数日前から脱衣所の暖房を入れた
昨日は一日中暖房を入れていた
今日は暖かいので暖房は不要だが なんといっても12月
週末のせいか駅には人が多い
駅向こうに買い物に行く時は二階にある駅の改札前を通り抜けるのだが 乗降客と待ち合せの人たちであふれている
通路の真ん中で立ち止まって携帯を見ている人や 人待ち顔の集団の間を縫うようにして歩くのも 通勤から解放されて長くなると鬱陶しく感じる
昼時のスーパーも混んでいて レジは長蛇の列
私の前に並んだ女性は レジかごを床に置いたまま携帯をいじっている
床にレジかごを置くのは コロナ以降禁止事項としているところが多い
見るとかごは確かに商品でいっぱいだから重いのはわかるけれど そのためにカートというものがあるではないか
客の清算が済むと そのたびに人は列を詰める
なんとその彼女 足でレジかごを蹴りながら前に進んだのだ
せめて その時くらいは持ち上げて欲しかった
自分の順番が来るまで 彼女はそれを何度か繰り返した
嫌なものを見て 気持ちが少しげんなりした
職場の仲間であっても 仕事をする上での対象者であっても 多くの人と関わりあう人生ではなかったせいか 比較的自分の常識の範囲でわかりあえる人しか知らずに来た
もっとも 誰でも多くの人がそういうものかもしれない
建物の出入り口でぶつかりそうになった時 譲りあう人もいれば 人にぶつかっても構わないとばかりに先に進もうとする人もいるし 世の中色々だということぐらいはわかっている
自分の思う常識が他人のそれとは違うことも承知しているが まるで違う世界に生きているのではないかと思うようなことに出会うと 外に出ることも少し躊躇してしまう
あはっ そんなに繊細なのかって
でも この年齢になるとね 気持ちの良いものだけを 心がほっこりしたり 感心したり 美しいと感じたり そういうものだけを見ていたいと思うのです
そして 私もそういう自分であるように 気をつけなくてはね