バージニア労働者

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怖かった話:山(帰りたい)

2021年06月25日 | ALL ABOUT JAPAN
こないだのこの記事で話した海・山・川の件。

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【夏です】海・山・川 - バージニア労働者

アメリカでは昨日の20日が夏至で、暦の上で夏突入。私は夏が大好きなのでなんとも気分が良いです。ところでいきなり質問。夏と言えば海、山、川だと...

【夏です】海・山・川 - バージニア労働者

 


今回は、私が山は怖いって思うようになった理由です。


かなり昔の話。
まだ私とハニバニがデートしていた頃の話です。


ある夜、ディナーの後でドライブに出かけました。
気分が良かったので、ちょっと遠出です。


夜景が綺麗なことで有名な山があり、
そこを目指して車は走ります。


平日だったからか、対向車もなく、
すいすいと山頂へ上がって行きました。


夜景はとっても綺麗でロマンチックで、
ふと、このまま時間が止まってしまえばいいのに
とか、帰りたくないなー💗とか、
恋人同士にありがちな甘い発言をしました。


でもシンデレラには門限があります。


残念だけど車に乗り込み、駅まで送ってもらいます。


山を下りながら気が付いたのは、
来た道よりも遥かに距離が長いということ。
「ここ通ったっけ?」と聞くと、「多分」と返ってきます。暗いのでよくわからない。


しかも、なんとなくさっきから同じ道ばかりを運転しているような気になって、「ここさっきも
通ったよね?」って聞くと、「そんな気がするけど同じ風景続きだからそう思うんだよ」と言われました。


私は方向感覚が悪いけど、ハニバニはそこに長けており、彼に任しておけばいずれ大通りに出るだろうと
思っていたのに、一向に山から下りられない。


門限が迫ってること以前に、もしかしたら一生ここから出られないのではというアホみたいな不安が
こみ上げてきました。『まさかねー』


引き続き同じような山道をぐるぐると運転し続けて、今度はハニバニの異変に気が付きました。


ずっと無口なのです。


ぞっとしたけどそれを打ち消すように、「迷ったんならそう言えばいいのに。」と笑って言うと、
「ちがう。なんかここ、変だ。走っても走っても全然抜けられない。」


そこからはもう本気で怖くて、
変な冷汗は出てくるし心臓バクバクし始めるし、
さっき山頂で呟いた、



このまま時間が止まってしまえばいいのに
帰りたくないなー💗




あの発言を激しく後悔しました。
もうロマンチックな気分なんてぶっ飛びました。
今はもうさっさと家に帰りたい。


アホみたいに誰に謝るでもなく、とにかく謝って、無事に帰還することを頭で祈りました。
今考えるとそれこそ本当にアホみたいだけど、あの時はもう必死の祈りです。


そしたらいきなり目の前に、大通りに抜けるための道路地図が現れて、二人は無事に山から抜けました。


ほっとしたのもつかの間、
時計を見てぎょっとしたのは、
門限が迫っていることではなく
1時間以上も山を彷徨っていたはずなのに、
実際には30分足らずだったということ。


うわー。
ここはトワイライトゾーンか。



(ちなみにいつかの再活用)


あの日を境に、もうあの山へは行きませんでした。
今でもハニバニとあの話をすると彼は、
「あれは気持ち悪かったねー!」といいます。


山は、魔物がいると思っています。
(私には霊感とかそういうの、全く無いです)
軽い気持ちで入ってはいけないと思います。


触らぬ神に祟りなし、ですよー。


この記事を作成してて、不意にハニバニに呼ばれてさっき飛び上がりましたw タスケテ―


気分転換に笑うのだ。





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今日のハニバニランチはお魚のグリル:)


Grilled Swordfish

メカジキというお魚だそう。
ツナに食感が似ておりました。
食べ応えあり!
ハニバニはなんかテンションが下がってました。
ヘルシーすぎたかな?


皆さん、良い週末を~



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