goo blog サービス終了のお知らせ 

どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

生きることはめんどくさいことの連続

2013年11月17日 | 日記
このところ冴えない天気の週末が続いていたが この週末は穏やかな小春日和となった

忙しかった仕事も終わり 腕を組んでただただ社員を眺めているという看守スタイルの社長が戻り 経営者は何をなすべきかもわからないようだ

かつてのヒット曲の替え歌でも作ろうかと 私は密かに企んだりしている

「あんた 会社のなんなのさ・・・・♪」


親の介護から若干解放された友人と 昨日はお疲れ会と称してイッパイやった

4時に待ち合わせだったが 私は2時間ほど時間を作って久しぶりに大型書店などを覗いたりした

友人のご両親は無事家に戻ることができ なんとか乗り切ったようだ

だがまだ終わったわけではなく 先が見えない不安を抱えていることに変わりは無い

老々介護になる可能性や それ以前に仕事と介護の両立の問題もあり お金で幸せが買えるわけでもそれだけで幸せになれるわけでもないとはわかっているが お金というものが問題の多くの部分を解決してくれるというのは確かだと痛感した


今日は 植木屋さんが来る前にもうこれ以上好天気の週末を迎えることはないだろうと 庭に出る決心をした

さすがに腰を抜かすような有様では無くなっているが それでもどことなく見苦しい感じがする

例年ならばこの時期には剪定も終わり すっきりした庭になっているはずなのだが 今年は遅くなってしまったために冬の光が感じられない

背の低い雑草を刈りながら 庭木の枝も少し落とした

風も無く穏やかな天気とあって汗もわずかに下着を湿らす程度であり 蚊が現れることもない今日は最高の庭仕事日和

3時間があっという間に過ぎ 今年最後の収穫は4袋

かがみ込む姿勢が長かったせいかすっかり背骨が痛くなってしまい それでも今までで一番かと思えるほどに綺麗になった庭を見て満足感に浸る

父の庭が100点満点だったとしたら 今日の私の庭は72点くらいだろうか


いつもならば庭仕事で汚れた服を洗濯するという仕事が続くのだが どうにも背中が痛くて本を持ち込んでお風呂に飛び込む

洗濯は今週末に持越しとしよう

入浴後 久しぶりに体重計に乗ってみたら 庭仕事のせいか少し減っていた

朝に作っておいたけんちんに御餅を入れて ビールを飲む

ビールのつまみとしてはどんぴしゃの相性とは言えないが それでもやはり手作りの料理は最高


友人は 数回 親のためにケータリングのお弁当を頼んだそうだが やはりそう美味しいものではなく 退院した母親は自分で何か作って食べると言ったそうだ

その気持ちがよくわかる

長年自分の手料理 家の味で過ごしてきたものにとってはそれが何よりのご馳走であり またその行為そのものも生きる力のひとつになる


生きることは めんどくさいことの連続である

だが そのめんどくさいことをひとつひとつ乗り越えることが生きる喜びにつながるのかもしれない

明日からの5日間 また超めんどくさい人を相手に乗り越える日々が始まる

この日々に関して言えば そこにどんな喜びがあるのか 私はまだ見えていない

だが「奴隷解放宣言」により自由を得た人々と同じ喜びを 退職日に抱くだろうということだけは想像に難くない