バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

母なる大地のふところに

2008年05月11日 | ALL ABOUT JAPAN
うちの表の庭には、植え木が2本ある。

そのうちの1本がとてつもなくでかい。

私はこの木が、冬の間は大嫌いだ。

なぜなら、いつまでも枯れ葉を未練がましくくっくけておくから、
なんだかみすぼらしく見えてるから。

でも、春から初夏にかけて、新緑が芽生えるころ、
見違えるようにカッコいい木に変身する。

今日みたいに、なんだか暑い日なんて
木の根元、というか、真下には、素晴らしい日陰ができていて、
思わずそこへ潜ってみた。

『潜る』という言い方は変なような気がするが、
木の枝がとても長く、ちょうど傘の中に入る感じなので、「潜る」でいいのだ。

潜ってみると、本当に気温が10度ぐらい低いようだ。

ちょうどよく風も入るし、とっても心地が良い。

葉っぱの隙間からこぼれる日差しも丁度良い。





                                


以前から、野鳥やリス、そして野ウサギがその木の下で
たたずんでいるのを目撃していたが、
ここは確かにオアシスみたいだ。




日本はすっかり日曜日で、「母の日」だ。

私はすっかりうっかりしていて、母の日を完全に忘れていた。
日本にいるなら、食事にでも連れて行きたいところだ。


私がまだ小娘だった頃、私は母に、かなり迷惑や心配をかけた。

母には、いつも感謝しても感謝しきれないぐらい感謝している。

母は、モデルのような顔も体型も与えてくれなかったが、
その代わりに、とても健康な体をくれた。

母親が子供に与えることができるもので、それ以上のものって
何があるだろうか。

母には、感謝だ。


木の下から上を見上げて、そんなことを考えた。


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