新緑のシーズン。
途中の加茂街道は柔らかい緑のトンネルでした。
まずは上賀茂神社の駐車場に停めて境内へ。

賀茂祭=たぶん古文で習ったように「かものまつり」と読むんでしょうね。
境内の川(御手洗川?ならの小川?)で水遊びをしている大人たち見つけました。
手水の後ろの川です。

写真撮ってもいいですか?とお聞きしてOKでした。
お魚を捕まえているんですって。
大学生っぽかったですね。生態系の研究かな?
境内で巨大なヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)を見つけました。
3階以上の高さになりそう。

さていよいよ迫ってきた賀茂祭=葵祭に備えてか、境内の整地が行われていました。

ダンプで砂をあけて重機でならす・・・。
よそから来た砂も神社のパワーでありがたいものになる?
上賀茂神社を抜けて大田神社まで明神川に沿って歩きます。

こんな飾り物をおいたお店に入りました。
花はちりめん、葉は本物。
こんな飾り方があるんですね。
店内には牡丹の木にちりめんでできた牡丹の花を置いたり。
作品の飾り方の参考になるものばかり。
アヤメと思ったけれど、ここは大田神社のご近所。カキツバタだったんでしょうね。
買いもせずひとしきりお店の人とおしゃべりしてまた大田神社を目指します。



青々とした花が群生し、とても美しかった!
カエルの声がグエッグエッと聞こえました。
ここの湿地でしか生息できないカエルがいるんですって。
タゴガエル。
居合わせた人たちと一緒に盛り上がってネットで調べて鳴き声聞いたり、写真見たり。
カキツバタを楽しんだ後は特別公開の社家、梅辻家住宅の見学。

内部は写真禁止でした。
社家というのは上賀茂神社の神職の家で、7軒有ったそうです。
本日の公開場所は、御所の建物を移築した黒書院。
最初に目についたのは大西良慶さんの書。
御所に参内?したときに下賜される扇を貼り付けた屏風があったり、
江戸幕府にフタバアオイを献上するときの動きを
図面にしたもの(江戸城内の部屋配置)、これって機密事項じゃないか?
そんなに広くはないけれど、建物の作りなど、一般的な住宅とはちょっと違う。
正面玄関は高貴な人が来るところ、
おつきの人たちは脇にある内玄関?
脇の玄関は入り口が鳥居のようにデザインされていて
さすが神職のおうちだなと思わされます。
下手に動くと大切なものが傷ついたりしそうなのでドキドキしました。
今日の歩数は約6,000歩。