何ですか!?戦時新聞???
戦後80年、京都新聞が戦時中の記事をわかりやすく再編集したもの。
横書き文字も今風に左から右へと書かれています。
6月8日(日)付には1945年4月後半が紹介されていて
◆市民が防空壕をつくった「創意工夫」◆「米鬼を倒せ」府庁で日本刀の試し切り◆建物疎開による町内会再統合◆沖縄戦特攻機1千機が敵に命中◆沖縄戦激化のため京都の工場は徹夜で増産体制・・・
その中で
◆松尾大社が神幸祭を挙行「ほかはやめても。ここはやる」
なんて記事もあったようです。松尾大社ってすごいな。
「世相の反映と戦争遂行に加担した新聞の負の部分を振り返って教訓とする」ために作った「戦時新聞」。
神風特攻隊敷島部隊の報道で「全機特攻」が一般的な戦術になったこと、「全機成功」との報道、
実際にはそのほとんどが迎撃され亡くなっていったことは知らされず、
人を使い捨ての駒にしてそれを当たり前にしている当時の政府や報道に恐怖を感じます。
防空壕作りもすごく評価する記事内容になっているけれど
今の私たちから見たら東京大空襲や大阪大空襲なみの空襲なら絶対無理。
それほど市民が情報を知らされていなかった時代を感じました。
新たな戦前にならないようにいろいろと考え、行動しなければなりませんね。
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