Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

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ボルヘス、プロローグ

2018年08月04日 21時35分48秒 | 日記


版画家の池田敏彦さんとは、思えば何度かグループ展をご一緒する縁があり
6月には、フランスのギャラリーアンドレ&レオンのこけら落としの展覧会でも一緒でした。

その縁の中でもとりわけ、相馬俊樹著の『アナムネシスの光芒へ』という本で双方取り上げていただいたのは大きなもので、
不忍画廊さんでの出版記念展では話しをする機会もずいぶんありました。

その池田さんが長崎に引っ越すことになり、先月その壮行会が行われた。
不忍画廊さんで開催された壮行会は、ささやかでしたがとても温かいものでした。

そこで久しぶりに相馬先生とも会い(相変わらずキレッキレでかっこいい!)
3次会では日本橋ガストでボルヘス談で盛り上がった。

私は以前読みかけて挫折した経験があり、いつかもう一度チャレンジしたいと
思っていた作家。
「カフカ以上の不条理、というか全く違う不条理凄いよ」
「読みにくいかもしれないから、まずは『伝奇集』次に『アレフ』」

「私は以前読みかけて挫折しました」

「20代で読むのは難しいかもしれないけど40過ぎたら読めるよ、読んでみて」

私が挫折したのは40過ぎてたとは言えず(笑)

でも、目の前で相馬先生が勧めてる(@_@;)!!
それなら絶体に読める私読めます読める気まんまん、ってなわけで
アマゾンで古本4冊を一気に購入!
座の会も終わったので早速読み始めました。

テンションの高い人と話をすると
自分のテンションも上がって、ついでに運気も上がる気がします。
思えばいろいろな出遭いのおかげで今の自分はありますが、
『アナムネシスの光芒へ』でご紹介いただいたのは
大きなターニングポイントだったと思います。


お告げに従いまずは『伝奇集』、経過は後日。

★池田敏彦
★相馬俊樹
★ギャラリーアンドレ&レオン