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バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

ハニバニ杖デビュー

2023年11月22日 | ALL ABOUT JAPAN
ハニバニの受難<その1>
競争心メラメラで

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さて、救急車に乗せられたふたり。


救急隊員は3人ほどいらっしゃって、みんなとても親切でした。


救急車に乗るのは私は初めてで、へぇ、こんなんなってんだ。。。とキョロキョロしてました。


ハニバニは担架に乗せられてバイタルを取るためにコードがたくさん体にくっついてた。


見るからに病人か怪我人みたいで、なんとも言えない気分になる。


あんなハニバニは見たくなかったけど、本人はいたって元気だった(精神的にはね)。


救急車に乗り込むときに二人でコソコソとサイレンなんて鳴らされたら恥ずかしいねと言っていたら
案の定、大きなサイレンと共に発車しました。


余談だけど、救急車ってあんまり乗り心地は良くないです、ご参考までに。


なんか日本の税金を一円も払っていないのに日本の救急車だなんて、ごめんなさいという気分でした。


最寄りの外科の救急外来に到着したら、医者と看護師さんが入口でスタンバイしてくれてました。


日本の医療関係のドラマの一コマみたい。


その外科のドクターは英語が堪能な人でした。


やはり若い男のドクターでした。


レントゲンと数々の触診の結果、軽傷の肉離れだと正式に診断されました。


大きな肉離れだとその場で歩けなくなるけど、軽傷なら歩けるそうです(足は引きずるけど)。


その英ペラ(英語ペラペラ)なドクターに


少しなら歩いていいけど、観光はやめてね
宮島はもう行ったの?
ああ、もう観光地はほとんど行ってるのね
奥さんが広島の人か~なるほど
とりあえずもう走り出さないでね
お大事に~



って言われて診察室を後にしました。


湿布は買ってあったので、痛み止めを処方してもらって、妹にまたホテルまで乗せてもらって帰りました。


その日の夜にハニバニとゆっくり歩いて近くのそごうへ行き、杖を買いました。



ハニバニの杖デビューです


背の高い彼の体に合う杖があったのは、本当にラッキーでした。


ハニバニは残りの日本の休暇を、この杖と共に過ごすことになります。


だがしかし


後にこの杖が原因で、再び受難することになるのです。


悪魔がハニバニの後ろで笑ってた


私をそんな気持ちにさせました。


私は完全にトラウマ状態に陥りました。


<つづく>


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