Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

身体に聞け!!

2016年02月16日 08時33分22秒 | EXHIBITION


少し前になるが
作品「プリズム」が額装されて戻ってきた。
手にした時の感激は忘れられない。

今はもう
お求めいただいた方のところへ旅だったが
やはり私は、自分が欲しいものを描いているんだと思う。

作品が自律する条件には
絵が完全に私のコントロールから離れて
意思を持って進行するように感じられること
小さな存在である私の想像力を遙かに超えていくこと。

その時、私は単なる奉公人でしかなく(笑)
制御の中で描いているのだけど
制御しながらその制御を超えていくこと
しかもそれを自ら仕掛けないというルールで。

その不思議は
身体が既に知っていたりする。






実は先日健診を受けた。

初めて鼻から胃カメラというのをやり
これはやっちゃいけないことだと直観した。

消化管の中は綺麗で何事もなかったが
検査が終わってしばらく鼻血が止まらなかった。

内視鏡が太すぎるのだ。

鼻を通るとき、眼球が飛び出すかと思った。

この検査で、今まで綺麗だった所に
傷がついたのかもしれない。
内視鏡はもっと細くするべきだと思う。

マンモグラフィーも

ものすごく乱暴な技師さんで
バーンって挟む。

「うわっちゃ、いてててて!!(`Д´)!!」

検査のあと何日間か
胸の痛みがとれなかった。
これで乳がんになったらどうすんねん??
だからもうしばらくはやらない。

胆管ポリープはなくなっていた。
血糖値、他の成績も以前より良く
ほっとしたせいか
それ以来 私は菓子への奉公人か。

あらかわ画廊の荒川さんに
菓子の食べ過ぎだと こっぴどく叱られてから
制御することが身についたはずだったが
制御しながらその制御を超えていくこと
しかもそれを自ら仕掛けないというルールで…