亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site
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訳あって毎朝5時半起きがつづき、
ある日の午前中、とうとう起きていられなくなった。
昼寝です。
で、こんな時は決まって変な夢を見る。
この時は、何故か実家に戻っていた。
夏、実家のドアはいつも半開きになっていて(虫が入るだろうに)
玄関を入るとすぐに食卓がある。
それくらい狭かった。
玄関に母が居て、食卓を見ると父も…居るような気がした。やっぱり居た!!
父がいつものランニングシャツ姿でいつもの席でビールを飲んでいた。
「どうしてここに居るの?」と聞いたら
「自分の家なんだから居たっていいじゃないか」的な返事が返ってきた。
だってもう亡くなってるのに。
そこで目覚めて、少しだけ泣いた。
死、って一体何だろう。
こうしちゃいられないので、早速制作に入る。
生きてるうちに描かないと。
いくつかの展覧会に向けて準備を進めている。
あまり考えすぎると、頭がパンパンになってしまうので
「私は出来る、私は出来る」と根拠のない暗示を自分にかけながら。
いつかは死ぬのに、なんで生まれてきたんだろう??
自分が死ぬこと、生きることを意識してしまう、それが人間だから仕方がない。