突然ですが、「ケンニプ」って聞いたことがありますか?
一見シソのように見える葉っぱなんですが、実はゴマの葉。
ゴマの葉って言われてもピンと来ないですよね。
シソとはまた違った、とっても爽やかな香りがする葉です。
その葉を醤油で漬けたのが、写真の
「ケンニプチャンアッチ(エゴマの葉の醤油漬け/깻잎장아찌)」。
ご飯に巻いて食べると美味しいんですよ。
今日は、このケンニプチャンアッチの作り方をご紹介します。^^
まずは、ケンニプを購入。
多いですね・・・。
これで150枚ぐらいあるでしょうか。
韓国はなんでも多いんですよね。^^;
韓国ではだいたいこのぐらいの量で1,000~2,000ウォン。(2012年現在)
安いでしょう?
うちでは、前回ご紹介した「イカの野菜炒め」を作るときにケンニプを買い、
余った分でケンニプチャンアッチを作ることが多いです。
では、他の材料です。
【 ケンニプチャンアッチ 】
ケンニプ(エゴマの葉)・・・20枚
◆醤油ダレ◆
醤油・・・大さじ2
魚のエキス(액젓)・・・大さじ2(なければ醤油)
唐辛子粉・・・大さじ1
ネギのみじん切り・・・大さじ3
ニンニクのみじん切り・・・大さじ2
生姜のみじん切り・・・小さじ2
白ゴマ・・・大さじ2
水飴(물엿)・・・大さじ3(なければ砂糖)
ちょっと甘めのタレです。^^
醤油ダレの材料は全部みじん切りと書きましたが
うちではみじん切りにせず、少し大きめに切ります。
みじん切りにすると、エゴマの葉にみじん切りにしたタレが
たくさんついてしまうため、しょっぱく感じるんです。
それから、今回はネギがなかったので、細ネギで代用しちゃいました。^^;
作り方は簡単。
まず、エゴマの葉を軽く洗い、水気をよく取り
葉と茎をつなぐ部分を5mmぐらい残して切ります。
あまり切りすぎると箸でつまみにくくなるし
長すぎると食べにくいので、適当な長さに切ってくださいね♪
次に、醤油ダレの材料を全部混ぜます。
醤油ダレをよく混ぜたら、葉に少しずつぬっていきます。
2枚ずつ重ねながらぬってくださいね。^^
全部ぬったぞ~!!
って、葉が多すぎてタッパーから少し出てますね。^^;
でも、気にせずに
無理やり蓋しちゃっても大丈夫。^^
うちはこのまま一日常温で置いておいて
翌日冷蔵庫に入れます。
あとは、2、3日に一度、上下を入れ替えてあげると
まんべんなく漬かります。
私はだいたい一週間から10日ぐらい冷蔵庫に入れておいて
こんな感じの色になったら食べています。
あまり漬かっていない状態だと、香りがキツすぎて食べにくいかも。
日本にいるとき、まだ完全に漬かっていないケンニプチャンアッチを友達にもらって
どうしても食べられず、全部捨ててしまったことがありました。
今は大丈夫だけど、エゴマの葉のにおいに慣れてない人は
完全に葉が漬かってから食べるほうがいいと思います。
エゴマの葉はカリウムやカルシウム、鉄分などが多く含まれています。
エゴマの葉を30g食べると、一日に必要な鉄分を摂取できるんだとか。
一度漬けると、かなり長い間食べられるので、ぜひ、漬けてみてくださいね♪