような一市民でも同じことだろうと思います。
ただ、昨日の謝罪会見のノーベル賞も文化勲章も受賞された75歳の大科学者の姿勢を見ていると、それだけが全てじゃないなと。
ノーベル賞級の発見・発明の裏には、おそらくは人の何倍・何十倍と積み重なった努力があるんだと思いました。
頭を下げる理事長の姿を見て、おのれの襟を正した人々も多いはずで、そういう意味ではこの騒動も無駄ではないのかもしれません。

やっぱり何か間違っている。

2014-03-14 06:12:13 | works
おはようございます。
昨夜は風が強くて、しかも大雨だった東京ですが、その雨は夜半には止んだようです。
今日の昼間はわりと貼れる予報なのだけど、夕方からは寒くなり、小雨か小雪(!)が降るかもしれないとのこと。
3月中旬だというのにこんなに不安定な天気が続くのは、やっぱり異常気象なんだろうなと思います。

今日は、契約上の委託完了日なので、とりあえずは成果物が納品されることになりました。
本来は完全な姿で納品され、最終検査を通ったら代金を払って委託契約は無事に終了ということになります。
ワタクシ的にはそれで委託先と縁が切れればいうことはないのですが、当然のように今日の成果物は最終検査用のものです。
昨日まで仮のレポートの修正指示を出していたので、曲がりなりにも最終検査は通るだろうと思います。
ですが、本当に必要な最終レポートはまだ全く姿を現す気配がなく、いつになったら完全版ができるのか全く謎のままです。
ここから先はうちと協力会社との話になるので、少なくとも委託先の方々とは縁が切れるかなと期待しているのですが。

って、何だか間違っている気はしますが、最終レポートに関しては委託先は蚊帳の外のままです。
本来、最終レポート作成部分の再委託は禁止しているのですが、委託先の方々にレポートが書けるとはとても思えない。
申し訳ないとは思うものの、協力会社の方々にレポートを書いてもらわないとみんなが困ってしまいます。
協力会社の方々とは、内々にではありますが、4月中旬を目途に最終レポートを作成するという話になっています。
最終レポートができないと代金は支払えないと委託先にも言ってあるので、彼らも完成を首を長くして待っていることと思います。
それは本当は自分たちの仕事だということは、彼らは夢にもお乗っていないと思いますが、やっぱり何か間違っていますよね。

そこだけはしっかりしている。

2014-03-13 06:03:41 | works
おはようございます。
昨日はとても暖かくて春らしい陽気だった東京ですが、今日は大雨になるという予報が出ています。
しかも、ところによっては普段の3月1か月分の降水量があるとのことで、何だかげんなりしてしまいます。
大雪の次は大雨…これからこの国はこんな天気が続くのだろうかと思うと、怖いなと思いますよね。

委託の完了日が明日なのですが、中身はともかく体裁だけは整えないと、最終検査を通りません。
協力会社の担当者様からは、相変わらず日付が変わりそうな時間にメールが届いています。
彼らが一番の被害者なのかもしれないと思いつつも、最終検査に通るためのレポートのオーダーはしないといけない。
最初の仕様とは違った調査だらけなので、検査時にはそれらの調査方法を隠さなければならないのです。
協力会社としては、レポートには正確性を期さなければならないのでしょうが、正直すぎるとこちらが困る。
トラップだらけのレポートを読み込み、修正指示を出すのが昨今の主なお仕事になっています。

もちろん、直接協力会社とやり取りをしているので、委託先さまは完全に蚊帳の外です。
何度も書いていますが、彼らを通していると時間ばかりかかって、しかも伝言がうまく伝わらない。
事ここに至っては時間がもったいないので、委託先さまの存在はほとんど忘れております。
何故、直接協力会社と契約しなかったのかは今となっては謎ですが、協力会社の方々には本当に感謝しています。
委託代金も中間搾取せずに協力会社に支払ってほしいとと思いますが、委託先はそこだけはしっかりしているんですよね。

何でもいいから縁を切りたい。

2014-03-12 06:02:50 | works
おはようございます。
昨日は2月中旬の寒さだった東京ですが、今日は一気に4月中旬並みの気温になるようです。
ただ、朝はまだそれほど暖かくないので、ダウンジャケットにするかスプリングコートにするか悩ましいところです。
通勤時間が早いので、やっぱりダウンジャケットを着ていって、帰るときは少し暑くても我慢するしかないかと思うのですが。

昨日はカイシャ前に半旗が掲げられ、地震が発生した14:46には一斉に黙とうをしました。
3年間というのは個人的にはあっという間だった気もしますが、被災地ではまだまだ3年かという思いもあるかもしれません。
昨日は上司が休暇だったので、溜まっていた事務仕事が一気に捗ったのは何よりでした。
そういう普段と変わらない時間が流れてはいるのですが、やっぱり黙とうの1分間は被災地のことを考えていました。
被災地のためにワタクシにできることはたまに募金をすることぐらいですが、忘れないというのは一番重要だと思います。
地震大国の日本国では他の地域で同じことがあってもおかしくないわけで、自分にできることを考える機会にもなっています。

委託終了まであと3日なのですが、相変わらず委託先からは悠長な問い合わせが続いております。
曰く「本当に成果品を金曜日に提出するんですか」とのことで、それって契約書に明記されているのですが。
金曜日に成果品を受け取るために、協力会社とワタクシたちは必死に夜なべ仕事をしているのです。
もちろん、その後の手直しは織り込み済みではありますが、受託者様の悠長さにはマジで呆れかえっています。
何でもいいから早くこの人たちと縁が切れないかと思いつつ、昨日もヨレヨレになって帰ってきました。