花、着物、時々ハンドメイド

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ぷららのblogが閉鎖されたので
2014年3月にお引っ越ししてきました

手づくり例会

2019-03-25 19:29:14 | ハンドメイド

友人の書とつまみのコラボ作品が完成。

和歌は紀貫之の作品。

本物はもう少し明るい色調ですが写真は難しい。

 

私はツバキを制作中。

赤いところは花弁に白いのはおしべになる予定。

正絹はくっつきにくい。

まだまだ完成しません。


暑いくらいの一日でした

2019-03-21 20:34:26 | 着物

ホテルグランヴィアで着物関連のイベントがあるということで

友人たちとお出かけ。

会場に入ったとたん丹後ちりめんの白生地の展示。

さまざまな織文様、色無地にしただけでもとってもすてきになりそうです。

トークショーが始まるまでに腹ごしらえ。

伊勢丹の11階の食堂街まで。

下を見下ろすと結構怖いものがありますね。

京都タワーを背景に記念写真ごっこ。いったいどこからきたの?全くの観光客みたい。

これは友人。

 

トークショーのゲストはIMARUさん。

カンキレ(?)着物を着ての登場。

新しいタイプの二部式着物。もう洋服感覚です。

桃山時代から着物(小袖)は変化してきているからこれもありかな?

業界の模索と研究を感じました。

丹後ちりめんはポリエステルも織っているそうです。

シルックはその流れかな?

会場ロビーでいろんな着物、モデルさんよね。

左端の人なんかドレスかと思いましたよ。

明治大正ロマンみたい。

着物はこうでなくては!ということにこだわると、廃れていきそう。

着物ショーの解説していた人も、

「正装以外は人に迷惑かけないんだったら好きな着方でいいんじゃないか」とも

言っておられました。

いろいろな着方があっていいし、自分の好きな着方でいいんじゃないのと思わせる日でした。

 


岡崎界隈

2019-03-18 16:11:25 | お出かけ

昨日は着つけサークルのあと、

伝統産業の展示を見にみやこメッセに行ってきました。。

着物や帯、和菓子、陶人形、金網作品、舞妓さんのかんざし、水引、京雛など

目の保養をいっぱいしました。

京雛はお内裏様が展示されていたのですが、

男びなは最も格式の高い黄色系の衣装、

女びなは十二単が寸分狂わずに重ねられ、

色合いも落ち着いていながら地味でもない晴れやかな色合い。

作家さんが説明をしてくれていましたが、

怖くってお値段だけは質問できませんでした。

撮影禁止が残念でした。

帰り、うわさの寝転がったこけしの展示、見ましたよ。

人が少ないのは、大きな作品なので、みなさん随分引いた位置で撮影していたためです。

 

両サイドには改造車(?)の二作品。

おもしろかったのはこれ。

ちゃんと「竹やり」の正統的な族車かと思いきや

なんと焼き芋移動販売車。

ナンバーついてたけど、公道仕様には見えないのでフェイクでしょうね。

ヘッドマーク。

きちんと焼き芋用の機材。

こんな移動販売車が走っていたら追っかけて焼き芋買いに行きたい。


船大小

2019-03-13 19:30:42 | ハンドメイド

チョコの包装紙と色紙で。

お手本はこちら。

撮影のバックは白にした方がよかったですね。

じっくり見て、またお手本との違いがわかってしまいました。

速乾接着剤を使ったのでやり直しはできません。

こんど作るときは工夫しましょう。

 

指先、手先を使うので脳のためにはよさそう。


旧作作り直し~桃の節句。

2019-03-11 21:00:23 | ハンドメイド

タペストリーからミニ色紙に仕立て直し。

桜のしべは張り替えた方がよさそう。

つぼみの位置もちょっと失敗かなあ。

元は三連のタペストリー

 

初期の作品、その時は精一杯だったけれど、今見たらう~んとなってしまいます。


折り紙の船

2019-03-09 15:42:54 | ハンドメイド

包装紙と市販の折り紙を使って。

お手本はもっと船が長くて乗員が多いのですが、小舟にしてみました。

船部分、コーヒーの包装紙を使用。

木工用の速乾の接着剤を使ったのですが、つきが悪いのでクリップで留めておいたら

形が付いてしまいました。

船部分はもっと明るい色にした方が晴れやかですね。

乗員の作り方、三角形の組み合わせですが、その単純さが難しい。

 


清水寺 振り袖姿のお嬢さんたち

2019-03-08 20:11:05 | 風景

五条烏丸辺りから撮影。

朱塗りが鮮やか。創建当時は山の中腹に神々しい感じがしたのではないかしら。

五条高倉の歩道橋辺りで望遠を使ったらいい写真が撮れるかも。

 

五条通で見つけたお嬢さん方。

みなさん振り袖です。

今年は振り袖レンタルがはやるかも。

考えてみれば、今でこそ振り袖ってフォーマル着物だけれど、

江戸時代の商家の娘さんって日常着が振り袖だったものね。

これもかわいいと思うことにしましょう。


妙心寺 法堂(はっとう)&浴室~広隆寺

2019-03-08 19:09:46 | お出かけ

妙心寺の拝観料が変わる(500円→700円)ことと拝観場所が変わるという情報を得たので、

3月6日(水)にまたまた行ってきました。

法堂は探幽の天井画「雲龍図」がおもしろい。

天井を見ながらぐるぐると歩くと、角度によって龍の顔の大きさなどが違って見えます。

写真は禁止なので、配られたチラシを。

次に浴室。

この入り口上部の蟇股の装飾に龍の爪が意匠されていました。

左側の下部に花が二輪ありますね。その上に龍の爪。わかりますか?

浴室は、入り口入ったら正面にお風呂の神様がまつってあって、その両サイドに小さな石の階段。

洗い場に登れます。

洗い場の正面に扉があって、そちらに一段上がって4畳半くらいのすのこの張られた場所。

そこが蒸し風呂になっています。

洗い場から右手に畳の部屋、そこが着替えの部屋。

お坊さんたちは大きな布に着替えを包んできて、うすい着物に着替えて蒸し風呂に入る。

「これが風呂敷の起源ともいわれています」ですって。

井戸から水を運ばなくてもいいように竹のトユで石造りの水槽に水を流し入れ、その水を使用したとのこと。

蒸し風呂部の裏にはかまどがあって大きな釜でお湯を沸かしていた。

その部分も見せてもらえました。

さて法堂の鬼瓦、龍の意匠でした。

すべての鬼瓦というわけでもなかったけれど、竜があちこちに。

 

お昼過ぎには友人と合流して、太秦広隆寺へ。

ここはやはり国宝1号の弥勒菩薩ですね。

いつ見てもすてき。

仏像保護のためか収蔵庫内はやたらと寒くて震えました。

千手観音など、さまざまな仏像もいいお顔のものが多く、なかなかすてきでした。

ただ、古いものは傷みが結構あってお気の毒。

境内は梅がきれいでした。


妙心寺 龍泉菴~臨祥院~天球院

2019-03-05 22:20:12 | 歴史散歩サークル

3月4日(月)歴史散歩サークルで「京の冬の旅~非公開文化財特別公開」妙心寺へ。

二条駅からJR花園駅へ。駅から歩いて数分。

まずは龍泉菴へ。

こちらは妙心寺の塔頭の中でも最大のところだそうです。

平成11年に、龍泉庵を開かれた景川(けいせん)禅師の五百年法要をするにあたって

お堂の修復など行われ、現代画家による障壁画が作られたとか。

写真を自由に撮れるところも多くすてきな障壁画が多かったです。

これは菩提樹。木の後方には金で描かれた太陽。太陽はお釈迦様を表すとのこと。

400年以上前の杉戸絵もかなりきれいに残っていました。

枯山水のお庭もすてき。梅の花が咲いていました。

富士山だったと思います。

こちら越前岬。

沙羅双樹の木(夏椿)。

客用の間は絢爛豪華にしつらえられ、

プライベート空間(今は使われていないでしょうけれど)は

水墨画の落ち着いた障壁画(古いものがそのまま見られるようになっていました)。

もちろんそこの障壁画は撮影禁止。

広大な龍泉菴のごく一部の見学でしたが、

お寺って昔からこんなふうにお堂の修復をするたび、

新しい障壁画を作ってきたんでしょうね。

長谷川等伯の真筆は博物館に行っていて

お寺ではレプリカが展示されていました。

 

次は麟祥院。

こちら春日局の菩提(ぼだい)寺。

軒丸瓦の菱形の中に三の紋は

春日局の嫁ぎ先稲葉家の家紋だそうです。 

こちらの展示で印象に残ったのは雲龍図。

写真撮影は不可だったので冬の旅のパンフから。

雌雄の龍。角がお下げのように下がっているのが雌、角が立っているのが雄なんですって。

海北友雪(かいほうゆうせつ)の作品。

海宝友雪の家は父親の代から春日局の実家とのご縁があったとか。

龍の表情がかわいい。

方丈前の枯山水。

元は石組みだけだったんでしょうが、長い年月たって苔に覆われています。

大きな木の左側の三つの岩が瀧を表し、小石が水の流れ、右端の平らな石が船を表すんだそうです。

春日局の御霊屋というのもあり、お骨はお江戸の麟祥院にあり魂はこちらの麟祥院にあるとか。 

御霊屋(みたまや)。

お堂の中は撮影できなかったので冬の旅パンフから。

庭の端っこには稲葉氏の城、淀城のしゃちほこもありました。

 

次は天球院です。

天球院は拝観寺院ではないとか。今回は特別公開です。

 

つるべ井戸のあと。

井戸蓋に乗せられているのは、軒丸瓦と流木を利用したプランター。

いろいろ家庭園芸風に蘭などが植えられていました。

竹林の虎の絵。

当時の日本には虎がいなかったので虎の毛皮を猫に着せて絵を描いたとか。

毛皮には足先や尻尾はなかったのでその辺りは想像で描いたそうです。

仕草が猫っぽい絵が多いでしょう?とガイドさん。

尻尾が蛇みたいなのは、そのせいですって。

 

「京の冬の旅」は現地に観光協会からのガイドがついて

詳しく教えてくれるところがいいですね。

もちろん非公開文化財が見られるのも魅力だけれど、

ただ見て終わり、ではなく、解説付きなので

いろんなことを知ることができるのも魅力。

 

三つの塔頭(たっちゅう)でスタンプをもらって、花園会館でお抹茶と和菓子のサービス。

お寺の板敷きを歩き、こぬか雨が時々降って、寒い一日でしたが、

一日の歩数は10,000歩をちょいと超えていい運動になったと思います。