夏、平和の取り組みが多い季節です。
7月31日立命館平和ミュージアムで開催されている「平和のための京都の戦争展」に行ってきました。
長崎に落とされた原爆の実物大模型
スタッフが横に座っているので大きさがわかりますね。
南方特別留学生、オマールさんたちのの展示。
ユソフさんは8月7日に広島で死亡、お墓は広島にあります。
私は2019年に圓光寺でオマールさんのお墓を見つけて、その後南方特別留学生だとか、広島で被爆し負傷しながらも他の人たちを助けた人だと知りました。
南方留学生3人のうちラザックさんだけが生きて祖国に帰れたとのこと。
ラザックさんは国営放送で原爆の悲惨さや平和の大切さを語っておられたとのこと。
こういう活動が「核兵器禁止条約」の成立にも大きく寄与したのではないかと思いました。
平和ミュージアムの企画展で「原爆棄民---韓国・朝鮮人被爆者の証言」があり、そちらも見学。
8月9日まで開催中。
在日コリアンの被爆者、祖国へ帰った被爆者の取材をし撮影した写真展。
当初、在外被爆者に被爆者手帳等の措置が執られていなかったのを運動で取得できるようになったことなども紹介されていました。
8月1日2025伏見ピースメッセージ展、伏見区役所4階青少年活動センター。
友人たちと3人で行ってきました。
高校生が被爆者からお話を聞いて書いた絵の展示、
修学旅行で沖縄に行った中学生の平和俳句。
加害の歴史にも触れた展示。
京都の16師団はレイテ島でほぼ全滅(生き残ったのは3%くらい)、多くは栄養失調による餓死、戦病死だったそうですが、加害の歴史に目を背けてはいけない。
南京大虐殺、京都師団の師団長は「捕虜にはせず片付ける方針」と公言していたそうです。
異常としか言いようがない。
新聞にこんな記事が載せられる、殺人をスポーツのように。
こんな時代になってはいけない、と強く思いました。
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