朝、出勤して貼り紙に驚く。
「売り上げ減少のため、出勤、退出は
ぴったしの時間(原文ママ)に押してください。
早く来て押さないでください」
売り上げ減少は、あなたのせい。
出勤する人も、退出する人も、
「ぴったしの時間」に押すとしたら、
レジに誰もいない時間が生まれますよ。
誰も、1分に10円やそこらの時給を稼ぎたくて、
わざわざ早く来たりはしないよ。
人が少なくて荷物が多い忙しい日に、
早めに出勤するのあたりまえのことでしょう。
本当にムカつくな~。
今度から、9時半まではタイムカード押さずに仕事してやる。
そんな店長に、手術のことを文書にして提出し、
さらに口頭でも話した。
(口頭だけだと、絶対にすぐ忘れられるからね)
「ベテランは大事にしたいし、
募集しても、4ヶ月でKEN(♀)さんと同じ仕事は、
絶対できないと思います」
と、ネーチャンと同じことを言った。
その言葉だけを信じれば、クビにはならずにすみそうだけど。
コミック担当、おりた。
もう限界。
夜は、インプロワークショップ・アドバンスクラス。
りょーちんに会えて嬉しい~。
ひとつひとつの場面を体感して、
きちんとそこに存在して、丁寧に芝居をする。
ジャッキーさんから言われたことは、
途中で自分で、批判を始めないこと。
幽体離脱するように、人格が離れて、
今やっている芝居の批判を始める癖があるということ。
なんなんでしょうね、それは。
ただの邪魔な自意識なんじゃないかしら。
その人格は、台本があれば離脱しないのかしら。
少なくともルキーニの時には、
最初から最後まで、完全に集中していたな。
あそこまで入り込むと、
稽古中には到達したことのない境地に達して、
行動すべてがルキーニになるので、
自分で想像もしなかったことをし始めておもしろい。
病み上がりだったせいもあるかもしれないけど。
あっ、それとも衣裳とメイクのせい!?
インプロワークショップだと、ぽぉ・・・と観察する人格が抜ける。
相手役の表情を見て笑い出すなど、普通じゃありえない。
即興運動神経が鈍いんじゃなかろうか。
それとも、観客根性が邪魔するのだろうか。
「次、なにすんの?」の演出、ものすごく難しい。
観客が観たいもの、喜ぶものを持ってくる、
それがよくわからない。
ものすごく煮詰まった時に初めて、
「それは違うだろう!」と確信を持って思っただけで、
そこに至るまでは、
えっ、なんで今のダメなの? とぽかんとしてばかりだった。
やっぱ、鈍いのか?
だったら、台本のある芝居だけやってればいいじゃんか、
と言われるかもしれないが、
でも、なんだかすっごくおもしろいんですよね~。
鈍くても、続けたいな~。
夫が、息子や娘に説教するために、
私が受ける予定の手術の、
手術中の写真や、傷跡の写真のプリントを持ち出した。
こういう大手術になるわけだから、
もっとおまえたち、母ちゃんを手伝って、
心配かけないようにしなさいと。
ありがたいし、嬉しい。
でも怖い~。
麻酔科医をテーマにしたコミックを読んでみた。
気管に挿管するのは、
全身麻酔をかけると、自発呼吸が停止するからなんだって。
うわあ、初めて知った!
怖え~!!
ほとんど死んだような状態になるのね。
帰って来られるのかな。