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週刊! 朝水日記

-weekly! asami's diary-

418.魔法少女大戦ZANBATSU - Cut Scene Collection Vol.39:イザナギダイオウ

2016年09月25日 | 魔法少女大戦CSC

-"Magika Wars" Cut Scene Collection #39-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 連日の熱戦激戦で盛り上がったリオデジャネイロパラリンピック2016。 先週めでたく閉幕しましたが、想像以上に面白かったです。
 しかし、ネット配信の動画がまだ残っていて観終わっていないので、詳しいレポートはまた来週というコトにしたいと思います。


 それとは関係ありませんが、先週日本列島を襲った台風16号。 今回は、九州、四国、近畿、中部、北陸、関東の広範囲で猛威をふるいました。 特に、九州と四国、近畿では河川の氾濫や地すべりなどで橋が落ちるなど、大きな被害が出た様子。
 筆者の在住地域でも、ピーク時には強い雨と風に見舞われましたが、それでもせいぜい一般的な台風レベル。 時間も、せいぜい3時間程度。 結局、実被害は特にありませんでした。(´・ω・`)
 またもや回避!Σ(゚Д゚;)
 ちょっと申し訳なくなってきました。
 ただ、山を隔てた隣の市では、結構な被害があった模様。 ウチの在住地域は、山に助けられたっぽいです。
 また、台風が夏の熱気も吹き飛ばしてくれたようで、朝晩に秋の涼しさを感じるようになりました。 台風シーズンはもう少し続きます(注:10月中旬までは要警戒)が、季節はいよいよ秋に入ったカンジ。 秋の味覚を味わうのが楽しみです。


<今週の特集>

 今週の特集コーナーは、昨年サービスを終了したPSVゲーム、『魔法少女大戦ZANBATSU』のメインシナリオを含むシーンコレクション、及びこだわり名物音声の全てコレクトする『魔法少女大戦ZANBATSU-Cut Scene Collection』!
 シリーズ第39回目の今回は、高知県の魔法少女、イザナギダイオウです。


※注:ムービーの画質、音質があまり良くありません。 しかし、筆者手持ちのビデオキャプチャーでは何をどうやってもこれ以上品質が向上しませんでした。 ご了承下さいませませ。(謝)


Vol.39:イザナギダイオウ(高知県)

魔法少女名:イザナギダイオウ
守護地:高知県
CV:富岡美沙子
本名:剣ものべ(つるぎ ものべ)
年齢:??
属性:水
武器タイプ:片手剣
魔法タイプ:乱射&爆発+4
性格:ネクラで短気
バストサイズ:無
御先神:かつお犬

 高知県を守護する魔法少女、イザナギダイオウ。
 年齢不詳。 魔法少女になった経緯も不明だが、御先神のかつお犬(注:どんなイキモノ!?Σ(゚Д゚;) 魚か犬かどっちだよ?(´・ω・`)?)と共に、“最強の魔法少女”を目指してマガツヒ退治と呪詛の修行に明け暮れる。 しかし、“何を以って最強か?”は、本人自身理解していない様子。
 ネクラで陰気で短気。 しかも、オカルト大スキでコトある毎に呪いをかけようとする。 某アニメのオカ研部長みたい。(注:ただし、あのオカ研部長はドMだが、ダイオウはどちらかというとSである。 二人を合わせたら良いコンビになりそう?) 友達いなさそう。(笑) だが、郷土愛は強く、意外と家族想い。 結婚や跡継ぎなど、将来の事も意外とシッカリ考えている。
 また、ツルペタ&男っぽい口調なので、山田と天音には男の子と間違われていた。(注:ただし、初対面の時に山田はダイオウの事を「お嬢さん」と言っている。 完成度の高い脚本だけに、残念なミスである)
 本名開示イベント有り。 記念撮影イベント無し。 御先神については、名前以外は語られず詳細不明。
 ちなみに、会話イベントは脚本の完成度が比較的高く、他の魔法少女と違ってハナシのオチがシッカリしているため、ムービーの編集作業がとてもやり易かった。




高知県



地方:四国地方
県庁所在地:高知市
面積:7,103.91平方km
人口:730,513人(2015年11月現在)
県の木:ヤナセスギ
県の花:ヤマモモ
県の鳥:ヤイロチョウ

 明治維新の立役者の1人、坂本竜馬を産み育てた土佐の国、高知県。
 四国4県中、最も広い面積を有する高知県だが、人口は3番目とかなり少ない。 これは、県の大半が険しい山地になっており、県の山地率は実に89%(!)にもなり、可住面積が極端に狭いためである。 実際、海岸であっても砂浜は少なく、断崖絶壁が多い。
 ただ、山地が多いので河川が豊富で、県の象徴であり、“日本最後の清流”とも言われている四万十川を筆頭に、仁淀川や吉野川、物部川などの一級河川が多数県内を流れている。
 高知県は、四国4県の中で唯一、瀬戸内海に面していない県である。 太平洋にのみ面しており、そのために気候は太平洋気候で、全国1、2を争う年間日照時間(注:平均2000時間以上)もあって、冬には山間部などで降雪する事もあるが、年間を通して温暖で、特に春には全国でも最速クラスの桜の開花前線到来地域である。
 ただ、年間を通して雨も非常に降り易く、夏には台風の直撃を喰らう事も少なくない。 中国、四国地方全般に言える事だが、高知県でも近年、人口の減少が大きな問題になっている。 1985年には84万人近くいた県の人口は、これをピークとして年々減り続け、今世紀に入ってついに80万人を割り込み、現在に至る。 それだけ、少子化問題が深刻なレベルにあるというコトなのだろう。
 さあ! 西日本の若いカップルたちよ! やはり今すぐに少子化対策行為に励むのです! ヤってヤってヤりまくるのですッ!!(←それはちょっと違くね?)
 それはともかく、高知県の産業についてだが、まずは農業。 温暖な気候を利用した早場米(注:通常よりも刈り入れが早い稲の事。 8月には刈り入れが終わる)の生産が盛んで、南国そだちなどの品種が有名である。 また、ハウス栽培が極めて盛んで、キュウリやししとう、ショウガ、みょうが、ゆずなどの野菜類、柑橘類が、生産量全国1位を誇るほど盛んに生産されている。
 畜産業では、ブランド和牛の土佐赤牛や、ブランド鶏肉の土佐ジローなどが主に生産されており、全国的な知名度も高まってきている。
 太平洋に面しているため、県では漁業も盛んで、いわゆる“カツオの一本釣り”(注:網で追い込んだカツオの群れに釣竿を立て、カツオを釣り上げる漁法。 ただ、釣り針にはエサを付けず、浮きやオモリなどの仕掛けもなく、“釣る”というよりは釣り針で“引っ掛ける”といったカンジ)が特に有名である。 この漁法で、ソウダガツオの水揚げ量は全国1位を誇っている。 ただし、水揚げ作業そのモノは他県(注:宮城県や静岡県など)の漁港で行う事が多く、県内で水揚げ作業を行う事は少ないのだそうな。
 カツオ以外では、マグロやカジキも主力である。
 農業と漁業が極めて盛んなため、県では工業があまり盛んではない。 食品加工業やセメント鉱業、電子機器の工場が点在する程度で、重工業はほとんどなく、いわゆる工業地帯もない。 また、山地が多いので林業が盛んかと思いきや、それほど盛んではない。 切り出しても、山が険しいので出荷にかかるコストが高いからではないかと思う。
 文化面では、刃物や和紙など伝統工芸が有名である。 また、ペット用の動物、特にニワトリとイヌの生産が盛んで、闘犬用を含めた土佐犬や、新種を含むペット専用のニワトリ(注:長尾鶏、土佐矮鶏、プチコッコなど)の生産が古くから盛んである。
 食文化では、地元の特産品であるカツオを使った料理が有名で、会話イベントにもちょっとだけ登場する皿鉢料理(注:さはちりょうり。 寿司や刺身などを大皿に盛って突き合う宴席料理の一種)や、B級グルメの鍋焼きラーメン、みそかつラーメンなども、新しい地元名物になりつつある。
 ただ、こだわり名物Voiceでも語られている通り、郷土名物だった四万十川の鮎は、年々漁獲量が減少しており、現在は特産品ではなくなっている。 日本最後の清流と言えども、環境が変化しているというコトなのだろうか?
 観光では、国宝の豊楽寺を筆頭に、高知城や金林寺薬師堂などの名所旧跡。 室戸岬や桂浜、清流四万十川や中津渓谷などの景勝地。 坂本竜馬、横山隆一、やなせたかしなど、県出身の有名人の記念館や資料館。 ホエールウォッチングやスクーバダイビングなどの海のレジャーなどが有名で、全国から多くの観光客を集客しているが、高知を代表する観光と言えば、何と言ってもよさこい祭りだろう。 今でこそ、愛知県名古屋市の日本ど真ん中祭りを始めとして、全国各地で行われているよさこいだが、元祖にして本家本元は高知県。 毎年前夜祭を含めた8/9~8/12までの4日間の開催期間中、全国から腕に憶えのある150チーム、合計約1万5千人(!!)が一堂に会し、鳴子を手に踊りの腕前を競い合い、延べ100万人もの観光客(!?)が訪れる、日本最大のダンスコンペティションイベントなのである。
 もう一つ、四国で忘れてはならないのは、四国八十八箇所巡りである。 高知県は、お遍路で2番目に訪れる事になる県で、札所の24番~39番が県内に点在している。
 幕末の志士、坂本竜馬を輩出した歴史があるため、文学や映画、ドラマなどの舞台やモデルになる事が多く、マンガやアニメ作品でも、高知県はよく取り上げられる。
 方言についてだが、現在でこそ、高知は漁業などを通して他県との交流が深い県だが、前近代まではそれほどでもなく、交流が浅かった事から、方言も他県の影響を受ける事なく、独自性が強い。 基本的には、他の四国3県と同様に関西系の方言がベースになっているが、語尾や単語が極めて独特(注:語尾の「~ぞね」、「~き」が特に有名。 ただし、坂本竜馬の伝記やマンガで必ず記述がある「~ぜよ」は、現代では死語になっているのだそうな)で、関西系とも中国地方系とも異なるオリジナリティのある方言になっている。
 そして、高知県の女性についてだが、顔つきや体型に関しては、特にコレといった特色はないようだが、いわゆる“はちきん”(注:土佐弁で“おてんば娘”の意)が多く、しかし竜馬のような強力なリーダーシップで人の上に立つ女傑が多いのだそうな。 そのため、身だしなみには気を遣う人が多く、人口のワリには美容室の数がかなり多い。 よさこい祭りなどで人前に出る機会も多いため、というのもその理由かもしれない。
 ……まあ、ダイオウはあまり身だしなみに気を遣っているようには見えないが。(笑)


 てなワケで、四国地方編はココまで。 次回からは、いよいよ最終エリア、九州/沖縄地方編がスタートです!


 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ


Thanks for youre reading,
See you next week!

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417.魔法少女大戦ZANBATSU - Cut Scene Collection Vol.38:マナヒメ

2016年09月18日 | 魔法少女大戦CSC

-"Magika Wars" Cut Scene Collection #38-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 台風の夏が終わりません。
 今度は台風16号。 しかも、最強クラスの超大型! 最大瞬間風速70mは、アメリカはニューオーリンズを水没させたあの観測史上世界最強のハリケーン、“カトリーナ”に匹敵するレベル!
 この週末から週の前半にかけて、南は九州/沖縄から北は関東、東北地方まで、日本列島ほぼ全域を文字通り“蹂躙”していくと予想されています。
 インターネットのリアルタイム更新される気象情報や、NHKのニュース防災アプリなどで随時最新情報を確認し、進路上の地域は“極めて厳重な警戒”を心がけましょう。
 ……今回こそは、筆者の在住地域も無傷では済まなそうです。


 それはそうと、連日熱戦が伝えられているリオパラリンピック2016。 あっしも心から堪能させて頂いております。 ……まあ、パラリンピックをココまでシッカリ観たのは、実は正直今回が初めてぐらいなんですが。(^ ^;)
 だぁって今までは観たくても観れなかったんだもん。 TVでOAしてくれないからッ!!\(`Д´)/
 しかし、実際に観てみて、その面白さに初めて気付かされた、というのが正直な今の感想です。
 昔、マンガ家の井上雄彦が、車いすバスケを描いた人気作、『リアル』を連載するに当たって、障害者に対する礼儀を欠いている、障害者を食い物にしているなどといった批判に対し、「車いすバスケに純粋にスポーツとしての面白さを感じた」と反論していたが、実際の競技を観てその言葉の意味がようやく理解出来た。
 確かに、パラスポーツは純粋にスポーツとして面白い。
 車いすバスケだけでなく、陸上や競泳、自転車、車いすラグビーなど、一般とはかけ離れたルールで行われる競技もあるにはあるが、一般とは違った戦術戦略、またトレーニング方法や競技方法は、一味違った独特の面白さがある。
 特に、パラリンピック独自の競技であるゴールボールなんかは、静まり返った会場内でボールの跳ねる音だけが響き渡り、ほんのわずかなミスが勝敗を決する張り詰めた糸のような緊張感がとても面白い。 ルールもシンプルで分かり易いので、全くの初見でも大いに楽しめると思う。
 陸上や競泳なんかも、意外と記録が良くてビックリする。 正直、健常者である筆者がマトモに競って勝てる競技は、実際にやらなくても明確に分るぐらい、全競技全種目を通してどれ一つとして無いだろう。
 こういうのを観てると、「“障害”ってなんだろう?」ってつくづく思いますね。 結局のトコロ、“限界”は肉体ではなく、己自身の心が作っているのだ。
 また、日本勢も大いに活躍し、毎日のように日本選手メダル獲得のニュースが入ってきているのも、これに拍車をかけているのは間違いないだろう。
 ただ、これを書いている時点では、日本勢にまだ金メダルがないのが残念と言えば残念である。 金メダルが期待されていた視覚障害者柔道や女子ゴールボール、男女の車いすテニスのシングルス/ダブルス、自転車のトラックなどが、いずれも金メダルを逃す結果になった。
 対して、あまり期待されていなかった自転車のロードの男女タイムトライアルや、ゴールボールと並ぶパラリンピック独自の競技、ボッチャでいずれも銀メダルを獲得したのは快挙である。 今から、次の東京パラリンピックが楽しみな結果になったと思う。
 ちなみに、日本勢のメダルは現時点で金0個、銀8個、銅11個の合計19個で、国/地域別メダルランキングの63位。 ただし、ランキングは飽くまでも金メダルの数が基準で、金メダルが同数の場合は銀メダルの数。 銀メダルも同数ならば銅メダルの数が基準になる。 そのため、もしも日本が金メダルを1つでも獲得すると、ハンガリーを抜いて47位。(注:金メダル1個の最上位) 2つ取ると、コロンビアを抜いて36位(注:金メダル2個の最上位)にまでジャンプアップする
 ちなみにちなみに、ランキング首位は中国。 競泳、陸上、自転車のトラックでメダルを量産し、金94銀74銅49の合計217個(!)。 2位は、自転車のトラックと競泳で金メダルを量産したイギリス。 3位は競泳でメダル量産のウクライナ。 地元ブラジルは現在8位で、メダルを1つでも獲得した国/地域は、81ヵ国となっている。
 ……ただ、競技とは別のトコロで残念だったのが、NHKのライブ中継である。
 昼間は録画のみ。 深夜から早朝にかけては、日本選手を中心にした競技のごく一部の試合のみ。 オリンピックと同様、インターネットの特設サイト(注:NHKスポーツのアプリをDL/インストールする事で、スマホやタブレットでも同じ動画が鑑賞出来ます)でライブ配信も行われたが、TV放送と被る試合は基本配信無し。 自転車のロード、アーチェリー、射撃、ボート、カヌー/カヤックのスプリント、ヨット、乗馬、ボッチャ等々、日本選手のメダルが期待されていなかった競技は、ライブはおろかハイライトすらほとんど配信されていない。
 9/15(木)の午後には、システム障害が発生して午前中の競技が30分~1時間程度配信されない配信事故が起きるほどの体たらく。
 中途ハンパ! もしかしたら、スカパーのパラリンピック特設専門チャンネルに配慮したのかもしれないが、そんな配慮は必要無し! スカパーは、所詮民放で有料なんだから。
 ネットなのでサーバ容量に限界があるのは理解出来るが、技術面でクリア可能な問題は投資する価値があると思うし、また東京2020に向けて盛り上げる意味でも、せめて決勝トーナメントやメダルレースぐらいは、全競技全種目でライブ配信してほしかった。
 自転車のロード、超観たかった……。つД`)゚。 アーチェリーと射撃も。 ボッチャだって、どんな競技なのか未だによく分らない(注:ルールとしては、冬季オリンピック競技であるカーリングに似ていると思う)ので、どんな競技なのか一度シッカリと観たかったのに。(注:ハイライトや競技紹介では分らない部分も多数あるので、試合を観た方が早い)
 出場している選手の親族や友人知人近所の人など、応援したくても諸般の事情で現地までいけない人もたくさんいるワケで、そういう人たちのためにも、1種目でも1試合でも多くライブ配信して欲しかったし、またするべきである。
 こういった中途ハンパなコトが、ひいては一般社会の障害者に対する認識に誤解を生じさせたり、障害者の社会進出を阻害する原因になりかねないのではないだろうか? ユニバーサル放送で、しかもメインキャスターの三宅健自身が手話で伝えるダイジェスト番組を放送するのも悪くは無いが、もっとオープンに、障害者も健常者も隔てなく生活出来る社会を作る意味でも、もっと幅広い競技のライブ配信を行ってほしいものである。
 ちなみに、民放はライブ中継ドコロかダイジェスト番組すら無し。 今年もやっぱり批判されまくりの24時間TVの日テレも、ニュースのヘッドラインで取り扱う程度。 Gorin.JPのCMに、あれだけ散々パラリートを出演させておいてコレである。 これだから民放はッ!!\(`Д´)/
 いずれにしても、(これを書いている時点では)閉幕まであとちょっと。 最後まで楽しませて頂こうと思います。


<今週の特集>

 今週の特集コーナーは、昨年サービスを終了したPSVゲーム、『魔法少女大戦ZANBATSU』のメインシナリオを含むシーンコレクション、及びこだわり名物音声の全てコレクトする『魔法少女大戦ZANBATSU-Cut Scene Collection』!
 シリーズ第38回目の今回は、愛媛県の魔法少女、マナヒメです。


※注:ムービーの画質、音質があまり良くありません。 しかし、筆者手持ちのビデオキャプチャーでは何をどうやってもこれ以上品質が向上しませんでした。 ご了承下さいませませ。(謝)


Vol.38:マナヒメ(愛媛県)

魔法少女名:マナヒメ
守護地:愛媛県
CV:大久保瑠美
本名:姫野せとか(ひめの せとか)
年齢:??
属性:火
武器タイプ:片手杖
魔法タイプ:直進&貫通+4
性格:明るく元気
バストサイズ:無
御先神:こじょろー(タヌキ)

 みかんの里、愛媛県を守護する魔法少女、マナヒメ。
 魔法少女になった経緯は不明だが、タヌキの姿をした御先神、こじょろーと共に日々マガツヒ退治に精を出す。
 大人っぽい雰囲気ではあるが、底抜けに明るい性格で、時々ホントっぽいホラ話をしたり冗談を飛ばしたりする。 友達になったら楽しいタイプだと思う。
 郷土愛は強く、地元名物をこよなく愛し、バリバリの方言を話す。 そのため、会話の節々が(方言のため)意味不明になる事も。
 年齢不詳だが、どうやら学生のようで、学業と魔法少女の両立に忙しいようだが、趣味が俳句と書道という、あまり学生っぽくない渋い趣味。 将来は、書道パフォーマンスをやりたいと考えている。
 本名開示イベント有り、記念撮影イベント無し。 御先神についても、そこそこ詳しく語られる。 それによると、こじょろーはいわゆる化け狸で、イケメンやセクシー美女に変身しては人間をからかって遊んでいるらしい。




愛媛県



地方:四国地方
県庁所在地:松山市
面積:5,676.10平方km
人口:1,384,852人(2015年10月現在)
県の木:マツ
県の花:みかんの花
県の鳥:コマドリ

 文豪、夏目漱石がその代表作、『坊ちゃん』の舞台にした伊予の国、愛媛県。
 愛媛県は、四国4県でも西端に位置する県だが、東西に細長い形状で、海を隔てて中国地方の広島県と、九州地方の大分県に挟まれている。 そのため、県の東部と西部では、様々な面で大きな差異が見られる。
 最も顕著に異なるのは気候で、県の東部は瀬戸内海に面しているため、年間を通して温暖だが、雨が少なく、加えて河川や湖が少ないため、夏には水不足になりがちである。 対して西部は、宇和海(注:愛媛県と大分県に挟まれた海域の事)の黒潮の影響を受けるため、東部のように温暖ではあるが、東部よりも雨が多く、加えて台風の被害に遭い易い。
 ちなみに、東西共に内陸部は西日本最高峰の石鎚山(注:いしづちさん。 標高1,982m)に代表される険しい山間部のため、標高差の関係で四国にしては珍しく寒冷で、雪が降り易くスキー場の経営が成り立つほど積雪する。
 総じて、気候的には住み易いんだか住み難いんだか、よく分らない県である。
 しかし、県の総人口は140万人近くあり、四国4県では最も人口が多い県である。 近年は、少子化などの影響で1985年頃をピークに減少傾向にあるが、四国2位の香川県よりも40万人近く多い。(注:可住面積が広いので、当たり前と言えば当たり前だが)
 愛媛県の産業についてだが、一次から三次まで、様々な産業がバランス良く運営されており、また県東部、中部、南部でそれぞれ得意/不得意な産業種が見事にバラけており、上手く住み分けられているという特徴がある。 また面白いのは、県の全ての産業全体のGDPが、日本全国トータルのGDPのおおよそ1%になっている点である。 そのため、経済界からは“1%経済”と呼ばれているのだそうな。
 農業では、温暖な気候を利用したフルーツ、それも柑橘類の生産が極めて盛んで、近畿地方の和歌山県とは覇を争うライバル同士の関係にある。 特に、“みかん県”の異名を持つ愛媛県のシンボル、ミカンの生産量は、今世紀初頭まで愛媛県がみかん県のプライドにかけて全国1位を死守してきたが、2004年についに和歌山県が全国1位を奪取! それ以来、愛媛県は全国2位に甘んじている。
 ミカン以外では、キウイやいよかんがそれぞれ全国1位。 ハッサクが全国3位。 ネーブルオレンジが全国4位の生産量を誇っている。
 柑橘類以外では、裸麦(注:大麦の一種。 主にビールの原料になる)の生産量が全国1位。 栗の生産量が全国3位を誇っている。
 全国でも有数の漁場である瀬戸内海、宇和海に囲まれているため、愛媛県では漁業も盛ん……だった。 残念ながら、現在は過去形になりつつある。 昔は、イワシ漁が極めて盛んであったが、現在は漁獲量も減り、特産品とは呼べなくなっている。 また、真珠の生産も盛んで、かつては全国1位の生産量を誇っていたが、現在は生産量が落ち込んでいる。 代わりに、タイやハマチの養殖が盛んで、特にタイは全国1位の出荷量を誇る。
 工業では、鉄以外の金属加工業が盛んで、パルプや輸送機械、化学薬品、石油/石炭などがこれに続き、主に県東部に各企業の工場や事業所が集中している。 また、これらとは別に林業が盛んで、木材用のヒノキやスギが主に栽培されている。
 文化面では、伝統工芸の磁器や和紙が有名だが、皆さんの関心はやはり、食文化だろう。 ミカン、いよかん、みかんジュースは言うに及ばず、会話イベント内でも紹介されているタルトなども有名だが、他にも五色そうめんや鯛めし、海老天、じゃこ天などが有名で、地元名産の裸麦を使った麦味噌や、しょう油も有名である。 ちなみに、麦味噌やしょう油は、地方によって味が異なり、南に行くほど甘味が強くなるという特徴があるのだそうな。 特にしょう油は、他県民の感覚からすると砂糖醤油とカン違いするほど甘いのだそうだ。
 ちなみに、会話イベント内では松山空港に「“みかんジュースが出る蛇口”がある」と言っているが、……え!? マジで!?Σ(゚Д゚;) 都市伝説ちゃうの?(´・ω・`)??(注:ホントにあるらしい。 ただし、常時ジュースが出るわけではなく、毎月第3日曜日の10時~14時までというタイムサービス。 無料だが、その時以外は水も出ない)
 また、みかんごはんも実在するが、B級グルメを通り越して最早Z級グルメ。(笑) 混ぜるな危険! いわゆる炊き込みご飯の要領で、だし汁の代わりにみかんジュースを使うのだそうな。 いくらみかん県とは言っても、さすがにやり過ぎである。 学校給食に出すとか止めてあげてほしい。 子供たちがかわいそう。 何のバツゲームだよ?(´・ω・`)
 それはさておき、愛媛の観光についてだが、まずは松山城、宇和島城、今治城、湯築城の名城4連発! いずれも、日本名城百選に選ばれている名城で、特に松山城は、国重文にも指定されている。
 他に、四国カルストや天赦園、滑床渓谷、来島海峡展望館などの名所や景勝地。 道後、湯ノ浦、鈍川、本谷などの温泉地。 松山春まつり、道後温泉まつり、松山まつり(注:会話イベントにも登場する野球拳が見られる)などのイベント。 郷土出身の有名人である久松伯爵、夏目漱石の住居跡や、映画監督の故伊丹十三の記念館など、年間を通して楽しめる観光スポットが県内各所に点在する。
 そして、忘れてはならない四国八十八箇所巡りだが、愛媛県はお遍路で訪れる3番目の県で、札所の40番~65番が県内にある。 またこの関係から、県内では弘法大師にあやかって書道が盛んである。
 また、夏目漱石の『坊ちゃん』を筆頭に、文学や映画、ドラマの舞台やモデルになる事が多いが、アニメやマンガは意外と少ない。
 方言についてだが、愛媛の方言である伊予弁は、他の四国地方と同じく関西弁の影響があるにはあるが、近畿地方よりも中国地方の広島県と経済的なつながりが深いという歴史があるため、方言にも広島弁の影響が見られる。 ただ、関西弁と交じり合って独自の発展をしたため、独特な単語が多く、標準語から見ると聞き取り難い、あるいは理解不可能な単語もまま見られる。 ちなみに、小説『坊ちゃん』で多用されている語尾、「~なもし」、「~ぞなもし」は、現代では死語になっており、愛媛県内でもほとんど使われていないのだそうな。
 愛媛の女性についてだが、顔つきや体型に関しては、良く言えば清楚で素朴。 悪く言えば華やかさに欠ける印象があるが、いよかんやみかんジュースでビタミンCを過剰摂取しているので、肌のキレイな人が多い。 金銭感覚のシッカリした堅実なタイプが多く、大人っぽい落ち着いた性格。 流行に流されない質素なファッションを好む傾向がある。 特に、郷土の伝統である伊予かすりを使った着物や小物を愛用する人が多いとか。
 ……の、ワリには、マナヒメはハデで明るい、ある意味落ち着きのない性格である。(笑)


 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ


Thanks for youre reading,
See you next week!

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416.魔法少女大戦ZANBATSU - Cut Scene Collection Vol.37:玉藻かのか

2016年09月11日 | 魔法少女大戦CSC

-"Magika Wars" Cut Scene Collection #37-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 今週は、いよいよ開幕したリオパラリンピック2016の事を書こうかと思ったんですが、せっかくのお祭りムードを台無しにするニュースが国内外でありましたね。
 国内では、台風12号から衰退した温帯低気圧に伴う大雨が日本列島を蹂躙。 関東や東北、そして三度北海道が豪雨被害に遭いました。 この大雨に伴う地滑りで亡くなった方もいた様子。 今年は台風、と言うか、“豪雨の夏”になりました。 亡くなった方のご冥福と、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
 国外では、またもやキタがやらかした。 今年2度目の核実験強行。 しかも、弾道ミサイル搭載用の核弾頭を使用し、威力は広島/長崎型原爆に匹敵する過去最大規模。
 だからなんでお前らはそんなにも戦争がしたいんだよ?
 これを受け、日米韓の3ヵ国は、これまで以上の制裁措置の検討に入りましたが、問題はやはり、制裁措置にはかなり消極的な中国の動向である。 キタと国境を接する中国にとっては、キタと敵対関係になる事によって国境付近で実被害が出たり、またいわゆる脱北者(=難民)の流入によって国内情勢が不安定なるなどの事態を避けたい思惑があるため、どうしても制裁措置に対して消極的にならざるを得ない。 また、中国が明確にキタに対して敵対行動を取ると、見境がなくなったキタが“強硬手段”に出ないとも限らない。 言わば、キタが第二、第三のISになる可能性が出てくるのだ。
 ISは、国を持たない烏合の衆に過ぎないが、キタは立派な独立国であり、一部の国民や特権階級が現在のジョンウン体制に反対し、権威が薄れていると言っても、これを粛清するなどの恐怖政治体制を取っているジョンウン体制は、今後も様々な挑発行為を繰り返し、最終的には……。
 ……てなコトになる前に、中国に足並みを揃えさせ、日米韓が連携してキタ包囲網を完成させてほしいと願う今日この頃である。


<今週の特集>

 今週の特集コーナーは、昨年サービスを終了したPSVゲーム、『魔法少女大戦ZANBATSU』のメインシナリオを含むシーンコレクション、及びこだわり名物音声の全てコレクトする『魔法少女大戦ZANBATSU-Cut Scene Collection』!
 シリーズ第37回目の今回は、香川県の魔法少女、玉藻かのかです。


※注:ムービーの画質、音質があまり良くありません。 しかし、筆者手持ちのビデオキャプチャーでは何をどうやってもこれ以上品質が向上しませんでした。 ご了承下さいませませ。(謝)


Vol.37:玉藻かのか(香川県)

魔法少女名:本名に同じ
守護地:香川県
CV:葵ひびき
本名:玉藻かのか(たまも かのか)
年齢:??
属性:木
武器タイプ:両手鎚
魔法タイプ:直進減速&爆発+3
性格:せっかちで負けず嫌い
バストサイズ:無
御先神:百輔(ももすけ)

 全国一のミニマム県、香川県を守護する魔法少女、玉藻かのか。
 魔法少女になった経緯は不明だが、郷土愛が極めて強く、愛する香川を守れるならと、マガツヒ退治に精を出す。
 年齢不詳だが、県と同じくミニマム&ツルペタ! いつも明るく元気いっぱいな性格もあって、その姿はまるで小学s(以下検閲削除)。
 プライベートで少林寺拳法の道場に通っているためか、負けず嫌いでその上せっかち。 モットーはタイムイズマネー。 マガツヒ退治でも、天音と先を争うように活躍する。
 本名開示イベント(一応)有り。 記念撮影イベント無し。 御先神については、名前と容姿以外はあまり詳しく語られず。
 ちなみに、御先神の百輔は白い犬の姿をしているが、後姿はおまんじゅうのように見えるというコトなので、きっとまんまるでコロコロした姿なのだろう。 モフモフしてぇッ!(゚Д゚)




香川県
 


地方:四国地方
県庁所在地:高松市
面積:1,876.73平方km
人口:977,482人(2015年9月現在)
県の木:オリーブ
県の花:オリーブ
県の鳥:ホトトギス

 四国の玄関口にして日本最少の県、香川県。 正式名称:うどん県(笑)。
 面積の非常に小さな県で、昔は大阪府よりも僅かに大きく全国46位の総面積だったが、1988年に境界未定地域の再算定が行われ、その結果大阪府よりも小さい事が判明。 現在は、大阪湾の人工島に建設された関西国際空港によって大阪府の総面積が大きくなった(注:人工島と関空は兵庫県と共有し、面積のほとんどは実は兵庫県。 関空の主要施設が大阪府に属するエリアにあるため、関空全体が大阪府内とカン違いされがち)ため、香川県は文句無しの全国最下位の総面積となった。 その総面積は、市町村では全国最大面積を誇る岐阜県の高山市よりも小さい。
 しかし、県の大半が平野で、県の総面積に占める可住面積の割合は、全国でも上位に入るほど広い。(注:飽くまでも“割合”が。 平方kmでは、もちろん全国最下層) また、本州と四国を結ぶ玄関口として栄えた歴史があるため、人口は増加の一途をたどり、1980年代に入ってついに100万人を突破! 1995年には、102万7千人にまで増加し、人口密度は全国でも上位に入るほどだった。
 しかし、近年は少子化などの影響により、人口は減少傾向にあり、2010年頃についに100万人を割り込んで現在に至る。
 一方で、産業は活性化しているらしく、全国的な就職難と言われる昨今にあって、県の有効求人倍率は全国1位(注:2009年度調べ。 2010年度でも全国2位)と、非常に働き易い県である。
 瀬戸内海に面しているため、年間を通して温暖な気候だが、雨が少なく平野が広いため河川も少ない。 そのため、夏には水不足になりがちである。(注:この対策として、県内には実に14,000以上もの人工のため池が設置されている)
 冬も温暖で過ごし易いが、フェーン現象が発生し易いため、夏にはとんでもなく暑くなる事が間々あるそうだ。
 産業についてだが、農業では稲作を始めとして、地元原産の品種、さぬきの夢2000を筆頭にした麦の他、レタスやタマネギ、ブロッコリー、キュウリ、ネギなどの野菜類や、ミカン、イチゴなどのフルーツ類まで、幅広く栽培されている。 中でもオリーブは、会話イベント内でも紹介されている通り、香川県が日本におけるオリーブ栽培発祥地になっている事から特に盛んで、今では県の特産品である。 それどころか、県の木と花がオリーブになっているほど。
 また、畜産業では讃岐牛、讃岐夢豚、讃岐コーチンというブランド食肉が生産され、現在特産品になっている。
 瀬戸内海に面しているため、香川県では漁業も盛んである。 主に、イワシやシラス、タコ、イカナゴの漁が盛んで、ハマチやマダイ、ノリの養殖業も盛んに行われている。 特にハマチの養殖は、香川県が国内初。 現在は、漁業の中でも主力品目になっている。
 工業では、瀬戸内工業地域に属する坂出市の番の州臨海工業団地に造船、石油コンビナートなどの工場が立ち並び、製鉄や食品加工、印刷業などの工場が各地に点在している。
 文化面では、漆器やうちわなどの伝統工芸もあるが、全国的に有名なのはやはり食文化。 それも、香川と言えばの讃岐うどんを抜きには語れないだろう。 元々は、江戸の中期頃、雨の少ない香川県(注:当時の讃岐)でコメよりも栽培し易い麦の栽培が推奨され、その副産物としてうどん屋が増えたのがコトのハジマリ。 しかし、現在のように他に類を見ないほどのうどん消費県になったのは、実は結構最近の事で、1980年代までは、県のうどん消費量は実は1万トン程度しかなかった。(注:それでも結構な量だが) トコロが、1990年代から急激に消費量が伸び、現在の消費量はなんと年間6万トン(!)。 県民一人当たり、年間約230玉もうどんを食べるのだそうな。(注:1日1食としても、7ヵ月半も毎日うどんを食べている事になる。 土日を抜くと、ほぼ1年中)
 そのため、全国に“うどん県”として知れ渡る事になったが、県では2011年から“うどん県”の公式ウェブサイトを開設し、会話イベント内でも紹介されている廃棄うどんのリサイクルなどのPR活動を行っている。 香川県が、本当に“正式名称:うどん県”になる日は近い?(´・ω・`)
 うどん以外では、そうめんやオリーブオイル、和三盆糖などが有名である。
 観光では、世界最大の自動車/鉄道併走型の吊り橋、瀬戸大橋を筆頭に、高松城や丸亀城、讃岐国分寺、観音寺市の銭型砂絵、高松市や丸亀市の古墳群などの名所旧跡。 特別名勝に指定されている栗林公園。 こんぴら、塩江などの温泉地。 映画『二十四の瞳』の舞台ともなった小豆島の映画村。 高松市、坂出市、観音寺などで行われるお祭りやイベント等々、意外と(?)多くの観光スポットが県内各所に点在している。
 また、四国なので忘れてはいけないのは四国八十八箇所巡りである。 香川はお遍路のゴール地点で、札所66番~88番までが県内にある。(注:ただし、66番の巨鼇山雲辺寺だけは、会話イベント内にも説明がある通り、山の入り口だけが香川県内にあり、お寺そのモノは県境を越えてお隣の徳島県にある)
 方言についてだが、四国方言に分類される讃岐弁が広く使われており、地域によって多少の差異はあるが、関西系の方言と他の四国の方言が混ざったような方言で、独特の単語の用法に特徴(例:「おかずを作る→おかずをたく」など)がある。
 また、瀬戸内海の離島では、岡山県に影響を受けた方言や、ドコとも似ていない独特の方言もあるのだそうな。
 そして、香川県の女性についてだが、人の往来が激しかった歴史があるためか、顔つきや体型には特にコレといった特徴はなく平均的。 しかし、オリーブオイルの効果か肌がキレイな人が多いとか。 また、大阪が近いためか、流行には敏感で最新のファッションをいち早く取り入れる傾向が強く、やや見栄っ張りなトコロがあるため、ファッションにはお金をかける人が多いのだそうな。
 県の男性の方がお調子者で自己中心的な傾向があるため、堅実で金銭感覚に優れており、意外と(?)教育熱心なんだとか。
 まあ、かのかに当てはまるトコロも無きにしも非ずである。


 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ


Thanks for youre reading,
See you next week!

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415.魔法少女大戦ZANBATSU - Cut Scene Collection Vol.36:マジカルヴァーチュ

2016年09月04日 | 魔法少女大戦CSC

-"Magika Wars" Cut Scene Collection #36-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 先週はまたもや台風が日本列島上陸。 北海道に続いて東北地方も死者、行方不明者が出るほどの大きな被害になりました。 亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災地の1日も早い復興を願います。
 しかし、今回の台風。 3つも連続で上陸するのはまさに異常事態。 ってゆーか、既に4つ目が九州を直撃している真っ最中。
 以前(注:と言っても、かなり前のハナシだが)、当ブログでも『055.Area of God』(2009年8月)で台風の事を書きましたが、その時にも書いたように、台風は元々、平均で年間26~27個が発生するが、この内日本列島に上陸するのは、平均で僅か1割程度の2.6個でしかない。 それ以外は、日本に接近する前に太平洋上を北上していくか、沖縄をかすめて東南アジア方面に逸れるかするのが普通である。
 が、今年は既に平年の倍近い数の台風が上陸し、しかもその内の2つは、気象観測史上でもほとんど例が無い、日本列島近海の太平洋上で発生している。(注:台風は、上昇気流が自転の影響で回転する事によって発生するが、日本の近海では回転に必要な力が得られ難いため、上昇気流が発生しても台風にまで発達する事がない)
 異常気象過ぎる……。つД`)゚。
 亡くなられた方や遺族の方、あるいは洪水被害に遭われた方には不謹慎かもしれないが、今年の台風はあまりに異常で、予測する事は不可能なので、気象庁や避難勧告の遅れた自治体の役場を責めるのは、ちょっと酷だと思う。
 どんなに統計を取っても、また様々な観測システムを駆使しても、100%の予測が不可能なのが、大自然の驚異という魔物なのである。 3.11がその良い例だ。
 何故なら、“事実は小説よりも奇なり”だからだ。


 ちなみに、筆者の在住地域は、今のトコロ全くの無傷。 それドコロか、台風によって流入した温かい空気のせいで気温が上昇。 連日の酷暑に悩まされております。つД`)゚。
 これまた不謹慎なのは承知の上だが、正直、東北や北海道に降った雨を少し分けてほしいと思う今日この頃。(←とかゆってたら週明け早々に12号が直撃しそう)


<今週の特集>

 今週の特集コーナーは、昨年サービスを終了したPSVゲーム、『魔法少女大戦ZANBATSU』のメインシナリオを含むシーンコレクション、及びこだわり名物音声の全てコレクトする『魔法少女大戦ZANBATSU-Cut Scene Collection』!
 シリーズ第36回目の今回から、四国地方編がスタート! トップバッターは、徳島県の魔法少女、マジカルヴァーチュです。


※注:ムービーの画質、音質があまり良くありません。 しかし、筆者手持ちのビデオキャプチャーでは何をどうやってもこれ以上品質が向上しませんでした。 ご了承下さいませませ。(謝)


Vol.36:マジカルヴァーチュ(徳島県)

魔法少女名:マジカルヴァーチュ
守護地:徳島県
CV:湯浅かえで
本名:白鷺沙羅(しらさぎ さら)
年齢:中学1年生
属性:水
武器タイプ:片手剣
魔法タイプ:直進&爆発+3
性格:元気いっぱいなシッカリ者
バストサイズ:大
御先神:金ちゃん

 阿波国、徳島県を守護する魔法少女、マジカルヴァーチュ。
 魔法少女になった経緯は不明だが、タヌキの姿をした御先神、金ちゃんと共にマガツヒ退治に精を出す。
 郷土愛が強く、徳島の夏の風物詩、阿波踊りは特にスキ。 阿波踊りのために、残りの1年をしぶしぶ生きていると言っても過言では無いほどの愛情を注いでいる。
 中学生という年齢(注:だからなんでこのゲームの中学生キャラは以下同文)らしく、明るく元気な性格だが、金銭感覚はシッカリしており、ムダ使いはしない主義。 ただし、リアルタイムの中学生なので、テンションが上がるとやや中二病的な一面を垣間見せる。
 本名開示イベント有り。 記念撮影イベント無し。 御先神については、名前と容姿以外は詳しく語られず。
 ちなみに、会話イベントがかなり短く、こだわり名物Voiceを入れても19分もない。 広島のメイプルよりも短い。 全キャラクター中最短。




徳島県



地方:四国地方
県庁所在地:徳島市
面積:4,146.93平方km
人口:757,777人(2015年9月現在)
県の木:ヤマモモ
県の花:すだちの花
県の鳥:シラサギ

 四国地方のトップバッターは、四国八十八箇所巡りのスタート地点、徳島県である。
 本来であるなら、香川県の方が緯度的には北にあるハズだが、ゲームではナゼか徳島の方が先。 お遍路さんに準拠しているワケでもない。(注:四国八十八箇所巡りでは、徳島、高知、愛媛、香川の順になる。 ゲームでは、徳島、香川、愛媛、高知の順) ……なんで?(´・ω・`)??
 ま、まあ、とにかく本解説では、ゲームのソート順に従っているので、ご了承頂きたい。
 徳島県は、県北部の徳島平野を除いて県の大半が山地で、険しい山越えを強いられるため、長い間他の四国3県との交流、物流の妨げになっていた。 また、海路は徳島名物の鳴門海峡があり、これまた本州との交流、物流の妨げになっていたが、瀬戸内海を隔てた大阪とは交流が深く、文化や方言に多大な影響を受けている。
 明治時代の廃藩置県後、1960年代まで多くの町村が統廃合を繰り返した歴史があったが、2004年~2006年にかけての、いわゆる平成の大合併によって整理され、現在は8市8群15町1村となっている。 ただ、近年は人口の減少が顕著で、今世紀に入ってからは加速度的に人口減少に拍車がかかり、2006年頃についに80万人を割り込んだ。 現在の県の総人口は、全国45位。 徳島の下には、島根と鳥取があるだけである。
 四国なので、県全域が瀬戸内海式気候、あるいは太平洋気候に覆われており、年間を通して温暖で、夏から秋にかけては雨が多いが、冬は雨が少なく雪も少ない。 日照時間が長いため、年間を通して過ごし易い気候である。(注:ただし、県西部は山間部のため、冬は朝晩の冷え込みが激しく雪も多い)
 産業についてだが、農業では稲作や野菜類の栽培が盛んで、主に関西圏に多く出荷されている。 カリフラワーやトウモロコシ、ネギ、タケノコ、レタス、ニンジン、ダイコン、そしてサツマイモ(注:出荷量全国5位)などが栽培されている。 意外にも、生シイタケの生産量が全国1位だったりする。
 また、温暖な気候を利用したフルーツ類の栽培も盛んで、スダチ、イチゴ、ブドウ、ナシ、ミカン、ユズなどが主に栽培されている。 サトウキビよりも甘さ控えめでデザートにもよく利用されている和三盆なんかも特産品である。
 意外と畜産業も盛んで、ブランド和牛の阿波牛、ブランド豚肉の阿波ポーク、ブランド地鶏の阿波尾鶏(←ダジャレかい!)が、阿波畜産ブランドとして有名。 また、かつては酪農が盛んで、毎日牛乳や森永、明治乳業の工場が県内にあり、全国トップシェアを誇っていたが、森永と明治が徳島から撤退。 現在の生産量は、最盛期の25%程度にまで落ち込んでいる。(注:ただし、県内では牛乳を飲む習慣が根付いており、県の牛乳消費量は現在も全国1位である)
 瀬戸内海と太平洋に面しているため、徳島では漁業も盛んで、タイやハモ、ちりめんじゃこ、タチウオ、アオリイカ、アワビ、ワカメや海苔の生産が盛んで、河川が多いので川魚のアユも特産品なんだそうだ。
 工業はそれほど盛んではないようだが、それでも製紙や繊維、加工食品などの工場が県内各所に点在し、大塚製薬やジャストシステム(注:OA系のPCソフトメーカー。 ワープロソフトの『一太郎』がつとに有名)などの大企業も、県内に本社を置いている。
 文化面では、藍染めの一種である阿波正藍しじら織や、磁器の大谷焼、阿波和紙などの伝統工芸が有名で、阿波市のたらいうどん(注:その名の通り、うどんを大きなタライにあけて数人で突き合う)や鳴門うどん、祖谷そば(注:いやそば。 つなぎを使用せず、そば粉100%で打つため、麺が短いのが特徴)、はんごろし(注:もち米にうるち米を混ぜた米粒が残ったままのお餅で作ったおはぎ。 ちなみに、もち米100%で米粒が残らないのを“みなごろし”と呼ぶ。 どちらもブッソウな呼称なので、ひらがな表記が一般的)、徳島ラーメンなどの食文化も有名だが、徳島と言えば、何を置いても祭り文化! そう、徳島の夏の風物詩、阿波踊りである。 江戸時代初期から実に400年以上(!!)の歴史を持ち、現在は日本三大盆踊りの一つに数えられているこのお祭りは、今でこそ北海道や東京、神奈川でも行われているが、元祖は徳島。 それも、毎年130万人以上(!?)が参加する、日本最大の盆踊り祭りなのである。 軽快なリズムと憶え易い振りは、ヴァーチュでなくとも思わずカラダが踊り出す。
 観光では他に、鳴門海峡や大釜の滝などの景勝地も有名だが、四国と言えばやはり、四国八十八箇所巡り、通称“お遍路さん”だろう。 特に徳島は、札所の1番から23番(注:及び66番)までがあり、お遍路のスタート地点でもあるので、途中で挫折してしまう人もまずは徳島に来る必要があり、全国から多くの巡礼者が県を訪れている。
 方言についてだが、徳島には阿波弁という方言があり、一応四国方言に分類されてはいるが、前記したように他の四国3県とは交流が薄かった歴史があるため、四国方言よりも交流の多かった近畿地方、特に大阪弁の影響が強い。 大阪弁を緩く、柔らかい語感にしたようなイントネーションに特徴がある。
 そして、徳島の女性についてだが、“阿波美人”という言葉があるワリには、お遍路の影響で人の出入りが多かった歴史を有するためか、外見的、体系的な特徴は特に無い。 しかし、牛乳を飲む習慣があるので、ヴァーチュのような巨乳が多そう。 大阪との交流が多かった歴史があるため、流行には敏感で情報収集には余念が無いが、大阪のようにブランドモノやヒカリモノを好む傾向は薄く、しかし地元の伝統である藍染めは、着物だけでなく洋服や小物、アクセサリーなどにも使われ、愛用している人が多い。 なので、性格的には、では控えめかというとそうではなく、気が強くやや自己中心的で、人見知りする性格。 打ち解けるのに時間がかかるが、打ち解ければ世話好きで優しい、世話女房的な人が多いのだとか。
 ……のワリには、ヴァーチュは最初から結構フレンドリーだったような……?(´・ω・`)?


 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ


Thanks for youre reading,
See you next week!

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414.魔法少女大戦ZANBATSU - Cut Scene Collection Vol.35:ナツミ

2016年08月28日 | 魔法少女大戦CSC

-"Magika Wars" Cut Scene Collection #35-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 それにしても暑いッスねぇ~~~。つД`)゚。
 太平洋側、特に関東から東北、北海道にかけての東日本全域では、台風が二つも連続で上陸したおかげで、極めて深刻な豪雨被害があったようですが、あっしの在住地域では豪雨も台風も(文字通り)何処吹く風。 朝から晩までイヤになるほどの快晴続きで、連日エアコンが効かないほどの猛暑でした。
 いい加減、西日本でも雨が降ってほしいと思う今日この頃。
 ……てなコトを考えていたら、この週末から週の半ばにかけて、全国的に大雨になりそうな様子。
 いや、そこまで降らなくてもいいよ。(´・ω・`)
 オンかオフしかないデジタル天気ってどーなのよ!?


 そして、暑い夏をさらにアツくするリオオリンピック! めでたく閉幕しましたが、今回は前回のロンドン以上に見どころ盛りだくさんの大会になりましたね。
 日本勢がとにかく大活躍! 開催期間中、メダル獲得のニュースがなかった日は無いんじゃないかを思えるほど、連日のメダルラッシュに日本中が沸きました。
 実際、今回日本勢が獲得したメダルは、重量挙げや競泳、体操、柔道、レスリングなどの定番競技はもちろん、卓球やバドミントン、はては陸上やカヌースラロームに至るまで、これまで日本勢がメダルを獲得するのが難しかった競技でもメダルを獲得し、金メダルは合計で12個。 メダル合計は41個と、どちらも過去最多となった前回のロンドンオリンピックを上回り、史上最多メダル獲得数を更新しました。
 個人的には、カヌースラロームと陸上の競歩でメダルを獲得したのが驚いたし、嬉しかったですね。 どちらも、オリンピックでは史上初の快挙。 また、陸上の男子4×400mリレーでは、オリンピックでは日本人最高位となる銀メダルを獲得! 金メダルを獲得したジャマイカチームのウサイン・ボルトをして、「10秒を切る選手はいないが、あのバトンパスの精密さは驚異的」と言わしめ、海外メディアもボルトの3冠と同じかそれ以上に大きく取り上げたそうだ。 ウサイン・ボルトの史上初、オリンピック3大会連続3冠達成も歴史に残る偉業だが、日本チームの銀メダルもまた、歴史に残る偉業になったと言えるでしょう。
 これと同様に、“史上初の快挙”が多かったのも、今大会の特徴だと思う。
 例えば、テニスの男子シングルスでは、前回大会でイギリスに実に104年ぶりの金メダルをもたらしたアンディ・マレーが今回も金メダル。 連覇を達成した。 テニスの個人種目では、史上初の連覇達成である。
 陸上競技では、マラソンで男女共にケニヤの選手が金メダル獲得。 ケニア勢が同一大会で男女共に金メダルを獲得したのは初めての事。
 また、同じ陸上のトラック種目では、イギリスのモハメッド・ファラーが男子10000mと5000mで2大会連続2冠達成。 もちろん、史上初の快挙である。
 サッカーでは、男子でブラジルが初めての金メダル獲得。 母国開催という大事な大事な大会で、ブラジルがようやく金メダルを獲得した。
 他にも挙げればキリがないが、やっぱり目玉はボルトの3大会連続3冠達成だろう。
 短距離種目の3連覇というだけでも偉業なのに、3冠である。 カール・ルイスも、ベン・ジョンソンも、マイケル・ジョンソンも、フローレンス・ジョイナーも達成出来なかった事をやってのけたボルトは、まさに生きた伝説となった。 文字通り、今後100年は破られる事のない偉業として語り継がれる事だろう。


 競技とは直接関係ないトコロでは、残念な事も少なくなかった。
 毎回問題になるが、今回もやはりドーピングでメダル剥奪があった。 開幕に先立ち、ロシアが組織的なドーピングを行っていた事実が発覚し、多くのロシア選手が出場停止処分になって、IOCも各国の代表も神経をピリピリさせていたのに、結局ドーピングは無くならなかった。 とても残念である。
 また、選手の素行不良も問題になった。
 ある選手が、選手村の清掃作業を行っていたボランティアの女性に売春を強要しようとしたり、またある選手は、IDカードに細工して、本来は選手が入れない、関係者以外立ち入り禁止の場所に進入して警察の厄介になったりしたそうだ。
 以前、日本人選手が国際大会で他人のカメラを盗んで問題になった事があったが、世界中が注目している場なのだから、どんな些細な事もバレないハズがない。 どこぞのアイドルが素行不良で強制的に“卒業”になるのとはワケが違うのだ。
 もっと、自分が世界中の注目を集めている存在になっている事を自覚してほしいと思う。
 もう一つ、残念だったのが、競技場で流される音楽である。
 マイケル・ジャクソンやU2、スポーツの定番クイーンなど、懐かしい楽曲が多数流され、会場の観客の耳を楽しませたようだが、……正直やめてほしかった。
 音楽を流す事自体は、筆者は決して反対しない。 スポーツと言えどもショーアップ要素が強いのは確かだし、競技と競技の間はかなり退屈なので、その間お客さんを盛り上げる要素として音楽を使うのは、お手軽だが効果的なので良い事だと思う。 が、問題は音楽を流すタイミングである。
 早過ぎる&長過ぎる。
 例を挙げると、馬術競技のドレッサージュ(注:日本語では“馬場馬術”……だったかな?)では、前の選手が試技を終えてから次の選手が試技を開始するまで音楽が流されたが、選手が試技を開始しても音楽が流れたままになる事が多々あった。 観客は、試技のジャマにならないように静まり返っているのに、音楽だけが延々と流れ続けていた。 あれでは、選手も馬も集中出来ないと思う。
 また、ボートやカヌースプリントでは、トップの選手がゴールした瞬間に音楽が流れ始め、次のスタートまで流れ続けた。 ボートやカヌースプリントは、トップのフィニッシュから最後尾の選手がゴールするまでに1分以上かかる事も希ではないため、トップの選手がゴールした瞬間から音楽を流すのは、ゴールしていない、まだ競技中の選手に対して失礼だと思う。
 特に酷かったのが、陸上競技である。 陸上は、元々から複数の種目が同時進行で行われるのが当たり前だが、今回は注目選手が多く、また元々から人気種目なのでトラック種目が注目されたのは確かだが、音楽までトラック種目を中心に構成され、フィールド種目はガン無視。 フィールド種目の選手たちが、自らを奮い立たせるために観客に手拍子を要求するのはよくある事だが、スタジアムを揺るがすほどの大音量の音楽のせいで、観客の手拍子がほとんど聞こえなくなってしまっていた。 フィールド種目の選手たちは、さぞややり難かった事だろう。
 次の東京オリンピックでは、ゼッタイに真似しないでほしいと願う今日この頃。


 もう一つ残念だったのが、NHKと民放連が行ったインターネットのライブストリーミングである。
 民放連のサイト(注:Gorin.JP)では、確かにライブストリーミングが行われ、画質もそこそこ良かったが、飽くまでもTVでのOAが無い種目、試合に限っての事。 民放なので、スポンサーの関係があるのでTV放送を優先するのは分かるが、オリンピック中継はOA時間の関係でTV放送が観れない事も多々あるため、TVを見逃すと試合そのモノが観れない競技、種目が多々あった。 とても残念である。
 また、ライブストリーミングが行われたモノでも、OBS(注:オリンピック・ブロードキャスティング・サービス。 いわゆる“国際映像”を制作している会社で、スペインに本部がある)が独自に制作している英語実況版をそのままミラーストリーミング。 英語が分らない視聴者には、逆に英語音声が煩わしく感じた事だろう。 日本語は無理でも、せめてNHKと同じように実況無しの映像のみにすべきだったと思う。
 また、そのNHKのストリーミングは、TVのOAと同時も含め、かなり多くの種目、試合がストリーミング配信された。 また、ごく一部のみだが、ストリーミング独自の日本語の実況&解説をつけたモノもあった。 おかげで、TVの放送時間枠の関係でOAされなかった陸上の男子棒高跳びの決勝が最後まで観れた。(注:試合開始直後にゲリラ豪雨がスタジアムを襲い、全ての競技が30分以上中断したため、男子棒高跳びは途中までしかOAされなかった。) 前回大会の覇者で、あのセルゲイ・ブブカの持つ世界記録を初めて破った唯一の人類、フランスのラビレニvs地元ブラジル期待の新星、ダ・シルバの一騎打ちはかなり手に汗握るモノがあった。 スゴく面白かった。
 ……が、以前も書いたように、NHKのストリーミングはとにかく画質が悪過ぎる。 2Kは最早当たり前。 家電各社は4Kの普及に躍起になっており、次の東京オリンピックに合わせて8KのTV放送実現に向けて動き始めていると言うのに、ビットレート1Mbpsて……。 いくらなんでも低過ぎ。 YouTubeドコロかニコ動にも劣るのではないかと。(注:分らない方のために比較例を挙げると、筆者がYouTubeにアップしているゲーム実況やビルドムービーは、1280×720pixのビットレート4Mbps)
 その低ビットレートで、ではタイムラグがTV並みならばまだ救いもあるが、ストリーミングのタイムラグはTV‐OAの1分以上遅れ。 泣けるッス。つД`)゚。
 ちなみに、ストリーミング対応のTVであれば、TV並の画質でストリーミングも観れるそうだが、そもそもTVも画質があまり良くなかった。 前回のロンドンオリンピックの時と同等。 競泳やシンクロなど、水面の揺らめきのためにビットレートが食われ易い競技では、かなりブロックノイズが出ていた。 ロンドンオリンピックから4年も経つのに、技術が全く進んでいない。 これでは、4年後の東京オリンピックも8K解像度でのOAは実現が極めて難しいだろう。 残念である。


 いずれにしても、スゴく面白いオリンピックになったのは確かだし、多くの競技、種目がたくさん観れたのは嬉しかった。 懸念されていた予算不足やテロの心配も結果として杞憂に終わり、期待以上の立派な大会になったのではないだろうか? 次の東京オリンピックでも、今回と同等、あるいはそれ以上の活躍と面白さを期待して、4年後を楽しみに待ちたいと思う。


 ちなみに、Gorin.JPとNHKのストリーミングは、現在もリプレイ動画が鑑賞可能ですが、どちらも近々配信終了するハズなので、観たい方はお早めにどうぞ。


<今週の特集>

 今週の特集コーナーは、昨年サービスを終了したPSVゲーム、『魔法少女大戦ZANBATSU』のメインシナリオを含むシーンコレクション、及びこだわり名物音声の全てコレクトする『魔法少女大戦ZANBATSU-Cut Scene Collection』!
 シリーズ第35回目の今回は、山口県の魔法少女、ナツミです。


※注:ムービーの画質、音質があまり良くありません。 しかし、筆者手持ちのビデオキャプチャーでは何をどうやってもこれ以上品質が向上しませんでした。 ご了承下さいませませ。(謝)


Vol.35:ナツミ(山口県)

魔法少女名:ナツミ
守護地:山口県
CV:原田ひとみ
本名:満天夏美(まんてん なつみ)
年齢:中学3年生
属性:火
武器タイプ:両手斧
魔法タイプ:追尾&爆発+3
性格:元気いっぱいな体育会系
バストサイズ:小
御先神:キンチョウ(金魚ちょうちん)

 本州の最西端、山口県を守護する魔法少女、ナツミ。
 学校では陸上部に所属し、足が速い事だけが自慢だったごくフツーのJCだったナツミは、ある時神社でお参りをしていたトコロ、突如目の前に金魚ちょうちんの姿をした御先神、キンチョウ(←なんちゅー名前だ。 日本の夏かよ!?)が現れ、コレに言われるがままに魔法少女になる。
 郷土愛が強く、地元の名所や名物が大スキだが、体育会系のため歴史には弱く、由来や云われはうろ覚え。 ウンチクを披露しても、山田にツッコまれてしまうほど。
 このゲームでは珍しく、チチが慎ましい中学生らしい体型だが、魔法少女のコスチュームは極めて大胆。 全キャラ中、最も露出度が高く、胴体部分はほぼ全裸(!)。 ビキニパンツのみで、ブラも着けていない(!?)。 ツルペタなのでアレ(←どれ!?)だが、特殊な嗜好の一部のユーザーには人気が高そう。(笑)
 本名開示イベント有り。 記念撮影イベント有り。 御先神については、名前と容姿以外は特に語られず。




山口県



地方:中国地方
県庁所在地:山口市
面積:6,112.30平方km
人口:1,397,117人(2015年9月現在)
県の木:アカマツ
県の花:夏みかんの花
県の鳥:ナベツル

 中国地方のラストを飾るのは、明治維新の出発点にして中国地方第2の都市、山口県である。
 中国地方では唯一、日本海と瀬戸内海に挟まれた山口県は、九州と本州を結ぶ玄関口であったため、古くから人の往来が激しく、そのために都市も栄えた。 この関係から、江戸時代末期には勢力を増した山口県の長州藩と、九州の薩摩藩が薩長同盟を結成。 江戸幕府に圧力をかけ、開国、江戸幕府解体、そして明治維新へとつながる日本近代化の出発点となった歴史を有する。
 山口県は、日本海と瀬戸内海に挟まれているが、緯度が高いために県の大半が太平洋気候に覆われており、年間を通して温暖で、冬の寒さも厳しくなく、また夏でも熱帯夜になる事があまりない。(注:地域にもよる) 年間を通して、過ごし易い気候と言える。
 このような過ごし易い気候のためか、県の人口は140万人近くに達し、広島県に次ぐ中国地方第2の都市となっている。 しかし、中国地方の他の県と同様、近年は1985年をピークに人口減少が顕著で、90年代には160万人割れ。 今世紀に入って150万人を割り込み、現在はついに140万人を割り込んだ。 おおよそ、10年間で10万人ほどのペースで減少している事になり、県政にとってはアタマのイタい状況である。
 ちなみに、こうした状況のためか、県では2006年、いわゆる平成の大合併が行われ、複数の市を含む多くの町村自治体が統廃合され、現在は13市4群6町にまで整理されている。 中でも、県庁所在地の山口市は、県中央部を占領するほどの巨大な市になった。
 山口県の産業についてだが、まずは農業。 主に温暖な気候を利用したフルーツの栽培が盛んで、県の特産品である夏みかんを筆頭に、イチゴやブドウ、リンゴ、梨、ミカンなどが栽培され、山口県ではほぼ年間を通してフルーツ狩りが楽しめる。 また、山口県で生まれたはなっこり(注:ブロッコリーと、サイシンという中国野菜を掛け合わせた新種)、岩国の固有種である岩国レンコン、いわゆる万能ネギのルーツされている小ネギ、安岡ネギなども有名である。
 県の日本海側では、下関港を中心に漁業が盛んである。 そう、山口と言えば、やっぱりフグである。 特に、下関港は特三漁港にも指定されており、フグの水揚げ量は文句無しに全国1位! そればかりか、アンコウやエイ、サザエやハマグリなども全国1位。 アナゴやヒラメ、カレイなども、全国トップ10に入る水揚げ量を誇る。 ちなみに、現在全国各地で食べられているフグ料理の調理法は、そのほとんどが下関で考案されて全国に広まったモノ。 すなわち、下関は日本におけるフグ料理の発祥地と言っても良いのである。
 下関以外では、秋穂町のクルマエビの養殖が有名。 同地は、国内のクルマエビ養殖発祥地である。
 あまり知られていないが、山口では畜産業も盛んで、岩国市の高森牛や、萩市の見島牛といったブランド和牛がある。 特に見島牛は、西洋種の血が混じっていない、日本古来から生息している生粋の純国産和牛種で、しかし飼育数が少ないためにあまり市場に出回らず、年間12頭分程度しか出荷されない。 ある意味、松阪牛や近江牛などよりも希少な幻の超高級和牛なのである。
 工業では、瀬戸内海側で隣県の広島などと共に瀬戸内工業地域を形成しており、瀬戸内海沿岸にはコンビナートなどが軒を連ねている。 主に、鉄鋼やセメントなどが生産されており、縫製や加工食品、医薬品などの工場も、県内に多数点在している。
 また、既に過去の遺物となってしまったが、山口県ではかつて、石炭の採掘が行われていた。 現在は既に全ての炭鉱が閉山しているが、現在の重化学工業中心の県の工業は、コレがその背景にある。 工場の稼動を維持するために、枯渇した山口県産の石炭の代わりに海外産の石炭の輸入を日本で初めて行ったのも、山口県である。
 文化面では、萩焼や大内塗などの磁器、漆器類の伝統工芸も有名だが、やはり豊富な食材を生かした食文化の方が有名だろう。 前記したフグ料理を筆頭に、会話イベントにも登場するういろうや瓦そばなどが有名で、宇部ラーメン、バリそば(注:揚げ麺を使った料理だが、いわゆるかた焼きそばや長崎の皿うどんとは異なり、あんではなくスープをかける)やしょっつる鍋などの地元名物や、今や全国区のひれ酒なども有名である。 ……まあ、中にはみかん鍋なんてのもあるが。(注:もはやB級グルメを通り越してZ級グルメである。 ダシにミカンジュースが使われているのではなく、焼きミカンを具として投入すのだそうな。 ……闇鍋と区別がつかないのは筆者だけか?(´・ω・`)?)
 他に、辛子明太子も実は有名。 今でこそ、明太子と言えば福岡だが、辛子明太子に限って言えば、実は山口県が発祥地。 生産量も、かつては下関市が全国1位だった。
 観光では、世界遺産の松下村塾、萩反射炉、萩城下町、大板山たたら製鉄遺跡、恵比須ヶ鼻造船所跡。 国宝の住吉神社や瑠璃光寺、萩市や柳井市にある重要伝統的建造物群保存地区などの名所旧跡。 武蔵と小次郎の決闘で有名な下関沖の巌流島。 日本最大のカルスト台地(注:石灰岩などの岩石が風雨によって浸食された地形の事)、秋吉台とその地下に広がる鍾乳洞、秋芳洞。 隠れキリシタンの厚い信仰を今に伝えるザビエル記念聖堂と乙女峠マリア聖堂。 湯田、川棚、湯本、俵山などの温泉地等々、様々な観光スポットが県内各所に点在し、県内は年間を通して多くの観光客で賑わっている。
 ちなみに、山口には古くからヤクザ文化が根付いており、今でも県内のホテルのTVには任侠映画専門チャンネルがあるのだとか。(注:ホンマかいな?(´・ω・`)?)
 方言についてだが、基本的には関西系の方言に似ているが、標準語と同じ単語でも母音の発音がイやウに変化する(例:「遊ぶ→あすぶ」、「それで→そいで」など)という特徴がある。
 また、地方によって少なからず差異が見られるが、その違いはごくわずかで、県外の者にはほとんど同じに聞こえる。
 ちなみに、山口弁の特徴として「~ちゃ」という語尾がよく取り上げられるが、ある程度使いドコロが限定されており、山口県民はしょっちゅうちゃっちゃ言ってるワケではないのだそうだ。
 でもって、山口県の女性についてだが、フグの特産地という地域性のためか、カルシウムの摂取量が豊富らしく、背が高く骨太な女性が多い。 感情表現豊かで、明るく社交的だが、想いをストレートに打ち明けるロマンチストが多いらしい。 流行には敏感だが、ややミーハーなトコロがあり、ギャルファッションが多いとか。
 断っておくが、ナツミのように特別貧乳が多いというワケではない。


 てなワケで、中国地方編は今回で終了。 次回からは、瀬戸内海を隔てたお隣、四国地方編がスタートです!


 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ


Thanks for youre reading,
See you next week!

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