バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

ある靴の終わり

2014年10月15日 | アメリカ生活

ああ。


今ケイエスは何だか悲しみに包まれている。


長く付き合ってきたお友達とのお別れがやってきたから...



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今日、北バージニアは朝から大雨が降っていた。


昼になって雨も小降りになったので、ストレス発散のためにデミ嬢と近くのフードコートへ出かけた。


歩きながら気がついたのだが、右足だけが妙に濡れた感触がある。


今日はショートブーツを履いてきて、革製だし、プラットフォーム(簡単に言うと靴底が厚いやつ)だし
雨が靴の中に入って来るなんて考えられない。


なんだろうこの感触。だけど確実に右足だけが濡れている。


ランチを終え、会社に戻ってきて右足を確認すると本当に水浸しになっていた。


水が入って来るなんて考えられん!!!って憤慨したけど、午後からやることもたくさんあって
そこまで気にしなかったのだけど。


家に帰ってきてから、いきなりそのことを不意に思い出し、右のブーツを手に取って驚愕した。















い、いつの間に。

ってか、何でいきなり?????


だって左側はこんなにも








ノーマルなのに。



実はこの靴、もう10年プラス数年前に買ったもので、当時そんなに給料ももらってなかった私にとっては結構高かった。
値段が高くて、履きやすくて、スタイリッシュで型崩れしにくいとなると、これは大切に履くに限るでしょう?


だからヒールが減ってきても靴の修理に持ってっては「これで新品同様!」みたいな感じで喜んで履いてたの。


だけどやっぱり10年プラス数年という年月は靴にとっては長い人生だったのだと思う。


あの底の破壊具合をこの目で確認していても、
Krazy Glue(強力接着剤)でなんとかなるんじゃないか
と何度も引き出しに手が伸びそうになった。


長年のその『友』を見つめる私を見つめていたハニバニが小声で、


「あなた、クローゼットに靴が溢れるぐらいあるし、シューショッピングなんていつもなら
『もう止めなさい!』って言うけど。...新しいブーツ、買いに行きなよ。」



って言ってくれた。


それぐらい、きっと私は可哀想に見えたに違いない。


しかし、なんで右足だけあんなに露骨に磨耗しちゃったんだろう。





だけど世の中には、こんなになるまで












履く人もいるのだ。


(ちなみに彼女のブログはここで読めます。抱腹絶倒です。)



今夜、そのブーツに今までのお礼を言って、きちんとお別れするつもり(涙)。



金曜日、さっそくブーツを買いに行こう。そうしよう。



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靴ってなかなかコレ!!っていうのに出会うの難しいんですよね。
このブーツはスグレモノだったなー。超ハイヒールだったのに思い切り走れるぐらい快適だったのよー。


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いつもありがとう。
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