今日は5時過ぎ起床
この起床時間だと 最近では起床からお風呂に入る支度をするまでの間に 夜明けの幕が上がり始めるので 少し焦る
季節の変わり目だとか花曇りだとか 春に三日の晴れ無しだとか わかってはいるが今日も完全曇り
しかも 最低気温(8.3度)が正午に出るという寒さで ついでに言うと真夜中 零時過ぎの15度が今日の最高気温
冬ほど寒いとは感じないが それでもせっかく開いた桜も 自分は大きな間違いをしたのではないかと後悔するんじゃないかな
そんなわけで買い物には行かなかったら 冷蔵庫の中がスカスカになった
全く何も無いわけではないが 明日は行かねばなるまい
まあ 今日は本を読んでお茶を濁そう
ふたたびシーラッハの本から
かれの祖父は「ヨーロッパで活動するユダヤ人はすべて、ヨーロッパ文化の敵だ」と言った
ナチ党全国青少年最高指導者だった
そのせいだろうか あるいは単に彼が弁護士という職種ゆえだろうか 人間の尊厳や罪に対する彼の言葉の重厚さと強靭さに 何度も立ち止まり考えずにはいられなくなる(それが小説の魅力の一つにもなっている)
「わたしたちは法を定め、強者を優遇せず、弱者を守る倫理を生み出した。隣人に敬意を払うこと、これこそ、私たちをなによりも人間らしくしていくものなのだ。」
世界のあちこちで起きている紛争や戦争 あるいは差別などは自分とは無関係なことだから 自分は十分人間らしくありえていると思って安心してはいないだろか
立ち止まって 考える