大雨ではないけれど 地道にそぼ降る雨の日
そぼ降る・・・
そぼって 何?
古くは そほふる そおふる とも
「そほ」は擬声語に由来するともあって しょぼしょぼ とか しょぼ降るとか しょぼい にもつながるみたい
まあ それはともかく こんな天気なので今日は外に出ず 家にあるもので食事を作る
今日は 馬頭観音
場所も姿も忘れたけれど 道端にある馬頭観音の石仏を見たことはある
馬が 生活の大事なパートナーだった時代の人々の気持ちがよくわかる
胸の前で合わせた両手の印相は 馬口印(まこういん)
人差し指と薬指を曲げてた状態で両方の手を合わせるものだが どこが馬の口・・・?
髪を逆立てて憤怒の顔をしているが 馬が草をむさぼり食うように 煩悩や災厄を食べ尽くしてくれるのだとか
ヒンドゥー教の馬神が 馬頭明王となり 馬頭観音となったようだ
眉間にある「第三の目」を 馬頭観音が持っていることは知らなかった
この「第三の目」が眉間にあると表現したことが 素敵だ
脳のどの部分も大事ではあるけれど とりわけ脳の前頭前野といわれる部分は 人間らしさをつかさどる部分であり 脳の司令塔ともいえる場所だもの
「第三の目」はサードアイと呼ばれ 開眼した人は洞察力に優れ 直感が鋭くなったり 感情を制御して精神的にも安定すると聞けば うらやましい気持ちにもなる
どこまでそれが可能なのか凡人にはわからないが この真実を見抜く目には見つめられたくないなあ