ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

12月5日(水) 2007年のワースト1決定!

2007-12-06 00:56:37 | 本屋ネタ

ネーチャンと、ノダメと、たまたま3人揃ってレジにいる時に、
ものすごく悪意に満ちた人が来た。
ここまで凄い人は珍しい。

ネーチャンは、この手の客に意外に強いのだが、
私とノダメは、精神的に壊滅的なダメージを受けた。

私は愚痴ったり、怒ったりしながら回復を図ったが、
ノダメは、何を言っても無反応で、泣きそうなほどに落ち込んでいる。
夕方、あがる時に声をかけたら、
今日、1日中そのことを考えていたのだそうだ。

私以上に打たれ弱い人、珍しい。

日記に書くことで、気分をさっぱりさせたいのだが、
どう書いていいかわからないほどに、いまだにダメージがある。
ものすごい破壊力だ。

とにかく、事の発端から順を追って書いてみよう。

ミシュランガイドが先日発売され、
大人気で、どこでも手に入らないことはご存知の方もいるでしょう。

うちでは20冊しか入荷がなく、
発売日の午前中に、すべて売り切れてしまったらしい。
(私が休みの日だったのよ)

その後も、取り寄せを希望する人は後を絶たないが、

@ 重版はするだろうが詳細は未定
@ 予約されても、いつ手に入るかわからない
@ 次回の重版で手に入るという確約もできない

という状況を説明し、
理解してくださった方だけを、予約の順番待ちに入れることにしている。

以上が前提。

開店早々、かなりヒステリックなオバサマが入って来た。

「ミシュランの予約票ちょうだい」

我々3人とも、顔を見合わせてしまった。

「まだ重版の予定がたっていな・・・・」

「12月13日よ!」

(??? この人、版元の人ですか???)

「12月13日に重版が出るって決まってるのよ。
  それを予約するから、予約票に名前書かせて!」

「ちょっと当店にそういう情報が入っていな・・・」

「よその本屋で聞いたのよ、確かよ」

「ちょっと確認取らせていただいてもよろしいですか?」
(・・・と版元に電話しようとする私)

「あっちこっちの本屋、何件もまわって、
 どこでも12月13日って言ってたんだから、間違いない!」

「その情報のある本屋さんでは、予約できなかったんですか?」
(なんで、そっちで予約しなかったの?・・・と聞きたい)

「どこも100件以上予約が詰まってるのよ。
  ここなら大丈夫でしょ、今、何人予約してるの?」

「お調べしますので、少々おま・・・」
(と、客注伝票を見ようとすると)

「いいから、さっさと名前書かせて!
  何人目? 何人目なのよ!?」

そうこうしているうちに私は版元に電話をかけ、
以下の返答をもらっていた。

@ 12月13日に第2版はあがる
@  しかし、第2版の分はすでに予約が一杯で品切れである
@  その次の重版の予定はまだない
@   だから、今は注文を受けないでほしい

上記の版元に言われた通りのことを、そのオバサマに伝えたが、
全ッ然! 聞いてなくて、
勝手に伝票を取り上げて、名前と住所と電話を書いて、

「入ったら電話してよ!
  本ッッッ当!に意地悪なんだから!」

と捨てゼリフを残して、怒りながら出て行ってしまった。

すでに次回重版分も品切れだって言ってんのに~!
注文受けませんって、版元が言ってんのに~!

意地悪なのは、あなたの方じゃないですか。
懇切丁寧に説明しているのに、なぜ聞こうとしないのですか。

てめぇのことばっかし考えやがって、ねぇ、もう、ねぇ。

この一件で、私もノダメも1日中落ち込み。
胃はキリキリ痛み、帰宅後も立ち直れず。

ところで、ミシュランガイド
こんなに需要があるのに、なぜもっと刷らないのかしら。
売る気ないのかしら。

あ~、ものすごく毒を浴びた。
落ち込みすぎて、光枝さんの講座の台詞も覚えられない。

金曜日のジェイライブで、思いっきり笑って、元気出そう。

コメント (14)
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12月4日(火) 貼り紙の日

2007-12-04 23:26:33 | 日々雑記

朝、店長からメール。
通勤電車で、飛び込み自殺があったらしく、
全然動かない上に、
どう迂回しても、開店時間に間に合わないとのこと。

店長の出勤、理想は9時より前。
最悪でも、バイトの出勤する9時半前。
もっともっと最悪の場合は、開店の10時に間に合えばぎりぎりOK。

しかし今日は、どうしても無理らしい。

私とネーチャンは、いつも通り9時半に行き、
(しかし、鍵を持っていないので店内に入れない。
 鍵は社員にしか持たせてはいけないことになっている)
店のドアに、

人身事故による交通事情のため、
やむを得ず、本日は開店が遅れます。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

という貼り紙を貼って、
ベローチェで、店長からの連絡が来るまで待つ。

10時半、開店時間より30分遅れて店長到着。

今日は、ジャンプコミックスの新刊が出るし、
定期の量も半端じゃない。
1日が過ぎるのがすごく早かった上に、
何もできずに終わってしまった。

夜、家で宅配を待っていたら、
ヨーコちゃん(元・家庭教師)が唐突に現れた。
管理人のM夫人の家で、3人で談笑。

自宅ドアには、

宅配の方へ。
管理人室にいますので声をかけてください。

・・・と貼り紙を貼った。

あら、今日、貼り紙づいてるじゃんと今、気づく。

函館ペイストリースナッフルズチーズオムレットが届く。
M夫人へのお歳暮の分と、ついでに我が家の分だ。
これがまた激うま!

ああああ、痩せたいのに。

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12月3日(月) ジャマなのよ~

2007-12-04 17:48:09 | 本屋ネタ
月曜日は、ノダメのお尻がジャマで仕事がしにくい。
人数が多ければいいってもんでもなく、
全体の流れを把握していない人に、
気ままに動かれると、やりにくくてしょうがない。

ネーチャンは、忙しいと
「バーサク&ヘイスト」状態になるが、
店長いわく、
「ノダメくんにはコンフュがかかってる」
私は、年中「スリプル」かもしれません。

整形外科で痛み止めをもらって、
それから歯医者へ。

抜糸の予定だったが、
すでに糸は、自然に回復して取れてしまっていた。

ネーチャンと娘と、ベローチェでお茶。
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12月2日(土) ミュージカルワークショップ自主稽古

2007-12-03 01:02:27 | ミュージカルを歌おう

今日は急遽、
光枝さんの特別講座のための自主稽古を行うことになった。
それに参加。

今回の教材は、某ミュージカルの1シーン。
歌も入る。
(メロディは旧バージョンで)

空港の職員たちと、
久しぶりに空港で再会できた老夫婦のシーン。

実際の講座では、いくつかのグループ分けをするために、
多すぎる出演者の部分は、空港の職員に割り当てられている。

この場面の出演者は7人。

いつもなら、たった1日のぶっつけ本番で、
皆と話し合う暇もなく、いきなり立って動くのだが、
今日は、じっくり母音のみで読み合わせするところから始めた。
(もちろんその前に、呼吸法&発声)
10時から17時まで、たっぷり時間があったのだ。

こんないい提案をしてくれたK子さんが、
途中で体調が悪くなり、
ちょうど、搭乗手続きを待っている子供みたいに、
いろんなものにくるまって、ピアノの下に寝ている姿はかわいそうだった。

皆で、それぞれの役の人物像について話し合った後、
全員で、すべての役を順番にローテーションした。

一番やりにくかったのが、事務的な職員2。

一番やりたくて、感情移入できたのは、
久しぶりに愛する夫に会えた老婦人。

案外、やりやすかったのは空港をウロついているガキ。

自分でやっておもしろみがなかったのは、
職員1と、妻を待つ老人。

とっても、とってもやっていて楽しいんだけど、
実際の講座では、絶対にできましぇ~~~んと思うのは、
空港の一番偉いお役人。

でも職員だと歌が歌えるんだよね。
そして、歌っていて一番楽しいのは・・・・・
きれいごとや偽善が大ッ嫌いな、毒舌家の役人なんだよね。

光枝さんの前で、これやる勇気ありません。

やりたい役、いくつかあるけど、どうしよう。
当日、何を希望しようか・・・。

今日、参加予定だったけいちゃんは、
体調を崩したらしく、不参加。
残念。
夫婦役、やってみたかったよ。

おまつり参加組のカズ兄、たどぅ、ともちゃんは、
すごくお互いの意志の疎通ができあがっていて、
何をどう組み合わせても、いい関係性ができあがっていた。
ああ、こういう感じうらやましいな。

あ~、久しぶりのワークショップ、楽しかった!

コメント (11)
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12月1日(土) (気を取り直して)「ウーマン・イン・ホワイト」

2007-12-02 00:53:01 | ミュージカル

朝、すごくゴージャスな夢を見ていた。

光枝明彦さんと、青山明先生と、北川潤先生と、関口三千香さんと、
その他にも大勢の元四季の方たちがコンサートをしている。

皆さん、野球のスタジアムのような客席にすわっていて、
自分の出番の時だけ舞台に上がって行く。
私は、光枝さん北川先生と3人で、
写真を撮ってもらおうとしていた。

しかも、自分の持ち役ではない歌を歌うという趣向らしい。

光枝さんは、ファントムを歌っていた。
他の皆さんが何を歌っていたか覚えていないが、
関口さんの歌声に感激して、
「キャーー!」と悲鳴をあげたところで目が覚めた。

以下、現実。

娘と一緒に、「ウーマン・イン・ホワイト」を観に行く。
(ソワレです)
今日は、劇場で大勢の知り合いと会った。

学生時代の芝居仲間のハーミアちか
(帰り、挨拶できなくってごめんね~!)

それから光枝さん友達の、
山坂コロンダさんと、さかなちゃん

ワークショップ仲間のokanちゃん、はっち

娘は、
「神田沙也加が松田聖子の娘だということを知らなかった」
そうです。
説明したと思ってたけどなぁ。

あと、休憩時間に、
「あの二人は本当にそっくりなの? 双子なの?」
とか、
(そっくりじゃないって、見りゃわかるじゃん!)
「ローラ以外の役名がわからない」
とか、
高校生とも思えないようなことばかり言ってました。

娘「幽霊はなんて名前?」
私「アン・キャスリック」
娘「お姉さんは?」
私「マリアン・ハルカム」
娘「結婚した人は?」
私「パーシヴァル・グライド」
娘「ファーシヴァルじゃなかったのか・・・。
     じゃ、光枝さんは?」
私「フェアリー氏」
娘「お医者さんは、フォーカスだっけ?」
私「フォスコ!!!」


わざとじゃないんです!
これでも必死なんです。(by『Sing!』)

2度目の私は、かなり余裕を持って全体を見ることができた。

1幕の途中で、
「あーあーあー、光枝さん、何か知ってるな、うん」
というのがわかったし、
(鋭い人なら初見でも気づく所)
ところどころ、光枝さんの台詞には伏線が隠されているのだ。

ミステリーの舞台化なんて、
もしかしたら初めて観たかもしれないけど、
いやいや、おもしろいねぇ~。

明日、千秋楽だけど一応伏せ字。
○○○○が、×××の絵を見つけるシーン。
○○○○と×××が、思いがけず再会するシーン。
「△△がいたの、私の中に」という歌。

ところどころで、今日は涙が出ました。

けいちゃんはマチネを観ていたのだが、
終演後、待ち合わせた。

今日のマチネに、北川先生もいらしていたそうだ。
あれ、ちょっとだけ正夢。
次回、北川先生と語れるのが楽しみだ!
(今度、いつだっけ)

けいちゃん、okanちゃん、はっち、
コロンダさん、さかなちゃん、娘
と7人で五右衛門パスタ。

コロンダさん&さかなちゃんは、漫才コンビのようだ。
さかなちゃんが、ものすご~く静かで冷静なツッコミ役。
みんなで光枝さんについて話していると、
楽しくて、あっという間に時間が過ぎた。

コロンダさん、塩サブレ激うま!!でした。
ありがとうございました。

ああああ、光枝さんがこの世に存在していることが、
とてつもなく、たまらなく嬉しくて幸福だ。
フランス喜劇か何かも、やっていただきたいな。
いろんな光枝さんが観たいな。

えーと、ヒロインの恋人役の男優が、
22日にはやっていなかった「笑わせ」をやっていたのは、
ちょっと、よけいだと思った。

コメント (4)
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