亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site
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あまりきれいに撮れない。
初雪
どうりで寒いと思った。
路が濡れているので積もらないだろう
時間がゆったり感じられる。
雪の日には
雪が下降するパターンを見つめるのはおもしろい。
まるで、与えられた最も合理的な軌道を自ら知って
そこに狂いなく着地しているようだ。
手前と離れたところでは
雪の角度も落ちるスピードも違って見える。
そのせいで、いつもの景色なのに
やけに距離感を感じてしまうのだ。
ところで
私はといえばここのところ狂いっぱなしだ。
答えが出せない問題がある。
イラストと絵画の狭間
仕事と情の狭間
何を一番大切にしなくてはならないのか。
大切なものを選ぶと、大切な人を傷つける。
その人を傷つけるくらいなら…
それが私の弱さだ。
私自身が幼いために
要領よくふるまえない。
生まれて初めて消えてなくなりたいと思った。