バージニア労働者

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クスリをあげる <その3 うちにあるもの>

2008年05月08日 | アメリカ生活
関連記事 クスリをあげる <その1 レベッカのクスリ> 

       クスリをあげる <その2 麻酔の麻酔>


クスリ、クスリと鬱陶しいので、今回が最終回。

今回は、私の周りにある、なんだか変わったクスリの紹介。




私は日本にいたころよりも、渡米してきてからの方がずっと健康だ。
そんな私でも、食べものが胃腸に合わなかったか、または
胃腸性インフルエンザにかかったかかなんかで、
かなりひどい目にあったことがある。

私がまだ日本にいたころの日本で、おなかをこわしたら服用するもので
有名なのは、「正露丸」だった。

アメリカにはさすがに正露丸はないが、それに代わるクスリもある。

それがこれ。

 PeptoBismol

ペプトビズモルと言うんだけど、一家に必ず常備されていると思う。

このペプト、パッケージがショッキングピンクで、いかにもUSA
という感じがするが、なんと





中身もショッキングピンク。

日本人は、フードカラーというか、口にするものにやたら色が付くと
なんとなく口にするのを憚る。

私が初めてこれを服用しなければならなかったとき、
本気で拒否した。

中身は液体というよりも、ペンキに近い濃厚さがある。

拒否したい理由は色だけに留まらない。

なんと、臭いがすごいのだ。

確かに正露丸もクスリの臭い王だが、ペプトも負けてはいない。

どんな感じかって、私が瞬時にして「これはまさに!」って思ったのは、

飲むサロンシップ

私には、どちらも鼻をつままないと服用ができない。

あの時は、本当に体の調子が悪く、切羽詰ったところがあったので、
しかたなくペプトを服用。

しかし、あの臭いに刺激され、
服用直後に嘔吐。

ショッキングピンクを嘔吐。

そしてその色と臭いに再度ノックアウトされ、嘔吐。
(食事をされたばかりの人には申し訳ないね)

症状が良好に向かうどころか、目の前で悪化したことは
言うまでもない。

それがどうしてうちに常備されているのかというと、
ハニバニ(夫)が愛服(?)しているから。

ヤツは『なかなかいい味だけど。』と言い、私を驚愕させた。
職場でそのことを言うと、『飲みやすいわよ?』とも言われた。

アメリカ人の味覚はどうなっているのだろう。


あとひとつ、日本にはおそらくないだろうと思うが、
「ぬる頭痛薬」。

 HeadOn

見かけはまるで、ソックタッチというか、スティックのりみたいだ。
これを頭痛がしてくると、こめかみにぬるのだ。

すーすーして、とても気持ちがいい。

以前TVコマーシャルで有名になって、効用はいかほどかと
思っていたら、職場で使用している同僚が結構いた。

彼らは口を揃えて、「効き目ばっちり、即効!」と言うものだから、
これは私も試してみたくなる。

私は頭痛もめったに起こらないのだが、多忙を極めてくると
頭がズキズキしてくるのだ。

とにかくね、こめかみがすーすーすると、どうして痛みが早々と
遠のく気分になるのだろう。

いつも私のカバンに常備してある。
(だからもうボロボロ)

矯正を始めてからは、使う頻度がかなり減ってしまった。

ある日、新聞でこの塗り薬が注目されて記事になっていたことがあった。
なんでも、「効くと思う人にはすごい特効薬だが、効かないと思う人には
全く効果がないクスリ」だと書かれていた。

私には効くが、ハニバニには効かない理由がここにある。

友人のK姐にも使ってもらって効果を聞いてみようと送ったところ、
彼女は喜んで使っていた。

彼女にもまた効くらしい。

私とか、K姐って、もしかしたら催眠術とかにかかりやすいかも知れない。






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